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ネットワーク関連の用語集

こんにちは!サリヒロです!
4月19日からネットワークの用語について調べつつ、ここに記載していきます。なぜネットワークを勉強しているのか?なぜなら僕にとってネットワークは謎に包まれているから。送信ボタンを押したら相手に届く。どうしてそれが可能なの?離れているのにデータを送れるなんて不思議で仕方なかった。小さい頃、素直にそう思っていた。
参考書籍
ネットワークの重要用語解説
https://gihyo.jp/book/2014/978-4-7741-6324-6

ネットワーク

情報の流れる経路のこと。わかりやすく言えばメールを誰かに送った時に
通っていく通路のこと。

LAN

Local Area Networkの略。
事業所とかビル内と言った比較的狭い範囲のネットワーク。
普段家で使用しているネットワークもLANになる。
ファイルの共有やプリンタといった外部機器との共有もできる。
LANの規格にはスター型、バス型、リング型がある。

WAN

Wide Area Networkの略。
距離的に離れているLAN同士が専用線でつながっているネットワーク。
例えば、東京本社と大阪支社とを繋ぐことができる。
人事管理や基幹業務を集中管理するのに向いている。
WANを構築する手法として、以下の3つがある。
・専用線を契約する コストが高い
・公衆回線を用いたダイアルアップ接続 距離と時間で通信量上がる
・インターネットの通信網を利用したVPNで通信を暗号化する

クライアント

サービスを要求するコンピュータのこと。
例えば、AmazonでRailsを検索してRailsに関する本を要求する。
その要求するコンピュータがクライアント。

サーバ

クライアントからの要求に答えるコンピュータのこと。
例えば、クライアントがAmazonでRailsを検索してRailsの本を探してと要求した場合、サーバはRailsに関する本を探してクライアントに返す。

Peer-to-Peer

コンピュータが時にはクライアントになったり、時にはサーバになったりする。音声・ビデオチャットで有名なSkypeもそのひとつなのだ。
コンピュータ同士がメッセージ送ったり、受け取ったりするね。
セキュリティはちょっと心配だけど。流出とかあったからね。

クライアントサーバ型

ネットワークの管理をサーバ上で一括管理するすごい形態。
クライアントがサーバに要求するのにも最初に許可を得なくてはいけない。
怪しいコンピュータがサーバに侵入しないように制限をかけることができる。全てを管理してくれるのだ。大体の企業はサーバ室とかあると思うよ。

ハブ

LANケーブルの集線装置のこと。
その集線装置にはいくつかの端子(ポート)がついていて、
複数のコンピュータに接続でき、コンピュータ同士で情報を送り合うことが可能なのだ。それだけでなく、サーバとつなぐことによって、
ファイルやプリンタの共有まで可能なのだ。
ポートが足りなくなった場合でもハブ同士を連結(カスケード接続)することができる。また、ハブにも規格があるのでLANの規格に沿ったものを選択しなければいけないが、デュアルスピードハブは異なる規格でも接続可能。

ルータ

OSI参照モデル第3層(ネットワーク層)の中継機能を提供する装置で、
異なるネットワークを相互に接続するための機器のこと。
例えるならルータは「郵便局」、クライアントが送ったメールをルータが
受け取って、住所(IPアドレス)があるPCに送り出す。
要は中継地点のようなもの。
距離が離れていた場合でも、ルータからルータへを繰り返して送信先のルータに到達する。

LANケーブル

物理的にコンピュータをネットワークに接続するためのケーブルのこと。
PCとルータとを接続する有線LANなどがある。
LANの構築形態によって使用するケーブルが異なる。
バス型LANの場合は、テレビの接続に使用するような同軸ケーブルを用いる。
スター型LANの場合は、モジュラーケーブルに似たツイストペアケーブルを用いる。
リング型LANの場合もツイストペアケーブルを用いる。

NIC

Network Interface Cardの略で「ニック」と呼ばれる。
コンピュータとLANケーブルを接続するための部品で、すでに
コンピュータの中(チップセット)に内蔵されている。これがあることにより、コンピュータから送られたデータは電気信号に変換されて相手に渡る。
これがないとLANケーブルを挿すことができず、インターネットができない。この部品はPCIバス用、PCカード用、USB用がある。

DHCP

Dynamic Host Configuration Protocolの略
ネットワーク上にあるDHCPサーバにアクセスして「IPアドレスを借りたい」と申すことによってIPアドレスを借りることができ、それを用いてネットワークに接続できる。
もちろん重複したIPアドレスを割り当てることはできないので、DHCPサーバーがそれを管理してくれる。

DNS

Domain Name Systemの略。
IPアドレスとコンピュータ名との対応付けを管理するサービスのこと。
クライアントはコンピュータ名を選択し、内部でそのコンピュータ名をIPアドレスに変換してくれて目的地までアクセスすることができる。

NTP

Network Time Protocolの略。
サービスが稼働しているコンピュータの時刻に全コンピュータの時刻を同期することができる。ネットワーク上のNTPサーバーから基準となる時刻情報を受け取り、その情報をもとに内部時計を修正します。このNTPサーバーは
階層構造となっていて、最も正確な時刻情報を持つ最上位のNTPサーバーを
「Stratum1」という。その下層には「Strarum2」というNTPサーバーがある。下層へいくほど精度は低くなる。

ゲートウェイサービス

外部ネットワークへの出入り口のこと。要は社内とインターネットの境界。

WWW

World Wide Webの略。
インターネットで文書や画像、音声などを公開したり、閲覧できる仕組みのこと。文書はHTMLという文書で作成されていて、その文書がハイパーリンクとなって他の文書と結びついている。
その無数に文書同士が結びついたものがWWWとなる。ウェブともいう。

VPN

Virtual Private Networkの略。
インターネット上に仮想的な専用線空間を作り出すことで、拠点間を安全に接続するための技術。とはいっても本当に仮想的な空間を作るわけではなく、実際は通信を暗号化してユニークな通り道を作ること。
だからセキュリティ対策にもなる。カフェに行くと無料Wifiがあるけど
あれはセキュリティはほぼないため、VPNを使用することが推薦されている。VBNを利用するにはVPN装置かその機能が組み込まれたルータやファイアウォールを設置する必要がある。仕組みとしてはデータを暗号化してからインターネットに流して受信側で解除してから受け取る。
VPNの標準プロトコルとしてIPsec(Internet Protocol Security)という規格がある。

PPTP

PPTP(Point to Point Tunneling Protocol)という接続方法で、LANの外からインターネット回線を用いて仮想的なダイアルアップ接続を行うことができる。

OSI参照モデル

インターネットが普及する前は機種によって通信を行うルールが異なっていた。異なる機種同士でも簡単に通信できることが望ましいよね。
そこで通信の機能に関するルールを共通化すればたとえ機種が違くてもお互い通信できる!ということでISOによって考えられたのが、このモデルなのだ。そのルールは『ネットワークの基本構造』として7つの階層に分かれている。
このモデルの説明は以下が一番わかりやすいです。
https://www.youtube.com/watch?v=5QHXbxZIUDg

第1層 物理層

物理的なもの=ケーブルの形状や長さ、電気信号に関するルール

第2層 データリンク層

直結された相手との通信に関するルールが定められている。
具体的には、通信機器(スイッチ、ブリッジ)との通信が正確に行われているか。送信中にデータが壊れていないか、など・・・
もしデータが壊れていれば再送の要求をする。

