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超絶面倒くさがり屋が教える"メンドイ"と上手く付き合う方法

あー面倒くさい。

何が面倒くさいってすべてが面倒くさい。

あらゆるメンドサから逃げて生活できればいいのに。

「昔の人は洗濯板で服を洗っていたんだ。ドラム式洗濯機が使えるだけありがたいと思え」とか言いますか?あなたには人の心が無いのか。まるで正論で殴打してくるキラーマシン。ドラム式洗濯機で洗濯をしても、取り出して畳むという作業が残ってるのに……。

あー、面倒くさい、めんどうくさい。全ての事が面倒くさい。

そんな気持ちになったことありません?私はあります。

生活に関することだけならば、めんどうくさいことから逃げても多少服がしわくちゃになったりする程度で済みます。しかし、こと事業に関しては「損失」という形で私に鉄槌を下してくるのです。

そう。面倒くさいことから逃げても、逃げた先にはまた別の面倒くさいことが待ち受けてるだけなんですよね。

今日は、そんな"面倒くさい"に関するお話です。「面倒くさいことが嫌い」という方はとにかく読んでください。きっと、noteを読み終わるころには"面倒くさい"がブルドックくらいには愛らしく思えるようになっているはずです。知らんけど。

※今回のnoteの演習課題は絶対にチャレンジしてください。そのくらい重要な課題です。

まぁ、やらなくても私が困ることはないんですが。

大事なことほど面倒くさい。だから世の中面倒くさいことばかり。

世の中、面倒くさいことが結構多いですよね。しかも、大事なことほど面倒くさかったりするもんです。

例えば、”マーケティング用のデータ分析基盤を作る”なんて面倒ですね。めちゃくちゃ大事そうなのはわかりますが……。

"広告のクリエイティブにこだわる"なんて絶対重要でしょ。でも人によっては超絶面倒くさくて妥協の嵐。なんなら、「クリエイティブを作るのが面倒だから広告を出さない」なんてこともあるでしょう。

"1万文字クラスの定期購読マガジンを週に2回更新する"なんて、面倒くさいを通り越して不可能なんじゃないかって思う人もいるかもしれません。

面倒くさいことから逃げるとどうなるか?

もう、こんな面倒くさいことから逃げてしまいたい。あなたはそう思い、面倒くさいと対峙するのをやめ、逃げに徹します。

「マーケティング用のデータ分析基盤なんて作ってられるか!俺は部屋にもどるぞ!」

面倒臭いことから逃げたあなたの前に、何かが現れます。おや、これは「マーケティングの効果測定ができず、赤字だらけの事業」。プルプルと震えながら「僕は悪い事業じゃないよ!」と事業立て直しをしてほしそうな目でこちらを見つめています。


「広告クリエイティブなんて適当でいいんだ!商品画像を見出しに使って適当にインプレッションを集めろ!」

広告クリエイティブの面倒くさいから逃げたあなた。目の前には「ROASの合わなかった数々の広告たち」が恨めしそうにあなたをにらみつけています。

「せめてキャッチコピーにさえこだわってくれていれば……」。あなたの耳には、毎夜毎晩、そんな怨嗟の声が聞こえるようになってしまいました……。

面倒くさいことからは逃げたはずなのに、逃げた先ではもっと面倒くさいことが待ち構えている……。

あなたの耳には「知らなかったのか……?面倒くさいことからは逃げられない……」と告げる大魔王の声が聞こえてきます。

「ダイの大冒険」より

あなたが気付いていない”面倒くさい”の真実

どうして"面倒くさい"なんて思うのか、考えたことはありますか?

面倒くさいことと、面倒くさくないことの違いって何でしょうか?

全てのやる"べき"には、面倒くさいが内包されている

なんで面倒くさいのか?

これをよーく考えてみると、「やらなければいけない事」だからこそ面倒くさくなることに気付きます。

やらなくてもいいことなら、そもそも"やらない"んですから。全ての面倒くさい物事の前には、"やらなければいけないけど(やったほうがいいんだけど)"という枕詞がつきます。

あなたの自由意志で映画館に行ったとします。そのときに「なんで映画なんて観なきゃいけないんだ。面倒くさい」なんて思いますか?思いませんよね。別に映画を見る必要なんてない中で、あなた自身が選択して足を運んでいるんですから。

もし、何の制約(義務)もない中で、自由意志で選んだことに対して愚痴を言うのであれば多重人格を疑いましょう。ヤバイです。

でもこれが映画評論家で「毎月10本以上、新作映画を観なければいけない」というノルマになった瞬間、面倒くさいのタネが内包されることになります。"~~しなければいけない"という義務になった途端、「面倒くさい」と思う可能性が生じるのです。

