何を味わっているのだろう

昨日とうってかわって、お昼近くからスカッと晴れ。
多肉植物に日光浴、お水をあげ、などメンテナンスを念入りにしていました。

天気がいいと多肉ちゃんのケアが多くて困っちゃうな~(にやにや)


こんなことでいいのかしら、と思いつつもお休みを満喫しています。


今日もお風呂でkindleを持ち込んで本を読みます。
お気に入りのコミックエッセイの続巻が出たので入浴のお供に。

”眠れない”夜にお菓子を作る、ことを通して生きることとか
自分の感情と向き合うことなど感じることがたくさん。

とあるエピソードの中で

”食べること”とは
食べものそのものの味だけ感じ取ることではなく
自分を取り巻く環境 その全ての要素を味わうことなのだと

眠れぬ夜はケーキを焼いて3 より引用

そんな一節があります。


お風呂で改めて「確かに食べるだけじゃないよな」と思い返しました。

私の記憶は割と「食べ物」と紐づいていることが多いのです
例えば

群馬に暮らしていた幼稚園時代
母が作ってくれた”かにクリームコロッケ”を食べながら
晩秋になった肌寒い部屋で姉と話していたこととか

熊本に暮らしていた小学2年生のころ
近くの山でとったヨモギで草餅を作り
新緑がきらきらひかるゴールデンウィークにごんぎつねを見た。

大学1年生の時
友達とモスバーガーをテイクアウトして
七夕のころ、夜の誰もいない大学の外階段で
星を見る。

食べるということは「目の前の食べ物」と
その時の空気とか、風景とか、匂いとか
一緒に過ごした人とか。

ひっくるめて味わい、それが自分の「一部」になっているんだなぁ。
最近も
カレーを通して、ピザを通して
私の一部になったものがあるなぁとしみじみしてしまいました。


味わうは奥深い、と再発見した日曜日でした。

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