第3層 ネットワーク層

相手までデータを届けるための経路選択やネットワーク上で個々のコンピュータを識別するためのアドレス管理をする。

第4層 トランスポート層

データの整列や誤り訂正などを行い、送受信されたデータの信頼性を確保する。

第5層 セッション層

通信の開始や終了、通信方法に関するルールが定められている。

第6層 プレゼンテーション層

データの文字コードや画像のフォーマットに関するルールが定められている。

第7層 アプリケーション層

アプリケーションに関するルールが定められている。

ネットワークプロトコル

コンピュータ同士がネットワークを通してやり取りする約束事
どういう方法? ⇨ 有線LANか無線LANか
どういう経路? ⇨ AルータからBルータとか
どういうデータ形式? ⇨ SJIS形式とか

TCP/IP

第3層ネットワーク層のIP・第4層トランスポート層のTCPという2つのプロトコルを総称してTCP/IPと呼ばれている。

・IPの役割
 ネットワーク上における各機器のアドレスの割り当て
 アドレスを元にパケットを伝送する
 ※パケットはデータを小分けしたもの。一気に送ると重いから。

・TCPの役割
 パケットが正確に届いているかを確認し、保証する
 不正確なパケットであれば再送してって要求する

ただ、TCPは受信の確認、再送要求とかをするので忙しいため、処理が重い。なので、信頼性よりも処理の軽さやスピードを重視するUDPというプロトコルも用意されている。

IP

Internet Protocolの略。
OSI参照モデルの第3層に位置付けられているネットワークプロトコルで、
役割としては「ネットワーク上の機器に対するアドレス割り当てやそのアドレスを元に小さく分けられたデータ(パケット)を送信する。
送信する際には「IPヘッダ」という送信元と送信先のIPアドレスを荷札のようにつけて送り出し、ルータまでたどり着いたらルータがどの経路が一番速いかなというのを考えてくれる。

TCP

Transmission Control Protocolの略。
OSI参照モデルの第4層に位置付けられているネットワークプロトコル。
このプロトコルは信頼性が高い確実なデータ通信を保証する。要はデータに欠損がなく確実に送信先に送信されることが保証されるということ。
第5層から受け取ったデータをここで小さく切り分ける。この小さく切り分けたものがパケットというもの。小さく切り分けたパケットにはシーケンス番号という連番を振って、そのパケットを第3層に渡し、IPの役割であるアドレスの付与をしてパケットを送信する。そして受信側で番号をチェックし、通知OKであれば送信先にACKパケット(受信したパケットの番号)を送信して「1番届いたよ!」と返事してあげる。

UDP

User Datagram Protocolの略。
TCPの場合、第4層トランスポート層で「データ通信の正確さを保証する」が、UDPの場合は「データの正確さは一切気にしない」。
つまり、とにかくデータを小さく切り分けて高速で第3層ネットワーク層へと送りまくる。なのでデータが欠損していたとしても知らんぷり。
ではそれはどんなことに使えるかというと以下の2つになる。
・小パケットをやりとりだけで済むアプリケーション(DNS、DHCP)
・動画、音声通話、ビデオチャット
要は、時間連続性を重要視したい際に利用されるプロトコルだね。

パケット

データを相手に送信する際にそのデータを小分けにしたもののこと。
もし小分けにしないで送った場合、回線を占有してしまい、他の人が
別の人にデータを送れなくなってしまう。みんなで回線を共有するために
小分けにして送っている。1秒間に送れるサイズは規格毎に決まってるよ。
パケットに付加される情報は以下の通り。
・ネットワークプロトコル
・送信元、送信先のアドレス

ノード

ネットワークに接続されている機器とかケーブルを挿している接続部分をいうが、もはやネットワーク上に存在する全ての機器を「ノード」と呼んで良い。ハブとかルータとかも。
「ノード間でパケットを送受信する」という感じで使われる。

IPアドレス

各コンピュータを識別するために割り振られた番号で、32ビットを4つに分割し、それらを10進数に変換したもの。言ってしまえばそのパソコンの住所と言える。
IPアドレスの内容は以下に分けられる。

ネットアドレス部 ⇨ ネットワークの場所
ホストアドレス部 ⇨ そのネットワークの中のパソコンの個別番号

何回も言うけど送信されるパケットには必ず宛名と送信元が付与されるよ。

サブネットマスク

ネットワークが大規模になると範囲が広くなる。範囲が広くなるとデータを転送した際、そのパソコンを特定するのに時間がかかるため非常に非効率だ。そこで大規模ネットワークを小さく分割してあげれば特定がしやすくなる。IPアドレスはネットワークアドレス部とホストアドレス部に分かれている。サブネットマスクはそのホストアドレス部の数ビットをネットワークアドレス部と再定義することができるのだ。

ポート番号

データを送信したらデータに付与された宛先IPアドレスを元に届けるわけだけど、ではコンピュータの上のどこに届けるのか?要はデータをメールサーバに届けるのか?WWWサーバーに届けるのか?わからないのだ。
そこでポート番号と言う0〜65535までの数値を用いて入り口を設けることによりこのデータは何番です!あのデータは何番です!と効率的にデータを届けられる。もちろん送るデータにもポート番号は付与される。
よく使用されるポート番号はウェルノウンポートと呼ばれる。

ドメイン

IPアドレスと対になるコンピュータやネットワークの住所のこと。
IPアドレスは人間にとっては非常に覚えにくいのでそれをわかりやすくしたものがドメイン名と呼ばれる。
例えば45.235.31.241(適当)を指定するとあるページにいくと言われても
ぱっと見ではわかりにくいし覚えにくい。そこでそのIPアドレスの代わりに
www.gihyo.co.jpとすることでわかりやすくなるし、間違えない。
jp -> 日本 co -> 企業 gihyo -> 組織名 www -> コンピュータ

IPv6

現在の32bitで表現するIPv4では数が足りないためもっと増やそうということで128bitで表現できるようにした。コンピュータだけでなく各種家電製品にもIPアドレスを付加してコントロールできるようにもできる。
確かに人口も増えてITも発展するのに32bitじゃ少ないな。

ネットワークトポロジー

コンピュータをネットワーク化する場合の接続形態
例で言えばスター型、バス型、リング型があるそれぞれを見てみよう。

スター型LAN

ハブという集線装置に全てのコンピュータを接続する形態
ハブが通信を中継してくれるので1台PCが壊れても問題ないが、ハブが壊れると通信はできなくなる。それから、ハブ同士を連結することで階層構造を作ることができ、階層化して管理できる。

バス型LAN

1本のケーブルに全てのコンピュータを接続する形態で、
そのケーブルの両端にはターミネータと呼ばれる終端装置がついている。
ターミネータとは電車の終点でも Tokyo terminalとかいうよね。
そのターミネータとは何かというとPCから送られた信号が端っこで反射
して雑音が発生しないようにする役割をもっている。
反射して他の信号と混在したら大変でしょ?
もう1つ、PCから送られるパケットは全てのコンピュータに届けられるよ
ただし宛先以外のコンピュータはそのパケットを破棄する。
コンピュータの台数が増えると通信量増加により非効率になる。
参照ワード:コリジョン

