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覚悟はまだできていない

このひと月日課になっていたことが、一旦区切りをつけることになるんだ。
肩を落とす昨日の夜を迎えました。

旧Twitterは全くつぶやくつもりはないもののアカウントだけ持っていて
だいたい好きな猫さんエッセイを書いている人をフォローしたり
3本足の看板猫さんのアカウントをフォローして、毎月心ばかりの応援をしてDMをやりとりするくらい。

だいたい「猫」関係の情報を見ている、それが旧TwitterことX。


そんな風にフォローしていると
優秀なXの頭脳で、猫さんアカウントを激推ししてくれます。


つい数か月前に、おススメされた猫さんアカウントを
流れてくると見ていました。その時は闘病中ではありながらも
まだ元気そうな姿。

ところが、1か月前から寝たきりになってしまい
看病や介護の様子を毎日見ていました。

介護する飼い主さんの苦悩や絶望もありつつ、食べられる日には希望が垣間見れたり。なにより大事に思っていることが写真やわずかな文から伝わってきます。

たまたま目にしたXの記事に、なぜか一緒に一喜一憂している自分がいました。スープ飲めたの!よかった。
熱が下がらない!ああ、どうか辛くなりませんように…

折しも我が家の猫ちゃんの膀胱炎発症と重なる部分もあり
症状は違えど、他人事とは思えず。

とある日のつぶやき(って今は言わないのか、ポスト?)には
”私にとっては可愛い娘だ”というコトバがありました。

うん、そうだよな。

片手におさまる毛玉だったコが大きくなって一緒に暮らしているのですから
娘ですよ。とこれまた力が入ります。


そして昨日の晩、毎日一喜一憂していたその方の”娘さん”は闘病を終えたそうです。激動だったものの、このひと月娘さんとの時間を過ごせた
そんな風に結ばれていました。


そうか…と画面を見つめながらも
私もいつか、”うちの娘”に同じようにできるだろうか。と考えさせられました。
本当に絶望も悲しみも、毎日もみくちゃにされる日々だったのではと文面から勝手に想像していましたが、その中でも
”この時間を快適に過ごしてもらう”工夫がすごかったのです。

飲み込まれそうになりながらも
冷静に、快適な時間を。と。

わたし、完全に飲まれちゃうだろうな…と
もみくちゃにされて泣きわめいていやだーって床を転げまわると思います。
…全く別事案ですが数年前やった事実があります。
情けないですけど。

そこまで、覚悟が私には足りないなと思いました。
快適にするケアをする覚悟
辛い状況も観察し続ける覚悟
そして、さよならする覚悟。

遠い先であってほしいもののいつ来るかわかりません。
その覚悟を今からちょっとずつ育んでいかねば、です。

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