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2021.7.19 映画の韓国と裏の韓国

韓国はエンターテインメントを得意とする文化的特性があります。

韓流ドラマやK-POPは国策として取り組んでいますが、世界中で人気を呼ぶものを作り出すことは優れた事実です。

2021年4月25日に、アメリカのロサンゼルスで開催された第93回アカデミー賞で、韓国映画『ミナリ』に出演した韓国の大女優ユン・ヨジョン氏が助演女優賞を受賞しました。

ユン・ヨジョン氏は、韓国でとても有名な国民的女優です。

『ミナリ』は、1980年代に韓国からアメリカに移住した家族が、生活の基盤を築くまでに経験する様々な困難や葛藤を描いた作品です。

事実、韓国人の海外移民願望は強烈で、日本人のそれとは比べものになりません。

2015年時点で、アメリカに移住した韓国人は既に246万人に達していました。

「ヘルコリア」という言葉があるように、機会があれば韓国を出たい韓国人が今も昔もたくさんいます。

この映画の主題となっている移民一世は非常に苦労します。

言葉も不自由で、レストランや八百屋を経営して必死に働きます。

しかし、韓国系移民の閉鎖性は特筆すべきものがあります。

韓国人が多く住む地域の韓国レストランに行くと、メニューがハングル文字だけで書いてあるのです。

英語も下手で通じません。

自分達のコミュニティの中で商売をすることしか考えていないのです。

せっかく新しい土地に来たのに、わざわざしがらみに縛られた社会を形成してしまいます。
ここが日本人とは考え方が大きく異なる点です。

そして、集団が大きくなると同胞から地方議員を当選させて、自分たちの利益を追求しようとします。

その中に活動家が潜り込んできて、慰安婦像を建てようとしたりします。

『ミナリ』では、孤独を癒すために家族で教会に出向くシーンがありますが、実際のところ、信者数の減少に苦しむアメリカのキリスト教の教会の多くが韓国系移民の集会場のようになっていて、しばしば反日活動の拠点になってしまっています。

事実、数年前にはジョージア州のアトランタに突然、慰安婦像が建てられました。

美しい閑静な住宅街に忽然と現れた慰安婦像が、異様な光彩を放っています。

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初めは、なぜこんな住宅街に慰安婦像を建てているのか不思議でした。

後から分かったことですが、1992年のロサンゼルス暴動の際に、韓国人が黒人に襲われる事件が発生してから、多くの韓国人がアトランタに移り住み、ロサンゼルスとニューヨークに次ぐ3番目に大きい韓国人コミュニティを形成するまでに至ったのです。

アメリカの娼館やマッサージパーラーの多くが、韓国人経営者なのはよく知られた事実です。

その背景があったから、現地の議会を説き伏せて公園に慰安婦像を建てることができたということです。

また、現地には組織的な慰安婦像の反対活動を行う日本人もいませんでした。

しかし、新天地に足を踏み入れながらも、結局は「恨」と「闘争」を止められないままアメリカに渡った韓国系移民たち。

『ミナリ』の作品のような韓国系移民の世界が表だとすれば、今のアメリカにおける描かれていない暗い現実は、彼らの裏の世界と言えるような気がします。

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