リング型LAN

リング状に各コンピュータを接続する形態でケーブルの総延長距離が他のと比べて長い。パケットをバケツリレーのように渡し、コンピュータは自分宛のものであるかを確認する。自分宛であれば取得し、違うのであれば次へ渡す。なので、1台コンピュータが故障しているとそこで通信が止まってしまう。

Ethernet

Xerox社のRobert Metcalfe氏らによって発明されたネットワーク規格。
一般的にスター型LANの1000BASE-Tという規格が主流となっている。
この規格はGigabit Ethernet(GbE)、要は1Gbps(1秒間に1Gのデータを送信できる)なのだ。
Ethernetには以下の2つの通信制御がある。
・キャリア・センス
 ネットワーク上の通信状況を見て他に誰かがデータを送っていない場合 
 に限ってデータを送信する。
・コリジョン・ディテクション
 同時送信して衝突した場合、その衝突を検知してお互いランダムな時間デ
 ータ送信するのを待機する。例えば一方は3秒後に送る、もう一方は5秒後
 に送る。
このような通信制御方式をCSMA/CD(Career Sence Multiple Access / Collision Detection)でMultiple Accessは複数のコンピュータでケーブルを共有できる。

Token Ring

IBM社によって提唱されたネットワーク規格。
通信速度は4Mbpsと16Mbpsの2種類になる。
この規格はリング型LANで利用でき、トークンパッシング形式と呼ばれる形式を使用する。
このトークンパッシング形式とはネットワーク上に送信できる権利を示すトークン(要は郵便物を送るための宛先ラベル)を使用して相手にデータを送る。
具体的に話そう。
ネットワークに送受信がなければトークンだけがグルグル回っている。
コンピュータが受け取っても今はいらないから次のコンピュータに渡している、要はバケツリレーのようなもの。
そこであるコンピュータが「ちょいとこれあいつに送りたいんだよな!」と思い、トークンが回ってくるのを待つ。
トークンがきたらそれに宛先を書いて送信データに付加して送り出す。
宛先コンピュータが「あ!自分のだ」と思ったらデータを受け取って
トークンは隣のコンピュータに渡す。
といった感じだね。

無線LAN

電波などを使って無線で通信を行うLANのこと。
無線LANを利用するためにはコンピュータに無線LANカードというものを設置しなくてはいけない。
無線LANの通信には2種類ある。
・アドホックモード
 無線LANカード同士で通信を行う。
・インフラストラクチャモード
 「アクセスポイント」と呼ばれる基地局を設置してその基地局を介して
 通信を行う。
IEEEE 802.11n(実効速度100Mbps)が現在主流となっている。
次世代規格として、IEEE 802.11ac(1Gbps)が登場している。
IEEEなんとかはEthernetの規格だ。

PLC

Power Line Communicationsの略。
送電用の電気配線を使って通信を行う技術のこと。
PLCアダプターというコンセントに挿す機器がある。
2つ以上のコンセントにPLCアダプターを設置すると設置したPLCアダプタ間の電気配線を用いてネットワーク通信を行うことができる。コンセントを
挿す方の反対側にはLANケーブル接続用のポートがあるのでこれとコンピュータをつなげばネットワーク通信できる。

PLCの仕組みは交流の電気とデータ通信の信号の融合となる。
交流とは電圧が変化している状態で波のようにゆらゆら(周波数が低い)
してて、変圧が容易である。
データ信号はぎざぎざしている。要は周波数が高い。
データを送信する際にはこのゆらゆらとぎざぎざをミックスした状態で行われる。
一方受けとる際にはぎざぎざの部分のみを取り出す。
⇒ちょっと説明がわかりにくいね

Bluetooth

イヤホンやスマホといった携帯情報機器向けの無線通信技術で、
Bluetooth SIGという団体によって推進されている。
2.4GHzという帯域を利用してケーブルなしで接続できる。
1台の機器がマスター(親機)となって7台までのスレーブ(子機)と接続できる。通信速度はBluetooth 3.x+HSで24Mbpsである。

グローバルIPアドレス

世界中で必ず一意な番号が保証されているIPアドレスのことをいう。
このアドレスの割り当てはJPNIC(Japan Network Infomation Center)が担っている。インターネット上ではこのアドレスを用いて通信を行う。
IANA(Internet Assigned Numbers Authority)を頂点とする階層構造で
各国への割り振りが管理されている。

プライベートIPアドレス

限られた範囲内で使用するプライベートなIPアドレス。
通常のIPアドレスはコンピュータの住所になるが、
プライベートIPアドレスはその空間内のアドレス、要はコンピュータ一台ではなくどこどこの部屋という空間のこと。なので、グローバルな外の空間とは通信ができない。
外と通信したい場合は、NATやIPマスカレードによってプライベートIPアドレスからグローバルIPアドレスに変換する必要がある。
このアドレスは規模によって3つのクラスに分けられる。
・クラスA
 10.0.0~10.255.255.255 サブネ:255.0.0.0
・クラスB
 172.16.0.0~172.31.255.255 サブネ:255.255.0.0
・クラスC
 192.168.0.0~192.168.255.255 サブネ:255.255.255.0

ワークグループネットワーク

サーバによってネットワーク上のコンピュータを管理するのではなく各クライアントコンピュータ同士がお互いを管理する分散管理型ネットワークの
こと。例えば営業部のコンピュータだけでワークグループを作成し、その中でネットワークを構築して資源を共有し合う。
各クライアントコンピュータが自由にファイルやプリンタの共有を設定できるけど、アクセス制限といったセキュリティ面では劣ってしまう。

ドメインネットワーク

Windows Serverによえいネットワーク上のコンピュータをドメイン
(NTドメインともいう)という単位で集中管理するネットワークのこと。
ドメインに参加するユーザはサーバによって管理されている。
ドメインに参加するにはドメインコントローラの認証が必要である。
もしドメインコントローラが故障してしまうとネットワークに障害が発生してしまうので、プライマリドメインコントローラバックアップドメインコントローラを用意することができる。なのでプライマリドメインコントローラが壊れてもバックアップがあるから大丈夫となる。

専用線

通信業者により提供されるサービスで、月々定額の料金を支払って2点間を接続することができる。回線方式にはアナログとデジタルがある。アナログでは内線通話、デジタルではネットワーク通信網を構築できる。
通話時間に関係なく貸し切りで利用できるが、月にかかる固定料金は
物理的な距離と通信速度によって高額になる。

ISDN

Integrated Services Digital Networkの略で、統合デジタル通信網と訳される。
電話やFAX、データ通信を統合して扱うことのできるデジタル通信網のこと。この回線の中身は3本のチャネルで構成されている。
1本目は制御用として用いられる通信速度16kbpsのDチャネルで、
2、3本目は通信用として用いられる通信速度64kbpsのBチャネル
となるので、1本は電話用にもう1本はインターネットに使用することができるし、バルク転送といって2本を束ねて128kbps(64kbps*2本)の速度としても利用できる。

xDSL

x Digital Subscriber Lineの略。
アナログ電話用として敷設されてる既存の銅線を用いて数Mbpsという高速なデジタル通信を行うための技術。
一般のアナログ回線の周波数帯域は4kHzまでとされている。そこでそのアナログ回線で高周波数帯域を利用することでデータ通信を行うことができる。なぜならアナログ電話は銅線の中の数%しか使ってないのだ。
しかしアナログ回線なので遠距離ほど高周波の信号の精度は落ちる。
また、スプリッタを用いてアナログ信号は電話の方に、デジタル信号はパソコンの方に分けられる。要は周波数帯域別に分けてくれる。

