勝手に健康シリーズ其の2 なぜ、マッチョになれない男が筋トレにいそしむのか? (モチベ編)
さて、勝手に健康シリーズ 第2回目「筋トレの続編」です。
いきなりですが...あなたに少しだけ想像してみてほしいことがあります。
「〇〇さんって、まあ、仕事はできるんだけど...でも、見た目がちょっとね...」
もし、女性社員が、給湯室であなたのことを、こんなヒソヒソ話をしているとしたら...
あなたは、これに耐えられますか?
この残酷な世界では、いくら仕事ができたとしても、このような理不尽な現実をしばしば突きつけられることがあり...
体づくりを疎かにすれば、結果的に「怠惰な人」認定をくらっちゃうぞ!っていうことになるんです。
もっと言えば、体づくりだけでなく、睡眠、食事、栄養など基本的な生命活動の繰り返しによって、あなたや私という人間が形成されていくといっても過言ではないです。
そう、体づくりとは、ある種「未来を創造する生産的な活動」であり、「知性と肉体のトータルバランス能力」を高めていくことにつながっていくんだと私は考えてます。
なので、やっぱり私は、健康の土台となる「筋トレ」を圧倒的におススメしたいんです。
とはいえ、ベリーマッチョになる必要など全くなくて、少なくとも、私が思う体づくりとは、「だらしない肉体からは卒業しましょう!」というレベルで捉えてます。
かくいう私も、前編で述べたとおり、極めてネガティブな理由で筋トレを始めた人間なので...
では、「追い込む」でもなく、「重量を競う」でもなく、「記録をねらう」でもない私が、どうやって、筋トレを継続させることができているのか?
というとこですが...
「せっかく始めたのなら、やっぱり持続させたい!」とか、
「何度かジムに通ったが結局ほとんど行かずに終わってしまった!」
という方のために、私の18年間の経験をベースに、トレーニングを継続させる方法をシェアできたらと思います。
まず前提として、誤解を恐れずにいうならば、「特別なモチベーションは必要なし!」ということ。
モチベーションに頼りすぎると、調子がいいときはやるけど、気分が乗らないときはやらないといったように、やる気に支配されてしまいますからね。
やる気じゃなくて、「なんだか筋トレやらないと気持ち悪い」というレベルまで体にしみ込ませているかどうかという事が大切だというのが実感です。
これは、「習慣の力」によって継続させるという風に置き換えることもできるでしょう。
では、もう少し具体的に、「習慣の力」とはどういうことなのでしょうか?
以下の3点にそのポイントをまとめました。
① ゾーンに入ったときの感覚を心と体に刻むべし。
② 反面教師をつくるべし。
③ 常に異性の目を気にするべし。
それじゃあ、早速、ひとつひとつ深堀っていきましょう。
まず1つ目 「ゾーンに入ったときの感覚を心と体に刻むべし。」ですが、
誰でもトレーニングを開始する前は、
「今日は心も体も少ししんどいな。」というときが正直ありますよね。
でも、とにかくはじめてみると、ある瞬間からソーンに入っていくことがあるんです。
ゾーンといえば大げさかもしれないけど、シンプルに「もっとやりたい!」という感覚ですかね。
この感覚が訪れたとき、「あぁ。このためにやってるんだな。」と、その瞬間に浸りきって、心と体に刻みこんでおきましょう。
そうすれば、トレーニング前の億劫な気持ちを凌駕することができるでしょう。
そして、トレーニングを行わない日が続くと、「なんだか気持ちが落ち着かない。」となって、自然と体がジムへと向かうことになっていくでしょう。
もちろん、本当に体調が良くないときは、いくらやっても気持ちが乗ってこないので、そんなときは無理をせずに切り上げることも大切。
自分の体と対話してると、そんな攻守の判断力も身についてくるので「一石二鳥」ですね。
次に、「反面教師をつくるべし。」ですが、
これはとっても簡単な方法ですよ。
リアルに自分の身近にいる人で、めっちゃ下っ腹が出ている人を見つけましょう。
そうすれば、挫けそうなとき、その人と残念な自分の姿と重ね合わせ、
「あんな風には絶対なりたくない!」
というアンチテーゼを設定できるでしょう。
心の中で思う分には、コストゼロで誰にも迷惑をかけないし、まあいいでしょう。
ただし、お断りしておきますけど、反面教師である相手に、
「あなたを反面教師にしてます!」
などと間違っても口に出さないでくださいね。
他言無用、心の中だけにそっと留めておきましょう。
最後に、「常に異性の目を気にするべし。」です。
あなたは意識していないかもしれないけれど、人ってやっぱり潜在的に目の前の人の「一挙手一投足」に注目してると思うんですよね。
その人のトータルシルエットをみれば、なんとなく生活習慣や趣味嗜好が見えてきたりしませんか?
「女性の目なんて気にならない」っていう人は、本当は、気にならない訳じゃなくって、気になる自分に蓋をしてしまっているだけか、ただスカしているだけのポンコツのどっちかだぞw
あっすみません。言い過ぎました。
でも、男って単純な生き物だから...
そう、
「女子マネージャーが入った途端、俄然張り切るスポーツ小僧」
の法則を利用しない手はないでしょう。
「自分は女性にいつも見られている。」
そんな感覚を持って、日々のトレーニングに励んでみてはいかがでしょうか?
もしかすると、「急に女性にもてるようになる」といったような、新たな副産物を手に入れることができる!かもしれないですw
以上、大きな目標を掲げずとも「習慣の力」によってトレーニングを続けるための私なりの方法をご紹介しました。
まあ、筋トレ=ハードっていうイメージがどうしても付きまとうけれど、本来は人それぞれに合ったやり方があっても良いんじゃないでしょうか。
もっぱら私にとって筋トレとは
シンプルに「筋肉に刺激を与える」といったような感覚。
ちなみに刺激「 stimulus」の動詞である「Stimulate」には、「刺激する」の他に、「活気づける」や「鼓舞する」といった前向きな意味があるそうです。
うーん。苦しいのに気持ちいい! 痛みを伴うの心地いい!
こんな感覚はほかの何かでは代替えしがたいものです。
それに、コンフォートゾーンから脱出し、人生のステージを上げていきたいとき、良い意味での勘違いや錯覚をもたらしてくれる効果もあるんですよね。
万能感といえばいいすぎだけれども、現在の自分を少し越えたような感覚というのでしょうか。
というわけで、こんな素晴らしい効果がある筋トレとは、今後とも、つかずはなれず、ほどほどに、今後の人生においても「緩やかなるトレーニング」を一緒に継続していきましょう!
この記事が、少しでもあなたのお役にたてれば大変嬉しいです。
次回は、「勝手に健康シリーズ」として、睡眠の質を向上させる方法についてシェアできればと思います。
それでは、知性と肉体の均整を取り続け、一緒に人生の質を高めていきましょう!
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