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起業にまつわる6つの誤解ーアイデアは本当に必要か?など

2021年から始めたこのスモールビジネス大全、早いものでもう3年が経とうとしています。その間、約250本のコンテンツを公開してきたわけですが、言っていることはシンプルです。

スモビジ起業おすすめ。みんなもやろうよ。

しかし、私の力不足から"起業"について、まだまだ誤解している人が沢山います。今日はそんな誤解を解くために筆を執っています(キーボードをたたいています)。

一番よくあるのが「起業には斬新なアイデアが必要」というアイデアに関連する誤解。何度でも申し上げますが、スモールビジネスに斬新なアイデアは必要ありません。

あなたがやろうとしているのはスモールビジネス起業。安定的に売上を運んできてくれる事業を立ち上げることが目的のはずです。

ベンチャーキャピタルやエンジェル投資家から資金調達して赤字を掘りながら新規市場を作りだそうとするスタートアップではありません。

仮にスタートアップを立ち上げるにしても、大事なのは市場が成熟するタイミングで顧客を捕まえること。それはアイデアの斬新さ、真新しさよりもはるかに重要なんです。Googleだって12番目の検索エンジンですし、Facebook(Meta)も10番目のSNS、iPadは20番目のタブレットですから※。

※出典: エンジェル投資家 リスクを大胆に取り巨額のリターンを得る人は何を見抜くのか

とまぁ、こんな感じで起業にまつわる勘違いというのが6つほどあって、それらがスモビジ起業のハードルになっています。

このマガジンを売るためというわけではないですが(ええ、本当にそんなわけではないですが)、勘違いは解消しておきたいと思うわけです。

起業にまつわる6つの誤解

  1. 起業には独自のアイデアが必要

  2. 競合が居ない事業を始めるべき

  3. 起業はリスクが高い

  4. 大量の資金が必要

  5. 高いスキルを持っていないといけない

  6. 起業で成功するにはコネが必要

今回、解消していく誤解はこの6つ。全部誤解です。勘違い。

誤解1.起業には独自のアイデアが必要である

冒頭でも少しお話しましたが、独自のアイデアは不要です。17世紀初頭、株式会社の起源たる東インド会社が設立されたときから、今日にいたるまで資本主義は数多の天才たちの手によって磨かれ続けてきました。

凡人が考えた奇抜なアイデアなんてものは役に立たなくて当然なのです。私たちが考えるようなアイデアはどこかの誰かが考え付いて「ごみ箱に捨てたアイデア」の確率が非常に高い(というかほぼ間違いない)。

ただし、独自のアイデアが必要ないことと、儲かる事業アイデアを知っているかどうかは全く別の話。儲かる事業アイデアは知っておく必要があります。

儲かる事業とは?4つの条件

ライブドアを創業し上場させ、既得権益に潰されるまでの間、時代の寵児であった堀江貴文(ホリエモン)は、アメブロで2010年に確実にうまく行く商売としてとして次の4つの条件を上げていた。

  • 在庫を持たない

  • 粗利が高い

  • 初期投資が低い

  • 定期的に一定額の収入が入ってくる

これは誠に優れた条件なので、この条件を満たす事業を儲かる事業としておけば間違いはない。もちろん、別の条件を儲かる事業としても良い。

例えば

  • 他人に委託することができる(手離れが良い)

  • リスクが小さい(初期投資が低い/在庫を持たない、の言い換え)

  • 売上が経つまでの時間が短い

など。

【10個以上の情報源を紹介】儲かる事業の探し方

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