ADSL

Asymmetric Digital Subscriber Lineの略
アナログ電話用として敷設されている既存の銅線を用いて数Mbpsという高速なデジタル通信を行うための技術の1つでxDSLの一種。
Asymmetric=非対称という意味で要は上りと下りで通信速度が違うのだ。
上りとは加入者宅 ▷ 電話局 とか データのアップロード
下りとは電話局  ▷ 加入者宅 とか データのダウンロード
では上りと下りとではどちらが速いか?
答えは下り。なぜならデータをダウンロードすることが多いから。
ではそのくらい違うのか?
上り ▷ 30〜120kHz
下り ▷ 140〜1100kHz
通信はスプリッタによって分けられているのでアナログ信号は電話の方に、デジタル信号はADSLモデムを介して通信する。

FTTH

電話局と加入者宅間に敷設されている銅線をより高速な通信が可能となる
光ファイバーに置き換えて全家庭に高速な通信環境を構築する計画のこと。
光ファイバは光でデータを伝送するケーブルで外からの不要な信号に強いため、外部からの影響を受けない。
なので、通信の品質が高いのだ。通信速度は10Mbps〜2Gbpsと非常に高速で音楽とか動画の配信も楽々可能となった。

WiMAX

Worldwide Interoperability for Microwave Accessの略。
最長で50kmの伝送距離、75Mbpsの伝送速度を持つ、高速な無線通信規格のこと。
通常僕らが利用している無線LANは狭い範囲内で利用されるが、WiMAXは過疎地域で利用される。なぜなら基地局から過疎地域まで距離があるので回線を敷設することが難しいのだ。アメリカとか広すぎて回線敷設するなんて無理。。
それから、携帯電話やPHSのような端末でもモバイルWiMAXという規格で高速なデータ通信を実現できる。

ブロードバンド

ブロードは広い、バンドは帯域、要は広帯域という意味。
例えるなら車線数が多いかつ渋滞がない高速道路のこと。
ADSLやFTTH、CATVがそれにあたり、反語としてナローバンドがある。
ナローは狭い、要は狭帯域という意味でISDNやアナログモデムがある。
ブロードバンドは定額料金による常時接続サービスという特徴がある。

IP電話

電話網の一部をインターネット経由に置き換えた電話サービスのこと。
VoIPというサービスが有名どころでVoice over IPの略。
電話機に「こんにちは」と話すとその音声データが、ルータを介してパケットに変換されてインターネット上を渡っていく。そして相手のルータまで言ったらパケットを音声に変換して相手は「こんにちは」という音声を受け取ることができる。

ホットスポット

無線LANのアクセスポイントを設けて無線通信を提供している場所のこと。
その場所はホテル、飲食店、空港など。
会員制を採っているものが多く、別の場所で同じ会員ページだったとしても利用できない。それをなくすためにローミングサービスというサービスも登場している。ホットスポットはNTTコミュニケーションズ社が商標登録を取っている。

リピータ

OSI参照モデル第1層(物理層)の中継機能を提供する装置のこと。
データは電気信号に変換され、LANケーブルを介して相手に届くが、宛先への距離が長くなるほど、その電気信号は減衰してしまい、意味のわからないデータとなってしまう。要は、距離が問題なのだ。そこで、減衰しそうな電気信号を増幅させることによって元の状態に戻り、相手に届けられる。
その役割を果たすのが、リピータなのだ。しかし、問題点もあって、
この装置の特徴は電気信号の波形を増幅させるものだが、中継する必要のないパケットも流れてしまい、宛先でないPCにまで流れてしまう。
この装置は4つまで同一経路上に設置することができる。
ちなみにリピータを複数束ねてマルチ化したものをハブと呼ぶ。

セグメント

ネットワーク上でPCから送出されたパケットが無条件に到達できる範囲のこと。

ブリッジ

OSI参照モデル第2層(データリンク層)の中継機能を提供する装置で、
異なるセグメント間でデータを橋渡しすることができる。
この機器は受信したパケットを検査して送信元と送信先のMACアドレスを記憶し、アドレステーブルを作成する。以降は中継するセグメントのどちら側に送信先のアドレスがあるかアドレステーブルから判断する。もし送信元のセグメントに送信先のアドレスがあれば中継する必要がないし、そうでなければ中継をしてデータを渡す。なので、無駄なパケットが他のPCに流れてくることはないので効率性が高まるのだ。
ブリッジを複数束ねてマルチ化したものをスイッチングハブという。

スイッチングハブ

スイッチング機能を持つハブでハブと同じように複数のLANケーブルを接続することができる装置である。
通常のハブは宛先に送ったら宛先ではないところにもパケットが渡ってしまうが、スイッチング機能の場合は、通信が発生したポート間のみでデータのやりとりを行い、関係のないところにはパケットが渡らないようにするのだ。なので他のPCは余計なパケットを受け取ることなく別のPCとやりとりすることができるのだ。また、スイッチングハブはブリッジを複数束ねたものなのだ。(ブリッジの説明も参照。。)

モデム

アナログ回線を用いてコンピュータのデジタル信号を伝送可能にするための変調復調装置である。
デジタル(0,1)からアナログ(音声)へ変換するのを変調といい、
アナログ(音声)からデジタル(0,1)への変換を復調という。
変調(MOdulatio)、復調(DE-Modulation)
56kbpsの速度で通信を行える。モデルにはADSLによる通信を行うためのADSLモデム、ケーブルTV網を利用して通信を行うケーブルモデムなどがある

bps

bits per secondの略で、1秒間に転送できるビットの数を表す単位。
要は転送速度の単位のこと。
ビットとはコンピュータ内のデータを表す最小単位で、1か0で表す。
この1と0でスイッチのONとOFFを切り替える。
コンピュータのデータ量を表す単位としてバイトがあり、8ビットが1バイトとなる。
データを転送するのにかかる時間を計算することもできる。
例えば、アナログモデムでCD-ROM(650MB)のデータを56kbpsの速度で転送しようとすると、(650MB*1000*8)/56 =92857秒/60 = 1548分となる。
高速な100BASE-TXでは(650MB*8)/100= 52秒となる。
また、8ビットが1バイトなので組み合わせが2^8=256通りある。
この256通りの組み合わせにより文字を表現できる。

ゲートウェイ

LANと外のネットワークなど2つのネットワークを接続して相互に通信するために必要となる機器のこと。
電子メールを送信する際、スマホでのメールとかgmailとかoutlookのメールとかメールソフトにもいろいろな規格がある。例えば、スマホからgmailに送った場合は、ゲートウェイでスマホのメール規格をgmailのメール規格に変換して相手に渡す。そのゲートウェイはメールゲートウェイと呼ばれる。
単なるゲートウェイの場合はルータを指し、LANとインターネットとを接続する。

コリジョン

ネットワーク上のコンピュータが、同時にパケットを送出したために生じる衝突を指す。EthernetのCSMA/CD方式のネットワークではデータを送出する前に、現在通信が行われていないかを確認する。しかし確認から送出まで若干のタイムラグああるので同時に確認作業を終えて、同時に送出することがある。そうなるとコリジョンが発生してしまい、ネットワークの効率低下に繋がる。
衝突したパケットは破損してしまい、正常な通信を行えなくなってしまう。
衝突検知した場合は、ジャミング信号を送って送信を停止し、各コンピュータがランダムな時間待機して送出を開始する。

