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マイルールとの正しい向き合い方

今日は組織で働くということについて、少し考えていきたいと思います。

偉そうなテーマですが、私はこの組織で働くことが合わずに独立したタイプです笑
なので、そもそもこのテーマを語ってはいけない気がするのですが、弊社も気づけばメンバーが20名を超え、組織になってきたこと、また実際営業代行ではお客様のSlackやグループに入らせていただくことも多いので、この辺りの体験を元にお話させてもらえればと思っています。

まず意識しなければいけないことなんですが、「マイルール」です。

人はそれぞれマイルールがあります。言語化されているものもあれば、暗黙の了解のような形で無意識に自分の中で基準にしているものもあり、本当に多種多様です。

組織で働くにあたって、自分のマイルールと組織のマイルールが近い方が違和感やストレスは少ないです。人はそもそも行動を制約されることにストレスを感じやすい生き物なので、ルールでの縛りつけを嫌います。みんな宿題が嫌いなのも、自由時間に勉強を強制されるから嫌いなんです。

ただルールの縛りつけを気持ちよく受け入れることも当然あります。それはそのルールの必要性や意味を理解できているからです。コロナがあり、ソーシャルディスタンスやマスクが当たり前になりました。これも日本(世界と言っても良いですね)のマイルールです。マスクをしなくても法で裁かれるわけではないですが、多くの人がマスクをしています。人は強制されなくても意味が理解でき、納得できれば動いてくれるということです。

では組織で働くにあたってマイルールは、個人と組織の両方があるわけですが、このルールの折り合いをつけることが大事になります。ルールは文化・価値観を言語化したものなので、ちゃんと調整や交渉が必要になります。

そして、営業や組織で働くにあたって、自分のマイルールをしれっと始めてしまうこと、これが組織や相手からの信頼を損ねやすいポイントということを是非知っておいてください。

例えば「なる早」

私が新卒でいた会社は「なる早=当日中」でした。しかし、転職で入ってきた人が「なる早で」と依頼を受けて、その仕事を終えずに帰ろうとしたら依頼した社員から「あの件は?」と質問。その方は「明日の午前中に完了させますよ。ほぼ終わっているので」と回答。社員が「じゃあ、今やっちゃってよ。てか、なる早って当日中でしょ?」と怒る、という顛末を見たことがあり、私はなる早は当日中ということを学びました笑

これが言語化されていない=そもそも言葉になっていなかったり、曖昧になっているものが感覚の中でルール化されているものの典型です。ただ見えないだけで基準があるのがポイントで、この基準を守られないと、相手はストレスを感じるということです。またそもそも決まっているルールが守られないときは、当然ながら相手はストレスを感じます。

つまり、組織で働く、営業としてお客様と一緒に動くときは「相手のルール・基準を理解する」ことが、円滑なコミュニケーションを図る上で非常に大事ということです。また自分が気持ちよく働くためには、自分と近いルールや方向性やビジョンに共感して、そこから生まれるルールはビジョン・ミッション実現に不可欠と納得ができる場所で働くべきとも言えます。

ルールは文化、価値観です。その会社や個人が何を大事にしたいかを表しているものなので、是非お互い歩み寄っていきましょう。またくれぐれも自分でしれっとルールを変えることだけはやめましょう。信頼を失いやすいポイントなので。ルールがある→その場にいる(属している)となると、ルール=約束と相手は捉えているケースが多いです。約束なので、守られなければ相手は約束を破られたとなり信頼を失いやすいということです。

こうやって書いていて、なんて人間はわがままなんだと思う今日この頃です。笑
ただ逆に全くルールがない会社や組織も、常に自分で意思決定をしなければいけないというのは負担になります。自由は全てがオールフリーと思いがち(笑)ですが、実は毎回自分で決めなければいけないということがストレスになるケース、人も多いので、この辺りは難しいですね。

ということでマイルールについてでした。

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