プロセスエコノミーの価値と可能性

「プロセスエコノミー」
現在読んでいる本のタイトルです。

プロセスエコノミーについて。
生み出された成果(アウトプット)の質では差が付きにくくなってきた現代。
アウトプットを生み出す過程を共有することで、行動や取り組みの意味・背景・ドライビングフォースを知ってもらう。
これにより自分の行動を知ってもらうだけでなく、共感から応援・支援に繋げていく。
さらにはファンが行動の過程で評価やコメントをすることで、最終的なアウトプットの在り方や価値もブラッシュアップされてゆく。

仕事は成果が求められますが、プロセスエコノミーの考え方は成果だけでなく組織の仕事力底上げに寄与できると確信しています。

属人化した仕事のノウハウをベテランから学んだ若手が、自分の言葉でノウハウを他人に説明する。
従来見えにくかった属人化した仕事のノウハウは、
今後の人口減少時代に生産性のアップを目指すとき、確実な伝承が不可欠です。

自分が学んだノウハウを社内ツールなどで水平展開する。
人に伝わるレベルで言語化できるということは、考えているプロセス・理解のプロセスそのものです。
これを人に伝えていくことは、プロセスエコノミーと同じ効果を組織にもたらすのではないでしょうか?

自分自身がまだまだ勉強中の若手技術者ということもあり、プロセスエコノミーの考え方が自分の仕事や組織に活きる可能性を感じました。

仕事のやり方を少しずつ変えていく手段の一つとして、実践してみたいと思います。

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