MACアドレス

Media Access Control Addressの略で、NICごとに割り当てられた固有の番号。Ethernetでは個々のNICに対して48bitの番号が振られている。
先頭24bitは製造番号、残り24bitは自社製品の固有番号になる。
データリンク層で動作するネットワーク機器はMACアドレスを元にコンピュータを識別してパケットの中継を行う。

UPnP

Universal Plug and Playの略で、プラグアンドプレイとは挿せば使えるという意味。周辺機器とコンピュータを接続した際に、セットアップや設定を行わなくても自動的に使えるようになること。このプラグアンドプレイの考え方をネットワークまで広げたものがUPnPである。
それぞれの機器を接続すると、自分自身の持つ機器の情報をネットワーク上の機器に通知し、自動的に設定をしてくれる。

NAS

Network Attached Storageの略で、ネットワークに直接接続して使用する外部記憶装置である。要はファイルサーバーを設置してネットワーク経由でデータの共有や更新を行うことができる。ただ、NASはただのファイルサーバーではなく、ネットワーク接続するために必要な通信機能やファイルシステムの管理機能が最初から入っているのネットワークにつなげるだけで使用することができる。RAID(データ欠損やシステムダウンを防止)もサポートされている。

DLNA

Digital Living Network Allianceの略で家庭内のLANにおいて異なるメーカーの家電やAV機器、パソコンなどの機器を相互に接続し、連動させるためのガイドラインを定める業界団体である。この団体の目的は例えば「レコーダーで録画した番組をパソコンで見たり」、「パソコンに保存されている音楽をスマホで聞いたり」とネットワーク経由で機器を相互に活用できることとしている。
この団体は機器が相互に接続するために新たな規格を作成したのではなく、
「異なる機器間でどのように通信を行うか」というルールをガイドライン化した。

QoS

Quality of Serviceの略で、ネットワーク上のサービスにおいて通信の品質を確保するために用いる技術である。通信の品質といえば例えば、ビデオチャットではリアルタイム性が重視されるため、通信が悪いと途切れ途切れになる。こういったサービスについてQosの技術により品質を保証する。
その技術はルータに備わっていて、「優先制御」と「帯域制御」の2つに分けられる。
前者は使用するサービスに応じて優先すべきパケットを先に通し、他のは後に回す。
後者はパケットの種類に応じて帯域の確保や制限を行う
帯域(周波数の範囲)が広ければ広いほど多くのデータを送れるし、通信速度が速くなる。

DNS

Domain Name Systemの略でホスト名(コンピュータの名前)から対応するIPアドレスを検索して取得するサービスのことをいう。
普段使用しているコンピュータにはIPアドレスが一意に振られているが、
人間によっては覚えづらいので、わかりやすい名前を使っている。
そのわかりやすい名前を用いてその名前とIPアドレスを紐付けて管理しているDNSサーバーに問い合わせをして、IPアドレスを取得し、通信を行うことができているのだ。電話帳を開いて相手の電話番号を探すことに似ている。

NetBIOS

Network Basic Input/Output Systemの略で、「ネットワーク基本入出力システム」という意味になる。そもそもBIOSとはパソコンの電源をONにしたときにハードウェアの制御を行うプログラムのこと。つまりハードウェアを動かすのがBIOSということ。ではこれをNetBIOSに置き換えてみよう。
インターネットにつなぐとき、プリンタを共有する、これはすべてネットワークサービスになる。そのネットワークサービスを利用するために最初に動き出すプログラムがNetBIOSになる。
NetBIOSではコンピュータを識別するためにNetBIOS名という16バイトの名前を用いる。そのため、重複した名前は使えない。

NetBEUI

NetBIOS Extended User Interfaceの略で、NetBIOSを拡張したネットワークプロトコルで、IPアドレスを使わず、NetBIOS名を用いて通信することができる。もちろんルータも使えないので外部ネットワークにつなげることはできないが、その分、セキュリティは強い。通信手法としてはブロードキャストという、ネットワーク上にいるコンピュータ全てに「〇〇さんいる~」という感じで相手を探して、反応があれば通信を開始する。しかし、これは小規模ネットワークに向いている。大規模ネットワークでは台数が多く、リクエストも多いのでネットワークの効率が悪くなってしまう。

WINS

WIndows Internet Name Serviceの略で、MIcrosoftネットワークにおいてNetBIOS名とIPアドレスとを関連付けるためのサービス。NetBEUIというネットワークプロトコルを用いている場合、IPアドレスを持っていないので、ルータを介して外部ネットワークにつなげることができない。そこで、WINSというサービスはNetBIOS名とIPアドレスとを自動的に登録し、関連付けてくれる。そしてそのコンピュータは外部ネットワークに接続する際にWINSサーバーがNetBIOS名に対応したIPアドレスを返し、めでたく外部ネットワークに接続できる。

PPP

Point to Point Protocol
ポイントからポイントへと1対1で接続を確立してネットワーク化するためのプロトコルである。接続を確立する際はユーザー認証を行い、問題がなければ使用するプロトコルやエラー訂正の方法の取り決めをして確定すれば、
通信するための準備が整うので、TCP\IPを用いてアクセスすることができる。
実際、電話回線を使ってネットワークに接続するときや、外部からのリモートアクセスやISPへのダイアルアップ接続などに使われる。

PPPoE

Point to Point Protocol Over Ethernetの略で、電話回線を用いたポイントからポイントへと1対1で接続を確立して通信するプロトコルであるPPPをEthernet上で実現するためのプロトコル。ADSLや家庭内のルータにもPPPoEが実装されている。そもそもPPPは2点間を接続する際にユーザー認証を行っていた。これはISPがユーザーを確認する上で非常に役に立つものだった。しかしEthernetではそのような機能はないため、PPPとEthernetを融合したPPPoEが誕生した。

PPTP

インターネット上で仮想的なダイアルアップ接続を行い、2点間で暗号化通信を行うためのネットワークプロトコルでVPNの構築に使用される。PPPを拡張してTCP/IPネットワーク上を仮想的にダイアルアップ接続するもの
具体的な流れは、PPTPにより2点間の接続が確立したら、パケットを暗号化した上でIPパケットに包み込む。そうするとデータ通信の安全が保証されるので、そのパケットをTCP/IPネットワーク上へ流す。この処理の流れをトンネリング処理という。このような機能はルータの中に実装されている製品も出てきている。

ファイアウォール

外部ネットワークと内部ネットワークの間に配置するシステムで外部からの不正な侵入を防ぐ役割を持つ。要は通信を遮断できるということ。
でも、完全遮断してしまったら通信できないので、必要なサービスについては通信許可する。これで安全性が保たれる。

プロキシサーバー

代理サーバーという意味で、外部ネットワークへのアクセスを内部ネットワークのコンピュータの代わりに行うサーバー。
例えば内部ネットワークのあるコンピュータが「このWebページを閲覧したい」とプロキシサーバにリクエストを出すとファイアウォールを飛び越えてそのページを取りに行き、クライアントのコンピュータに渡す。
このサーバーを用いると社内からインターネットへアクセスできるユーザーを特定の人物だけに制限することや特定分野のWebサイトの閲覧をできなくすること、取得したデータをキャッシュとして保存しておくなどメリットが多い。

