なんだか生活にハリがない。忙しくしているけど、充実感がない。
仕事柄なのか、顧客からそんな話をよく聞きます。
今日はそんな悩みの解決方法の1つとしてラダー効果を紹介します。
では、さっそくラダー効果の説明をします。
ラダー効果とは?
自身の行為の捉え方を変え、行為に意義や価値を見出す手法です。
ラダー効果の具体例
ここではラダー効果で最もよく使われる『旅人とレンガ職人の話』を例にとって説明していきます。
旅人がレンガ職人A、B、Cに出会い、「何をしているのか?」と質問するという展開です。
(そんな質問する?というツッコミはお控え下さい)
その質問に対して職人A〜Cはそれぞれ
職人A:「石を積んでいる」
職人B:「教会を造っている」
職人C:「人々の心を癒やすために仕事をしている」
との答えが返ってきました。
職人A、B、Cは皆、『レンガ職人』という同じ仕事をしていますが、仕事の捉え方がそれぞれ異なっています。
旅人の質問に対してそれぞれ
職人Aは『行為』
職人Bは『目的』
職人Cは『意味』答えているのです。
では、どの職人が、仕事に対する充実感を感じ、質の高い仕事をすることができるのでしょうか。
考える余地もないと思います。
このように同じ行為に見えても自身の捉え方でパフォーマンスにまで違いが生まれる。これがラダー効果の手法です。
ラダー効果の活用方法
今回はこれ以上、もう書く必要もないと思いましたがラダー効果を活用する方法は、上記の文章にもあるように
『自身の行為に対して価値を見出すこと』です。
シンプルですが、ぜひ自身やその行為が世の中に与える『意味』=『必要性』を考えてみて下さい。
まとめ
#22 ラダー効果 いかがでしたでしょうか?
日々過ごす時間がマンネリ化することもあると思います。そんな時には自分だから提供できる価値を一度考えてみて下さい。
ここ最近、『結婚しました!』『子供ができました!』と嬉しい報告をたくさん頂き、自分もそんな歳になったなと感慨深くなっている今日この頃です。
以上です。
では、また次回。
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