自分のココロに正直に生きる(前編)
ピラティスインストラクターのSalaです。
普通の会社員をしながら、10ヶ月でTikTokフォロワー14万人。
猫背の治し方動画が、300万回再生されました。
今、私が伝えたいことは「自分のココロに正直に生きる」ということです。
それは「自分らしい人生を歩める」からです。
なぜ、私にとって自分のココロに正直に生きることが大切なのか、お話しします。
私は、子供の頃から内気で、自分の考えを伝えることが苦手でした。
自分が周りと違うと感じて、孤立していました。
中学2年生の時、新体操部の同期6人から仲間外れにされました。
5人から無視されるんです。
このとき、無視されることが、思春期の私にとっては、とても辛いことだったんです。
というのも、自分に存在価値がないと思ってしまったからなんです。
先生との話し合いでは解決せず、余計に居心地が悪くなりました。
周りを変えることはできない、自分が変わるしかない。
本当はどうなりたいの?
自分のココロの声を聞きました。
自分のやりたいことに挑戦しよう!
自分の可能性を信じるという種火が、メラメラと燃えてきたのです。
内側から、エネルギーが沸いてくるのを感じました。
新体操は、6人で1チームなので、私が辞めれば、同期は大会に出場できなくなります。
退部届を出すと引き留められますが、私のココロは決まっていました。
私をいじめてくれた友人には、感謝しています。
なぜなら、このおかげで私は自分の軸で生きようと強くなれたからです。
そして、自分のココロと向き合うということを、教えてくれたからです。
新しい部活には、個人競技の陸上部を選びました。
また、勉強にも力を入れてみたいと思いました。
周りは親のすすめで塾に行く子が多かったのに、
私の母は、私の幸せを本気で願って、こう言っていました。
「女の子は勉強しなくていいの、頭がいいと不幸になるから、バカでかわいいのがいいの」
そんな中、私は両親に塾に行きたいとお願いしてみるのですが、
「勉強したいの!」と泣きながら懇願していた自分の熱意に驚きました。
こうして、「勉強したくて泣く子もいるのね」と珍しがられながら、
お金をかけて塾に行かせてもらえることになりました。
私のやりたいことを叶えてくれた両親には、感謝しています。
こうして、運動も、勉強も楽しみました。
走り高跳びは、マイペースに練習できるのが、自分に合っていました。
市の大会で優勝、人生はじめての表彰式で、堂々とふるまえました。
試験では、学校で中の下だった私の成績が、いきなり学年6位。
誰も私をいじめなくなるどころか、「あなたって凄いのね」と急に優等生扱い。
自分が変われば、見られ方も一瞬で変わるんだ、と驚きました。
勉強が出来るから、運動が出来るから、自分に価値があるのではありません。
自分らしく生きることに、誇りを持てることが、大切だと思うんです。
いじめられ、自己肯定感が低かった私は、自分に価値がないと思っていました。
しかし、自分のココロの声にしたがって挑戦すると、
人生が好転し、全く別の世界を体験することができました。
後に私は、進学校に行き、アメリカ留学を経て、ボート部で全国3位、
慶應大学に進学しました。
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