パケットフィルタリング

ルータが持っている機能のひとつですべてのパケットを無条件で通過させるのではなく、指定されたルールに従って通過させるかしないかを制御するこ。そのルールは送信元や送信先のIPアドレス、
TCPやUDPといったプロトコルの種別、ポート番号などを指定する。
ルータの設定で「ポートを開く」とあるが、これはそのポートを通過可能にする、要はパケットフィルタリングのルールを変更するということ。

NAT

Network Address Transitionの略でLANで利用するプライベートIPアドレスと
インターネット上で利用できるグローバルIPアドレスとを相互に変換する技術。
インターネットへアクセスするためにはグローバルIPアドレスが必要だが、
このアドレスは32bitなので全世界の使用者を満たす数が足りない。そこで組織内ではプライベートIPアドレスを用いる。しかし、プライベートIPアドレスではインターネットにアクセスできないので、それを変換する必要がある。そこでNATが登場する。インターネット宛に届いたパケットの送信元アドレスをグローバルIPアドレスに変換し、かつプライベートIPアドレスは記憶しておく。そしてインターネットから届いたパケットは送信先アドレスをグローバルIPアドレスから記憶しておいたプライベートIPアドレスに変換し、クライアントに渡す。

IPマスカレード(NAPT)

Network Address Port Translationの略で、
LANで利用するプライベートIPアドレスとインターネット上で利用できるグローバルIPアドレスとを相互に変換できる技術であるが、NATと違うところは1つのグローバルIPアドレスを複数のコンピュータで共用する技術である。ルータに実装されている。
この技術はTCPやUDPのポート番号までを含めて変換するが、以下のような弱点もある。
1.特定のアプリケーションが通信する際に使用する固定のポート番号を
  書き換えた場合、そのアプリケーションが利用できなくなってしまう
  ことがある。
2.特定のアプリケーションで同一IPアドレスで複数のコンピュータからの
  通信は受け付けない。

インターネット

TCP/IPというパケット通信型のネットワークプロトコルを利用して世界規模でネットワークを相互に接続した巨大なコンピュータネットワークのこと。
個人が利用する場合はISPにより、接続口を開けてもらわなくてはいけない。

ISP

インターネットへの接続先を提供するサービス事業者のこと。
ISPの業務は接続の提供だけではなく、メールアドレスの発行、ホームページスペースの貸与などである。
接続方法はADSLやFTTHが主流となっている。

JPNIC

JaPan Network Information Centerの略で、社団法人日本ネットワークインフォメーションセンターという法人。日本国内のIPアドレスの割り当て業務を行っている。
日本におけるIPアドレスの扱い方は各ISPにグローバルIPアドレスが割り振られ、その範囲内でISPによって各ユーザに割り振られるといった仕組みになっている。

WWW

World Wide Webの略で、インターネットにおいて標準的に用いられてるドキュメントシステム。ドキュメントはHTMLによって記述されていて、それを公開しているのがWWWサーバーであり、各コンピュータはWWWブラウザ(IEとか)このサーバーにアクセスして目的のドキュメントを取得している。

Webサイト(≒ホームページ)

「サイト」は土地とか敷地という意味。これをネットワークに当ててみると
データやファイルがまとめておいてある場所こと。
例えば「A社のWebサイトをご覧ください」というとトップページから始まって会社概要、事業内容、問い合わせページなどいろいろなページがある。
A社のすべてのページの中で単一のページをWebページといい、
そのA社に関するページすべてをまとめてWebサイトと呼ぶ。

WWWブラウザ

Webサイトを閲覧するために使用するアプリケーションソフトのことで、
Webブラウザと呼ばれる。
普段使用しているInternet Explorer(IE)がそれにあたる。
WebブラウザはWWWサーバーに対して閲覧したいファイルをリクエストして受け取ってHTMLを整形して画面に表示する。

URL

Uniform Resource Locatorの略で、インターネット上で、ファイルの位置を指定するための記述形式で例としてhttp://www.hogehoge.jp/posts/index
があげられる。
http
WWWはhttpというプロトコルでページを取得する。
www.hogehoge.jp
hogehoge.jpドメインに属するwwwというコンピュータを指す。
このドメイン名でIPアドレスが確定するのでコンピュータも特定できる。
posts/index.html
postsはフォルダ名、index.htmlはファイル名にあたる。

電子メール

コンピュータ上で書いたメッセージを相手に送るためのもの。
電子メールを利用するには「メーラー」という専用のアプリケーションが必要になる。メーラーで作成した電子メールは相手の電子メールアドレスを宛先としてSMTPサーバーに送信し、そのサーバーはPOPサーバーに送信する。
一度相手のPOPサーバーに保管され、相手が電子メールの受信確認を行った際に届けられる。

HTTP

WWWサーバとWWWブラウザ(Webブラウザ)間で通信を行うために使用するネットワークプロトコル。通信ポートとして80番を使用する。
このプロトコルは仕組みが単純で、WWWブラウザのからのリクエストに対してWWWサーバーが返答するだけ。もう少し深く見るとWWWブラウザから取得したいファイルのURLがWWWサーバーに送信されてそのサーバーは
データの属性やサーバーの種類などのヘッダ情報とデータが返される。
HTTPは1回のやりとりでコネクションが切れるが、HTTP1.1の場合は、
1回のやりとりで終わりにせず、複数のリクエストを継続して行える。

SMTP

Simple Mail Transfer Protocolの略で、電子メールの送信用として用いられるネットワークプロトコルで通信ポート25番を使用する。
このプロトコルの役割はクライアントがメールを送信したら最初にクライアント側のSMTPサーバーが受け取り、そのサーバーが宛先側のSMTPサーバーに送られる。そして宛先側のサーバーはメールボックスにそのメールを保管しておく。このメールボックスに入れておくまでがSMTPまでの役割となる。

POP

Post Office Protocolの略で、電子メールの受信用に用いられるネットワークプロトコルで通信ポートは110番を使用する。
POPサーバーに接続して届いている電子メールをメールボックスから取得する。

IMAP

Internet Message Access Protocolで、受信した電子メールをサーバーから取得するためのネットワークプロトコルで通信ポートは143番を使用する。
サーバーから取得するというとPOPも同じだがもちろん違いはある。
POPの場合はサーバーからメールをダウンロードして取得し、サーバー側には何も残さない。しかし、会社のコンピュータからダウンロードしたけど、
家のコンピュータからはサーバー側にはないため、ダウンロードできない。
一方IMAPの場合はすべての送受信データをサーバー側で管理しておくことでどのコンピュータからでも送受信できるようになる。ただし、IMAPの場合はダウンロードではなく参照しにいく。

NNTP

Network News Transfer Protocolの略でインターネット上の電子会議システムであるネットニュースで使用される。通信ポートは119番を使用する。
投稿記事の配信やユーザからの投稿受付、ニュースサーバ間で行われる記事の交換に用いられる。ニュースサーバー(NNTPサーバー)とはネットニュース上を流れる記事の保存と配信を行うサーバで。このサーバーが投稿を受けると隣接するニュースサーバーにこの記事を持っているかを聞き、持っていなければその記事を渡すといったようにバケツリレーのように行われる。

