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『スラムドッグ$ミリオネア』

映画感想文です。

この映画は2008年のイギリス映画なんですね。
アカデミー賞作品賞など8部門を受賞したとあったので、観てみました。
ストーリーを簡単に言うとスラム街で育った主人公(回答者)が、TVのミリオネア(日本でもありましたよね、みのもんたさんが出題者の、アレです)
で、億万長者になる。というお話。

学校にも通わず ちゃんとした教育を受けてきていないであろう主人公ジャマールが、最終問題を前に それまでの問題を全て正解出来たのを不正だと疑われ、
警察で取り調べをされ(最初 拷問に近いやり方だったのがやり過ぎやろと思った)
それぞれの問題に何故全て正解する事が出来たのかを
クイズで解答する場面と、
警察で 答えにまつわる生い立ちをふり返りながら話していく、という流れで物語は進んでいきます。

※少しネタバレあります

正直言いますと、わたし的には観てるのが辛すぎてあんまりだったかな(好きだという方、ごめんなさい)
インドのスラム街の子供たちの現状が酷いこと、
テレビなどでも 海外で物乞いする子供たちを目にした事があるかと思います、
あまり目にしたくない光景だけど、
それが日常な国もあるという事実。
身体が不自由だとお金を沢山貰える、と、目を失明させられる、それをも受け入れるしかない子供たち
(騙されてそんな仕打ちを受ける子が見ていられなかった。。)
そんな目を背けたくなる過去。
兄との絆、初恋の相手との純愛。
これまでの波乱万丈な人生で得てきた情報で次々とクイズに正解するジャマールが、
正解しても嬉しそうじゃない表情がずっと気になってました。(つらい過去の中にあったんでしょう )
でも、1番最後の問題で、唯一答えが分からない問題に1番の笑顔を見せた時はグッときました。
それでも正解出来たのは『運命だった』

番組途中ののトイレ休憩中、出題者である司会者が、トイレの鏡に答えらしきものを書いていたのは何故だったのか私にはよく分かりませんでした。

お兄ちゃんは残念なことになってしまったけど。
インド映画特有の、ダンスシーンが最後にあって、
何を見せられてるのだろうという気持ちでしたが
最後まで見届けました 笑

感想は以上になります^ ^

それでは、またね^ ^



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