進撃の巨人と、「共感力」
世界一周ゼミ、俺は自然が好きで、
アイスランド行きたい!とこの数ヶ月で何回いったか、わからない笑
ただ、正直アイスランドに行っている人は、世界一周ゼミの中にもいるし、
俺よりもアイスランドを始めとした自然への知識に長けている人はいる。
じゃあ何を与えられるか。
「人の背景や、生き様を伝える」かなというのがぼんやりと湧いてきた。
やはり人の背景や生き様に対しての思い入れと知識は、今の所、他のゼミ生よりも長けている自身はある。
さて、人の背景や生き様で思い出したのが、
「進撃の巨人」である。
正義VS悪という、王道オブ王道で始まるストーリー。
ただ、読めば読むほど
「面白さが変わっていく」
のがこのマンガの特徴だ。
最初は、ただのアクション系のマンガかと思い、「悪」の象徴とされる巨人。
ただ、この悪の権化たちの背景や事情、歴史を巻を読み進めていくと、明らかになっていく。
巨人に共感してしまうのだ。
彼らは、歴史の被害者。間違ったリーダーについていった哀れな人々。
「そんな背景あるなら、そりゃそうなるよな〜!!!」と共感してしまう。
さて、話を戻そう。
何かの記事で読んだが、
「相手を理解する必要はない。共感さえあれば良い。」
という言葉が印象に残っている。
何を言いたいかと言うと、
「この人なんでこんな事するんだろう。意味わからないな」と腹立たしく思う瞬間、一度くらい誰でも経験はあるのではないだろうか。
そんなときは、相手の背景や歴史、生き様を探ってみると、
不思議と腹立たしさを感じなくなる。
そのために、例えば中国を取り上げる。
世界一周ゼミに参加されている皆さんであれば、あまり感じないかもしれないが、日本の俗っぽい人たちは、「中国=悪い」みたいなイメージが多いかもしれない。少なくとも、私の周りは左か右かで言ったら、右よりの人が多いコミュニティにいることが多いから、そう感じる。
私も前までは、恥ずかしながら、中国人といえば、
・しゃべる声が大きい。うるさい。
・配慮が無い。列に割り込んでくる。
のようなイメージがあった。
ただ、中国の歴史を考えてみると、何故そうなるのかがわかって、
あまり腹立たしいと感じることが少なくなった。
中国4000年の歴史というが、実際の今の中国の歴史は、
半世紀とちょっとである。
皆さん、世界史を取った事がある人ならば、思い出してほしい。
「♬いんしゅうしんかん さんごくしん なんぼくちょうずいとうごだい♬」
なんとも言えない、リズムが思い出された方もいるだろう。
そうだ。中国大陸は、4000年の歴史だが、国は絶えず、変化してきた。
同じ住所でも100年後には、国籍が目まぐるしく変わっている。
日本で考えてみよう。
渋谷が、気づいたら、中国になっていたり、ロシアになっていたり、そんなことは無いだろう。
ただ、中国では実際にそうだった。
「自分らしさ、自分の大切な家族、国を守るためには、声を大にして、相手に遠慮せず、主張していかなくてはならない」
と考えると、
・しゃべる声が大きい。うるさい。
・配慮が無い。列に割り込んでくる。
に共感してしまう。
そうでないと、周りにアイデンティティを奪われるからだ。
なので、私ができることは、人の背景を周りに伝えていくことかなあと意識してきた。
私が知っている、偉人や歴史を今後紹介していきます。
そうすれば、「何で!?(# ゚Д゚)」が少なくなる気がする。(突然の顔文字
余談)硬い話なので、大学生にはウケなさそうです笑
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?