FTP

File Transfer Protocolの略で、サーバーとクライアント間でファイル転送を行うプロトコル。通信ポートとして制御用に21番、データ転送用に20番を使用する。FTPによるファイル転送は最初にユーザ認証を行い、パスしたらフォルダやファイルのコピー、貼り付け等が行える。もちろん特定のユーザに権限を与えることが可能。
FTPによるファイル転送には以下の2種類がある。
・ASCIIモード
 テキストファイルの転送に用いるモードでコンピュータは種類によって
 テキストの扱い方が異なる。このモードはテキストの表し方を転送先の
 OSに合わせてから送付する。
・バイナリモード
 テキストファイル以外の転送に用いるモードで画像ファイルやWordファ
 イル、Excelファイルなどファイルの内容を改変せずに送付する。

SSL

Secure Sockets Layerの略で、インターネット上で安全に情報をやり取りする際に使用される暗号化プロトコル。要は通信する際に、データを暗号化して相手に送信することができるというもの。
OSI参照モデルでいうとSSLはトランスポート層とアプリケーション層との間に位置する。アプリケーションからHTTPやFTPなどのプロトコルで安全な通信が可能。

SET

Secure Electronic Transactionの略で、インターネット上で安全にクレジットカード決済を行えるようにするための標準規格である。
決済に関係する人物を「顧客」と「電子商店」、「金融機関」の3つに分ける。そしてそれぞれが偽物ではないことを証明するための認証機関(CA)を設置し、自分自身が本物であることを示す証明書を発行する。
決済の流れは以下の通り。
1.顧客が注文すると「注文内容の情報」と「決済情報」が電子商店に送信
 される。
2.決済情報は暗号化されているので、電子商店は読むことができないので
 金融機関に転送する。
3.金融機関が支払い可能と判断した場合は、決済情報に問題ないことを電子商店に伝える。
4.電子商店は品物を顧客に渡す。

HTTPS

データ通信用に利用するHTTPというネットワークプロトコルに対してSSLによる暗号化通信機能を追加したもの。
WWWサーバーとWWWブラウザ間の通信が暗号化されることで、
クレジットカードあbん号や個人情報などをアンzwんにやり取りすることができる。

MIME

Multipurpose Internet Mail Extensionsの略。
インターネットメールではASCII文字しか扱うことができないが、日本語などの2バイト文字や電子メールへのファイル添付を可能とするための規格を使用することができる。
MIMEの役割は電子メール本文を複数のパートに分けてパートごとにヘッダ情報を付加してそこにASCII文字に変換したバイナリデータを格納するというもの。
データをASCIIに変換する方法としてBASE64が用いられ、変換方法はヘッダ情報に記載される。これをもとに受信側では元のファイルへ復元することができる。

ICMP

Internet Control Message Protocolの略で、TCP/IPのパケット転送において発生した各種エラー情報を報告するために利用されるネットワークプロトコル。通信中にエラーが発生した場合はエラーの発生場所から送信元に対してICMPによってエラー情報が逆送される。このICMPを利用したネットワーク検査コマンドとして「ping」、「traceroute」である。
ping
ネットワークの疎通を確認するのに使用される。
また、到達時間も表示されるので簡単なネットワーク性能チェックにも利用できる。
traceroute
ネットワークの経路を調査するためのコマンド。
目的のコンピュータに到達するまでの間にどのようなルータを経由してたどり着くかの情報を得ることができる。また、経路上の各ルータからのレスポンスを知ることができるので、どこで詰まっているかがわかる。

Active X

Microsoft社がもつインターネット関連のテクノロジー全般を指し示す用語。
インターネット対応機能を組み込み技術でその技術は以下の通り。
ActiveXドキュメント
ブラウザ上にWordやExcelを表示
Active X コントロール
ソフトウェアを部品化
Active X スクリプト
ページ上に動きを与える
サーバ側の技術ではスクリプト言語をサーバ上で実行するASP(Active Server Pages)やWWWサーバの機能を拡張するISAP(Internet Server Application Programming Interface)がある。

Java

特定機種に依存することなく実行できるアプリケ-ションを作成する目的として開発されたオブジェクト指向プログラミング言語。
Javaの特徴は作成されたプログラムがJava仮想マシン上で動作する。
Javaで作成したプログラムはバイトコードと呼ばれる中間データの状態で
配布され、Java仮想マシン上で動作するためのコードに変換される。
Javaのプログラムには以下の2つに分けられる。
Javaアプリケーション
単体で動作するアプリケーションのこと。
Javaアプレット
WWWサーバに本体が置かれていて、実行時にクライアントへダウンロードされてWWWブラウザの仮想マシン上で実行される。

CGI

Common Gateay Interfaceの略で、WWWブラウザからの要求に応じて、WWWサーバー側で外部プログラムを実行する仕組みのことをいう。
具体例として、訪問者数を表示するカウンタや掲示板。
この仕組みはHTMLに埋め込まれていて、利用者が指定することはない。
ページを表示するタイミングでサーバ側に要求が自動的に渡り、外部プログラムが実行されてその結果を標準出力として吐き出される。また、サーバー側にあるので、データベースと連携することもできる。

Cookie

WWWブラウザとWWWサーバー間において情報交換を行うための仕組みである。
Cookieの中身はドメイン名や有効期限、名前、メールアドレスなどが含まれている。これがWWWサーバーからの指示によりWWWブラウザがコンピュータ内に保存する。そして同じURLにアクセスした際、URLがCookie内の情報と一致する場合はその情報が自動的にWWWサーバーに送信される。
ただし、Cookieの情報は暗号化がなされていないため、いくらでも改ざんすることができてしまう。

XML

eXtensible Markup Languageの略で、タグによって文書構造を示す。データそのものを表現するのに似ている。例として。
住所や名前は<address>東京都武蔵野市</address>、
<name>salihiro<name/>になる。要は、どのようなデータなのかを示すのに用いられる。また、システム間のデータ連携にもXMLが用いられる

SOAP

Simple Object Access Protocolの略で、インターネットに分散する複数のオブジェクトやサービスにアクセスするためのプロトコルである。
仕組みは単純で、クライアントからの送信はXMLで行い、そのXMLにSOAP命令が記述されている。サーバーに送信されるとサーバーはそのSOAP命令をもとに処理をする。もしそのサーバーが命令に対して処理を行う機能がない場合は、別のサーバーにお願いする。処理を実行したらクライアントにXMLで返す。このSOAPはHTTPを用いるので、特別な設定なく使用することができる。

RSS

RDF SIte Summaryの略でWebサイトの見出しや要約などを簡単にまとめて配信するためのフォーマットであり、主に更新情報を公開するのに用いられる。
RDFはResources Desription Frameworkの略で、どんな情報をそんな形式で記述するかを取り決めたもの。更新されたかどうかを参照するには
RSSリーダーというソフトウェアを利用する。このRSSリーダーにRSS対応のWebサイトを登録するとRSSリーダーはそれらのサイトを定期的に巡回して取得した情報をもとに最新の更新情報を通知する。

DynamicDNS

DNSの所持しているデータベース情報に変更があった際に即座に通知したり、変更箇所のみを転送したりといった機能を持つDNSのこと。
DHCPによりIPアドレスを使用している場合、IPアドレスは自動取得するため、アドレスの値が変わることがある。あるホームページのドメインとサーバのIPアドレスを紐づけていたが、IPアドレスが変化した場合、紐づけできなくなってしまう。そこでIPアドレスに変更があったことを即座にサーバに伝えてドメインの情報も更新する。

