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じわっとしみでてるね

晩秋くらいから、最低週3回は相談に来てくれた学生さんがいます。
彼が目指している仕事はかなりの倍率。数百倍だったかな。
彼の1年先輩で、2年越し?で至れた先輩もいますが、かなりの狭き門という事も本人はわかっています。
(この先輩ともちゃっかり繋がって、アドバイスもらっているそうです。)


相談を受けるものとしては
「その業界のプロではない」のは百も自覚しているし、学生さん本人もわかっています。
だからと言って「わかんないし」と変な開き直りするのは違うので、リサーチできるだけのことをしたり(とはいえ、経験者である先輩学生の方が知ってるかな?)別のアプローチをしています。


別のアプローチというのは、本人と一緒に
内面を一緒に触れていくというもの。

まぁ、ざっくりいうと自己分析ってやつです。


学生といっても侮るなかれ、とすごく感じたのが
一つ一つの「とある経験」でかなり自分の大事なコトだったり向き合う姿がゆるぎないと話を聴きながらじわじわしみこんできます。

大事にして生きている事とか
何を「人と」交わし合っているのか、とか。


そんな話をする中
「そういえば」と思い出したように口走ったことが。


自分が何を大事に生きているのか、って何個もあることが口にして
わかったんっすよ。
ただ、これって仕事と繋がるんですか??


ふむふむ。


これまたよく聴くと
「生き方としての大事な芯はわかるけど、仕事の芯と別物では?」
そんな疑問がわいてきたようです。


うんうん。そうかー別と思うよねぇ。
○○さんにとって生きるって、何かなぁ…


生きる!生きるですかぁ…
目を丸くします。



…まぁこうやって問いかけ、言葉にし。を繰り返して
その彼は「なるほどー!!!」みたいな新たな発見をした様子。
面接が一昨日だったから、自分を伝えるなにかになればいいなぁと思うわけですけど。




生きることで大事にしていることって
仕事につながるのか。

という問い。

人に投げかけといて、お前はどうなんだ?と聞かれると
私の考えだと多分、きっと、関係ある。と…おもう。

自信はないけど(我がことをふりかえると)

確かに全部、全く、寸分の狂いなくとなると
そりゃ無理かもしれませんが
通ずるところはある。

だからこそ生きるテーマは働くテーマにもなんらか関わるし
そうじゃない活動にもなんらか関わる。
だから「その人の佇まい」にもにじみ出るんじゃないかなぁと。


実際
その学生さん、自分では気が付かないですけど
にじみ出るものがあるから。
もしかしたら、話を聴いているという前提もあるかもしれませんが
「彼の人となり」じわっとで感じますよ。


うんうん。と頷きつつ
私は何かにじみ出ているのだろうか…
出てるとしたら妙なものが見えちゃっているのかもしれない…
そんなことに慄きつつ、ニコニコ仕事をしている次第です…。大丈夫かな…だいじょばないだろうなぁ・・・。


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