つまり、あなたの人生で「やるべきこと、やったほうがいいこと」が存在している限り、面倒くさいから逃げ切ることはできません。

人生で全ての義務を放棄することなんて無理なので、面倒くさいことから逃げ切るのは実質不可能ということになります。

面倒くさいからは逃げられない

この言葉の意味がご理解いただけたと思います。

面倒くさいことは、「やらないといけないこと、やったほうがいいこと」。だからこそ、やらなかったときに不利益を被るんです。損失が発生するんです。

「正論を言われても面倒くさいことに変わりはない!」→共感の嵐

「面倒くささから逃げられないことくらいわかってる!でも面倒くさいことは嫌なんだ!」

そう叫びたくなる気持ち、めちゃくちゃ分かります。

というのも、私は怠惰の悪魔に支配されておりますので、ドラム式洗濯機によって乾燥された洗濯物を取り出して畳むことすら面倒くさい。

意外に思われるかもしれませんが、面倒くさくないことを探すのが難しいくらいの面倒くさがり、それが私です。

そんな私が、曲がりなりにも会社を経営していて、あまつさえ週二回の定期購読マガジンなんて発行しちゃってます。矛盾してるやんけ、と言いたくなるかもしれません。

でも、この先を読んでいっていただければ「面倒くさがり屋の私が行動できている理由」が分かります。そして、それを応用することで「あなたの面倒くさい」をやわらげてあげることができます。

"超"面倒くさがり屋の私が行動できるようになった4ステップ

ここから先は、乾燥された洗濯物を取り出すことも、畳むことも面倒くさがるような私が、いかにして行動できるようになったのか?いかにして”面倒くさい”とうまく付き合えるようになったのか?を段階を踏んで説明をしていきます。

これから紹介するアクションステップを進んでいったところで全員が定期購読マガジンを発行できるようになるとは限りません。ましてやすべての人が起業して事業運営ができるようになるとは、到底思いません。

ですが、今よりも"メンドイ"との付き合い方が上手くなり、逃げることによって生まれる不利益が今よりも小さくなることでしょう。

この先、「楽しいことをやれば面倒くさくない!」なんてキレイゴトを述べるつもりはありません。全てがあなたと"メンドイ"との関係を改善するための実践的なアドバイスです。

そのつもりでこの先を読み進めていっていただければ幸いです。

※当然ですが、「本当はやる必要のない”メンドイ”」などは各自潰しておいてください。コツとしては一旦本当にやらずに、不利益を被ってみましょう。不利益とめんどくささを比較して”やるべきメンドイ”か"無視して良いメンドイ"かを判定すればOKです。

"メンドイ"とうまく付き合うための第一ステップ

「楽しいことをやれば面倒くさくない」なんてキレイゴトです。

趣味で小説を書いていた人でも、年間1本小説を書きあげることが義務になってしまった瞬間に”メンドイ”が内包されるように、どんなに楽しいことであったとしても"義務感"が生じた瞬間、メンドイのタネは植え付けられています。

私自身、クライアントの成果が出たり、書いたnoteを通して皆さんの役に立つことは好きですし、楽しいことでもあります。でも、そんな"好きなこと"、”楽しいこと”をやっている時ですら面倒くささは共存し得るのです。

成果が出るまでの期間、noteを書いている時間、楽しみながらやっています。しかし、「めんどいなぁ」と思ってしまうことだって、偶にはあります。

もうこうなってくると、"メンドイ"から逃げきることは本格的に諦めたほうが良さそうです。Breaking Downの金網の中に腹をすかせたグリズリー10体と自分だけが放り込まれた状態。絶対絶命。どうやったって逃げきれない。

諦めましょう。メンドイことから逃げ切ることは諦めましょう。

この"諦め"こそが面倒くさいとうまく付き合うためのファーストステップです。

何も「メンドイことからは逃げてはいけません」と言っているのではありません。「逃げ"切る"ことは不可能だと認識してください」と言っているのです。

"メンドイ"とうまく付き合うための第ニステップ

「メンドイことから逃げられない」と諦めの境地に達したあなた。

しかし、諦めたとはいえ、メンドイことはやりたくない。

そんな時はメンドイを他人に任せましょう。どうしても、あなた自身がやらなければならないこと以外はやらないのです。

その時に必要になるのが、恩であったり、金であったりします。ただ、初期の段階でそれらを兼ね備えている人は少ないでしょう。

だから、ほとんどはあなた自身がやる必要がある、逃げられない"メンドイ"です。諦めてください。早いところ、恩を売るか、金をためましょう。

"メンドイ"とうまく付き合うための第三ステップ

”メンドイ”から逃げ切ることをあきらめることができたあなた。

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