コンピュータウイルス

他者のコンピュータに入り込んで、なんらかの被害をもたらす不正なプログラムのこと。
感染は基本的に「インターネットからダウンロードしたファイル」、
「電子メールの添付ファイル」、「他人から借りたフロッピーディスクなどのリムーバブルメディア」を介して行われる。
他にもワームと呼ばれるウイルスはシステムに生じたセキュリティホールという安全上の穴をついたもので、インターネットを介して無防備なコンピュータを探して入り込む。
情報を盗むだけを目的としたものはスパムウェアと呼ばれ、ウイルスとは区別されている。

ポータルサイト

インターネットの入り口的な役割を担うWebサイトを示す言葉。
ポータルとは表玄関や入り口という意味。
代表的なものとしてYahooとかGoogleなど、みんなが最初に開くサイトである。広告媒体としても価値が生まれる。

検索サイト

インターネット上に公開されている情報をキーワードなどを使って検索できるWebサイトのことをいう。
検索サイトには以下の2種類がある。
ディレクトリ型
Webサイトをカテゴライズ化してその中から検索・抽出を行う。
大分類から小分類へと対象を絞り込んでいくことができる。
全文検索型
ロボットと呼ばれる自動巡回型プログラムを使用してWebサイト情報を収集する。多くの情報がヒットしすぎて必要な情報を得るのに時間がかかる。

ソーシャルネットワーク

通称SNSでSocial Networking Serviceの略。
ユーザ同士が繋がれるコミュニティサービスで、参加者が互いに友人を紹介し合うなどしてネットワークを拡大していくところに特徴がある。
ソーシャルネットワーク上では非匿名性が重要視される。
代表的なものとしてFacebookやmixiが挙げられる。

クラウド

クラウドコンピューティングの略。
色々な端末からインターネット経由でアクセスしてサービスが受けられるようにしたもの。クラウド型のサービスは接続環境だけを用意すればいいし、データ管理やバックアップはサービス提供側任せにすることができる。

携帯電話

英語ではCellular Phoneという。各地に設置したアンテナ基地局と電話機とか無線通信を行うことで移動しながらの電話サービスを実現できる。
携帯電話の通信は有線ネットワークに接続された基地局と通信することで行われるが、基地局から電波の届く範囲には限界がある。その電波の届く範囲をセルとみなす。このセルを組み合わせることで広範囲のサービスエリアができ、セルラーシステムという。
現在は第3世代(3G)は高品質の通話サービスとより高速なデータ通信を実現している。音声の伝送には一度デジタル信号に変換した上で圧縮して送信しているが、圧縮形式は各社で違いがあるため、異なる事業者間の通話では音声の圧縮・変換が繰り返されるので、通話品質が劣化する。

PHS

Personal Handyphone Systemの略で、自宅にあるコードレス電話の子機をそのまま外に持ち出して使えることができる。
基地局は屋内でも設置可能な小型のものを利用する。この基地局が出す電波は非常に弱いもので済むので容易に設置・利用できる。しかし、電波が弱いので100~500mの間隔で基地局を設置する必要がある。

マイクロセル方式

狭い範囲をカバーする基地局を多数設置することによりエリア全体をカバーする方式。PHSがこの方式を用いている。
PHSの基地局は電波が届く範囲が狭いため、ある程度離れると通信が切れたりしてしまう。そこでマイクロセル方式を用いることで全体をカバーすることができ、通信が途切れない状態にすることができる。実際、基地局に多くの利用者が集まると、通信速度が遅くなってしまうが、小さい基地局がいくつも集まっているのでこの問題を解消することができる。そのため、磁高密度の高い都市部ではこの方式を使う事業者が出てきている。

マクロセル方式

ひとつの基地局で広い範囲(1kmほど)をカバーする方式。
メリットとしてエリアの拡大が容易、高速移動中の通話に強いがあるが、
建物等に電波が遮ぎられてしまい、届かないという問題もある。
また、人口密度の高い都市部では収容人数の問題が深刻なので、利用者あたりの通信速度を下げて回線の負荷を小さくする必要がある。しかし、通信速度を下げると通話品質は劣化してしまう。そのため、都市部ではマイクロセル方式を採用している。

フェムトセル

半径数10m程度しかカバーしない、ごく小さな基地局のこと。
大きさは無線LANのアクセスポイントやモデムと変わらない。
フェムトとはピコよりも小さいという意味。
マクロセル方式では基地局に利用者数が増えると通信品質が劣化するという問題はマイクロセル方式により解決することができるが、建物内部や地下ににまで電波を届けることはできない。フェムトセルはその電波の空白地帯を埋めることができる。

ローミング

複数の携帯電話会社をまたいでサービスを利用できるようにすること。
日本国内の携帯会社と契約した場合、海外では使用することができない。
そこで携帯電話やPHSなどのサービス事業者が互いに連携し、サービス地域外においても他事業者の基地局を使わせてもらうようにすることで実現している。
複数社の設備を使用するので、利用料金は高くなるので注意が必要だ。

ハンドオーバー

携帯電話やPHSなどの電話機本体が通話やパケット通信を移動しながら利用している際に接続する基地局を切り替えること。
基地局がカバーしている範囲内では通信をすることが可能だが、移動していると当然その範囲を越えてしまい、通信が途絶えてしまう。そこで、通信が弱くなってきたことを検知し、隣り合った基地局に切り替える。
マイクロセル方式の場合、処理が大変であったが、現在は改善されているので特にユーザは意識する必要はない。

パケット通信

デジタルデータを小さなパケットに分割し、それをひとつずつ送受信することで通信を行うやり方を言う。
この通信方式のデータは回線を占有するのではなく回線の空き具合を見て宛先へと送られる。そのため複数の人が一つの回線を利用することができる。
この通信方式の利用料金は送受信したデータ量で決まる。

テザリング

スマートフォンを外付けモデムか無線アクセスポイントとして動作させることが可能で、他のコンピュータに対してインターネット接続を提供できるようになる。
スマホ1台でパソコンやタブレットをインターネットに繋ぐことができる。

輻輳

物が1箇所に集まって混み合うと言う意味。要は回線が混み合うということ。
チケットの予約やキャンペーンの申込で「ただいま回線が混み合っております、しばらく経ってからいかけ直しください」と言うアナウンスが流れるが、これは輻輳によりつながりにくくなっているのである。
パケット通信の場合も同様のことが起こる。

SIMカード

携帯電話本体に差し込んで使うICカードのこと。このカードには固有のID番号や自局番号、携帯電話会社、電話帳の情報が入っている。
SIMカード対応の電話機であれば複数の電話機を1枚のSIMカードで使い分けることもできる。
1台の電話機で複数のSIMカードを切り替えて違う電話番号を利用することもできる。

Felica

「おサイフケータイ」と言われる携帯電話の電子マネーサービスなどに用いられる中核技術でこのチップが内蔵された携帯電話をかざすだけでデータのやりとりができる。乗車券や会員証、電子マネーなどにも使える。
そういった異なるサービスをフォルダ分けしてマルチアプリケーション対応化している。ただし、決済や認証をこのチップ1枚で管理しているので紛失や盗難された場合は大変なので注意したい。また、このチップは取り外すことができないので機種変更時のデータ移行は大変な手続きがある。
















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