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無料noteまとめ

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#小説

【短編小説】僕は本当にいるのかな

何度乗っても、体重計の針は動かなかった。 「あれおかしいな…」 人間が乗っているのをこっ…

京サリ
4か月前
4

【短編小説】発狂ぱんだ

うきゃ~! パンダは発狂した。 最後の笹を落としたのだ。 もう食糧がない。 絶対絶命のピ…

京サリ
4か月前
3

【短編小説】きつねうどん

「ねえ!これが乗ってるおうどんってきつねうどんっていうんでしょ!!」 小さなきつねは自分…

京サリ
5か月前
7

「しっ」

静かな場所には「しっ」がいる。 と、聞いたことがある。 これは、静かな場所だから「しっ」…

京サリ
10か月前
3

【短編小説】うまくいけば届くはず

ある日頭からアンテナが生えてきた。 貴重な貴重なアンテナが折れないように、大事に大事に育…

京サリ
10か月前
2

【短編小説】ワンコーヒー

「ワン!」 「コーヒーですねかしこまりました」 「ワン!」 「一杯ですねかしこまりました…

京サリ
10か月前
3

【短編小説】迷子のチンアナゴ

顔を出すと周りは一面緑だった。 仲間と一緒にどちらが先に顔を出すか競っていたら、ずいぶん遠くまで来てしまったらしい。 周りに道を尋ねるも誰も返事をしてくれやしない。 チンアナゴは途方に暮れた。 ただなす術なく天を見上げていた。 すると突然、下からモゴモゴと地面が動いた。 仲間だ!チンアナゴは大層喜んだ。 しかしそこにいたのは筍だった。 チンアナゴは戻らないところまで来てしまったのだ。 このまま地面から出てしまう他ないのだった。

noteの毎日投稿を再開します

あけましておめでとうございます。 何か月ぶりの投稿かもわからないほどの投稿です。 今年の…

京サリ
10か月前
1

【短編小説】夕焼けぼっちのレモンサワー

彼女が家を出て行ってから一週間が経った。 特に理由はないと言われたが、それすら言いたくな…

京サリ
1年前
9

【短編小説】苺のパフェ

自分へのご褒美が欲しかった。 祝日が1日もない6月を休まずここまで乗り越えたのだから褒めら…

京サリ
2年前
26

【短編小説】泡沫の希望

目が覚めると、水の中にいた。 体は重く、息は苦しく、けれども身動きが取れないわけでもない…

京サリ
1年前
6

【短編小説】来ない誕生日

明日は誕生日。 ケーキとココアを用意して誕生日を迎える準備をした。 キャンドルに火を灯し…

京サリ
1年前
18

【短編小説】走れたい焼きさん

あっつ!! たい焼きさんは鉄板から飛び出した。 ぱちぱちとした音の中でたい焼きさんは生ま…

京サリ
1年前
5

【短編小説】人類うさぎ化計画

食ってみな!跳ぶぞ! そう言って食ったものは皆跳んでいった。 月まで。 そしてそこでは永久に餅つきという労働を強いられるのであった。 死ぬまで。