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年度末の一抹のさみしさ

いやぁ、今年度も今日が最終日と思うとなんだかびっくりです。
この数か月の「いつもの日々」とはあまりかわらないようでしたが。

今日は部署内の異動になる、4年”このセンターの同期”とお互い話していた上長が同じ職場での最終日。

段ボール箱がどんどん作られては、どこかに消えていくというあわただしそう。

はぁ~という大きいため息が聞こえるのもいつもと同じなのですが
今日でおしまいかと思うと少々寂しい気もします。


この4年間、結構職場の環境も雰囲気があまりよろしくないところからのスタートでした。
ピリピリしていることもあったのですがその中
「相談したいんですが…」と上長にちょっとした話をするときにも
いつのまにか上長の愚痴になり
「まこさんごめんよ~、なんだか俺のぐちになっちゃったなぁ」
そんな時間もしばしばあり、私としては「管理者だってストレスたまるよな」となんだか共感してしまう面もあったり

上長なんですが、同志でもあるような感覚。

まぁ背負ってるものはかなり重いはずなので大変さは違うと思いますが。


この年度はぐっと職場の空気が柔らかくなり
上長含めきゃっきゃ楽しく話をすることもあり
職場だけど居心地がよかったな、と私も感じていました。
(ピリッとするときももちろんありましたけど)

それもおしまいかぁ。


異動ではありますが、職場のメンバーから「贈り物」を渡すプチセレモニーがありました。
一言、と求められた上長はいつものように「飄々と」話すのかなぁ…と思っていると

かみしめるように
「さみしいっす」と涙。

なんかこっちも泣きそうになっちゃいますねと
私たちもぽつり。

上長のほんわかしている空気感が
特にこの1年の柔らかい職場の雰囲気に繋がっていたんだなと
じんわりしてしまいました。


この居心地のいい空間というのは
誰かだけではなく、そこにいるメンバーが全てが作用して作り上げていると思うと日々は当たり前ではないんだなと一抹のさみしさとともに
ボディーブローのように効いております。


この移動はどうやら「昇進」っぽいので
おめでとうございます、と
また愚痴いつでもききますよ。
そしてありがとうを込めて。

いやぁ、残る身としてはさみしいなぁ!

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