欲望を実現するために必要なカッチカチについて。
カネが欲しい。自由が欲しい。時間が欲しい。
スモビジ起業を目指す人は、いろんな欲望を持っています。
しかし、恐らく99%の人は欲望を抱くだけで終わりです。満足しているわけではありません。ただ、欲望が叶えられないだけ。
今回の内容は「欲望が現実になるか、夢物語になるかを決める要素」について。
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夢物語で終わる欲求はフワッとしている
カネが欲しい。
自由が欲しい。
時間が欲しい。
これらは夢物語で終わる欲求です。
全部浅いんです。抽象的なんです。ぼんやりしてるんです。
カネが欲しい?いつまでにいくら?
カネが欲しい。
確かに、カネは便利な道具です。あればうれしいかもしれませんね。
でも、いつまでにいくら欲しいのでしょう?それはなぜ?
この超簡単な質問にすら答えられない人がほとんど。そりゃカネが欲しい、と思うだけで終わりますよ。ぼんやりとした人が口にする「あー」とか「うー」みたいな無思考の言葉でしかないんですから。
自由が欲しい?自由ってなに?
自由が欲しい。
自由、良い響き。なんか私も欲しくなってきたかもしれない。
でも、自由ってなによ?
満員電車に乗らなくていい自由?
好きなだけ仕事を休める自由?
好きなモノを好きなだけ食べることができる自由?
好きな時に好きな場所で仕事をする自由?
朝早く起きなくてもいい自由?
好きなだけ寝てもいい自由?
質問されるまでそんなことも考えなかった人が自由とやらを手に入れることができるわけないですよね?
時間が欲しい?1日は24時間だが?
時間が欲しい。
これに至っては本当に面白い。1日は24時間。事業に成功した人間であっても、貧しい人であってもそれは同じ。
時間が欲しいんじゃなくて、何か欲しいものがあってそれに使う時間が欲しいんですよね?
なんとなく、時間が欲しい。そりゃ無理ですよ。
現実になる欲求はそこに至る道筋が見える
一方で現実になる欲求は、そこに至るための道筋が見えます。
例えば、カネが欲しいという欲求の場合。
いつまでに欲しいのか
いくら欲しいのか
なぜ欲しいのか
大前提としてこの考えがあったうえで目標を達成するためにどのような手段があるかを考えるのです。事業で達成しようと思ったら、
何円のモノを何個売る必要があるか?
売り物はどこから調達するのか?
誰に売るのか?
どのくらいのimp(インプレッション), CTR(クリック率), CVR(成約率)が必要か?
imp, CTR, CVRを達成するために何が必要か?
このようなことを具体的に考えていけばいくほど、達成するための道筋が見えてくるのです。時には抱いた欲求が分不相応だと気づくこともあるかもしれません。
そのときは欲求を更新すればいいだけ。
1年後に5億円稼ぎたい!
特に目立った特技のない普通の持たざる者である佐藤ヤスタケが、なんとなく金持ちになりたいから1年後に5億円稼ぐぞ!と考えたとしましょう。
何円のモノを何個売る必要がある?
1年後に5億円稼ぐとなった場合、いくらのものをどのくらい売る必要があるのでしょう?
5億円のモノなら1個売れば達成。
5000万円なら10個。
500万円なら100個。
50万円なら1000個。
5万円なら1万個。
5000円なら10万個。
500円なら100万個。
※これはあくまで売上なのですが、そこは一旦置いておきましょう。
こうして数値にしてみたらなんとなく雰囲気がつかめてきますね。5億円や5000万円のものはなんとなく売れなさそうな気がする。500万円なら何とか売れるかも……?
逆に5000円のモノを10万個とかは結構難しそう。
売るモノはどこから調達する?
あれ?
っていうか何を売ろう?
何もない状態から1年間で5億円稼ごうと思ったら商品開発から始める必要がある?ってことは売り始める時間がそんなにない?ってかムリでは?
既にある商品を売ってもいいのか。まぁでも俺にそんな能力ないから無理だな。1年後に5億円は無理だ。
考えていく途中で分不相応だと気づいたので、目標を更新しましょう。
1年後に5億円は無茶だとしても500万円くらい追加で稼ぐのならできるかも。
【更新】1年後に500万円稼ぎたい!
何円のモノを何個売る必要がある?
500万円なら1個。
50万円なら10個。
5万円なら100個。
5000円なら1000個。
500円なら1万個。
先ほどと同様に、こうして数値にした段階で自分なら何個以上は売るのが現実的ではないかは分かると思います。
佐藤ヤスタケは1年かけても1000個以上売るのは不可能だと感じたので、数万円以上の商品をベースに考えることにします。
売るモノはどこから調達する?
しかし、これと言って取り柄のない佐藤ヤスタケ。数万円以上で売れる商品を持っているわけがありません。
なければ作るか、誰かの商品を代わりに売らせてもらう。
作る場合。
数万円かつ100人以上に需要がある商品を作るのはそんなに難しいものではありません。ニッチな経験を積んでからその体験をもとに商品を作っても良いのです。
滝行を何個も回って、ツアーを作ってみるとか、滝行コンシェルジュとかいう謎の資格を作ってみたりとか。
良さそうな場所を借りて、瞑想合宿ツアーを開いてみるとか。
佐藤ヤスタケ、運が良かった。瞑想場所にピッタリな場所が近くにあることが判明。都内からのアクセスも自動車で1時間程度。一旦瞑想ツアーを商品にしてみよう。
2泊3日の瞑想合宿、5万円。移動費込(自分が送迎)。なんかいけそうな気がしてきた!!--みたいなね。
具体的に動けば、結果も具体的に。
実際、この架空の人物(佐藤ヤスタケ)が考えた瞑想合宿ツアーが成功するかどうかはさておき、具体的行動すれば結果も具体的になるんです。
例えば誰にも見てもらえないなら、impが足りてないということ。広告を出してみても良いかもしれない、SNS運用をしても良い、マイクロインフルエンサーを無料で招待してもよさそう。ゼロイチ集客を一から学びなおしてもいいかもしれません。
見てもらっても成約しないなら魅力が足りないということ。魅力的な商品コンセプトを作る、セールスまでの導線を変える。
思ったよりも利益が出ないなら、ビジネスモデルがおかしいということ。利益が残るようなビジネスモデルを作る、プライシングを改善する。
このように具体的な結果があれば、改善の施策も具体的に考えていくことができます。
そうなれば目標達成は夢物語ではありません。
"具体的に考える"を悪用するのがマルチ。
具体的に考えることは目標達成の第一歩なのですが、マルチ商法でも似たようなことをさせられます。
あなたの夢は何ですか?と夢・目標を具体的に語らせて、それを実現するために私たちの商品がベストだよ、と。
目標を具体化させるところまでは良いのですが、それを達成する手段がゴミなのがマルチ。
当たり前ですが、目標を具体的にするのは目標達成までの道筋を具体的にするためです。
目標を具体的に考えたからOK!手段はこの人の言う通りにしよう!なんて馬鹿な考えは辞めましょう。
【まとめ】カッチカチにせい
どんな欲求を持とうが自由です。
ただ、本気で実現しようと考えるならフワフワとさせず、カッチカチにしてください。
目標を具体的にしてください。
そこまでの道筋も具体的に考えてください。
そうすれば具体的な結果が生まれます。
具体的な結果が出てくれば改善策も具体的になります。
改善を繰り返していればいつか目標が叶います。
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