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【臨時特集】惜別、サラマンダーズ2022

2022年10月12日、5人の選手が自由契約で、4人の選手が引退という形でサラマンダーズから退団することになりました。
去る理由は人それぞれですが、2年連続リーグ優勝と22シーズンの日本一の仲間だということは変わりません。

今回は、退団する9人の選手との思い出を振り返って参ります。

追記(2022年10月28日17時15分)

2022年10月24日に2人の任意引退と、1人の自由契約が発表されたので、追記いたしました。

再追記(2022年11月8日23時36分)

2022年10月31日に1人の任意引退と、1人の自由契約が発表されたので、追記いたしました。

再々追記(2022年11月20日12:01)

2022年11月19日に、自由契約した1名の選手の再契約が公示されたので、付随する部分を削除いたしました。

また、18・19日に1名の引退、1名の自由契約、2名の契約変更による現役引退が発表されたので、追記いたしました。

本記事は本日更新分とは別の記事でございます。投稿後に最終チェックを行って出す予定です。なお、この記事は当日に執筆、寝かせずに投稿するため、誤字・脱字、写真ミス・表現ミスが発生する可能性があります。その場合、直ちに訂正いたしますので、お声がけお願い致します。

自由契約

猿渡大輝投手 背番号66


設立当初から先発として年間通して投げ続けてくれた猿渡投手。

22シーズンからは更にギアが上がって勝ち星をマークし、8月には2失点完投勝利を記録しました。

いつでも克己心を携えて、孤独なマウンドで投げ込み続けたその雄姿は忘れはしません。

これからも新天地でもご活躍をお祈りします。

Photo by @KpbProject


武内未来投手 背番号16


熊本GL戦士として、チームを支えてきた武内選手。

21シーズン7月の大分戦の104球は優勝を手繰り寄せる勝利を納め、KAL優勝に貢献しました。

怪我を負っても、負け一切ない根性で直向きに立ち向かう姿には感動を覚えました。

新天地での復活、お祈りします。

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追記(2022年10月28日17時15分)

武内選手の23シーズンについて、進展がございましたので、ご報告いたします。



中島愛喜捕手 背番号22


初年度の高校生トライアウトでプロの門戸を叩いた中島選手。

22シーズンは本職から代打、指名打者まで座り、根性で戦い抜きました。

特に、サラマンダーズ初のホーム試合となった21シーズンOP戦のHonda熊本戦では、ビハインドからチャンスに繋ぐ一打でフレッシュを届けてくれました。

守備に打撃に気合と気迫を魅せたその姿は、勝利だけでなく我々に未来を見せてくれました。

まだまだ若い20歳、ここからが勝負どこです。吉報が聴けることを楽しみにしています。


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中野駿介内野手 背番号52


22シーズンの合同トライアウトで狭き門を潜り抜けた中野選手。

開幕から安定した守備と打撃で存在感を出しました。

22シーズン5月のSB3軍戦では4安打2打点の活躍で、大躍進のきっかけをつかみました。

西武台初のプロ選手は、グラブ捌きで士別と火の国で華を咲かせました。

若い可能性を魅せてくれた中野選手の、ネクストステージを応援しております。

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植月克将外野手 背番号3


石川MSからトライアウト合格を勝ち取った植月選手。

2年間、苦しい時期が続きましたが、ベンチでの躍動感は最も見栄えがありました。

22シーズン5月の大分戦で試合を決めたツーベースヒットは、とても眩いものがありました。

光を捉えたこの場所から、どこまでも輝き続ける笑顔が眩しく映えます。

これからも、行く先々で皆を盛り上げてください。


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源隆馬選手 背番号21


21シーズンから右腕先発としてチームを引っ張った源選手。

22シーズンはケガに苦しみましたが、復帰のマウンドでは気迫あふれる投球を魅せてくれました。

23シーズンはリハビリに専念されるため、1年のお休み。

集中力とその投球には炎が舞い踊るかにも見えました。

まずは、お体をきっちりと直し、再び相まみえることを楽しみにしています。


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イスラエル・モタ選手 背番号1

巨人で愛されっ子だったドミニカンは逞しく、頼もしくなって再び来日しました。

シーズンでは圧巻の18本塁打、グラチャンでも士別SB相手に2本塁打で、文句なしの本塁打王を獲得されました。

開幕戦でのグランドスラムと確信歩きは今でも鮮明に覚えています。

海を越えてもう一度笑顔を届けてくれた日々は忘れはしません。

吉報が届くことをお祈りします。Vamos!!


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任意引退

橋詰循投手 背番号29

栃木GSでの経験を活かし、初年度から中継ぎの核を担った橋詰選手。

22シーズンは最優秀中継ぎ投手賞を獲得し、サラマンダーズに貢献し続けてくれました。

特にSB3軍戦では、無四球三者凡退2三振で、大勝利へと繋える活躍を魅せてくれました。

道中、険しい道が続きましたが、橋詰劇場の千秋楽は新たな風が芽吹きました。

独立リーグ人生、お疲れ様でした。次のステップでも感動を齎す人で会ってください。

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佐野太河投手 背番号6

堺で培った経験で次なるステージ、サラマンダーズに入団した佐野選手。

代名詞でもある、ナックルボールで相手打者を手玉にとりました。

特に、北九州Pのラモン選手との勝負では、手も足も出させない投球で圧巻のパフォーマンスを発揮してくれました。

持前の気合と根性で日々成長を感じさせてくれた佐野選手。

この経験を焼き付け、新しいステージで翔いてください。お疲れ様でした。

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橋中基岐内野手 背番号9

数々の死闘を潜り抜けてきた橋中選手。

特にショートの守備には光るものがあり、ファインプレーを幾度も魅せてくれました。

22シーズン5月のSB3軍戦での固め打ちは、勝利へ導く快音を残しました。

素手で握るバットで鮮やかに舞い続けた勇姿は忘れません。

これからも最高の一日を過ごせるよう、応援しています。お疲れ様でした。

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佐藤博泰内野手 背番号4

高知FDで鎬を削った勢いそのまま熊本に降り立った佐藤選手。

シュアな打撃からパワフルな一打まで多彩なバット捌きを魅せてくれました。

21シーズン徳島IS戦でのホームランは消える星の如く、鮮やかに描かれました。

バットで産んだ白い流れ星はファンの心に刻まれています。

現役生活、お疲れ様でした。またいつでも遊びに来てください。

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西島篤選手 背番号18


火の玉のようなストレートで最後の最後まで戦い抜いた西島選手。

22シーズンからはクローザーを務め、時にはその重圧から涙も流しました。

覚醒した西島選手は日本一決定戦にて圧巻の投球を魅せてくれました。

みかんジュース美味しいです。また飲みたいです。

愛する家族の為、どうか幸せな日々が続きますように。

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瀬戸口樹選手 背番号31


持前のお兄さんポジションで皆をまとめた瀬戸口選手。

21シーズンはキャプテンを、22シーズンは外野守備・走塁コーチも兼任なさってプレッシャーも並々ならぬものだったでしょう。

包帯を巻いたその手で本塁打を放ったモタ選手とハイタッチする姿に、本当に慕われた人なんだなぁと感じました。

凛々しく前に進む薩摩隼人は伊達ではありませんでした。

この経験は唯一無二の武器です。ご健闘をお祈りいたします。


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高橋昌寛選手 背番号25


北の大地での実績を引っ提げてやってきた高橋選手。

「縁の下の力持ち」として、上位打線から下位打線まで務められました。

また、日本一後にはフェニックスリーグにも選出され、最後の最後まで戦い抜きました。

築き上げたその技と誇りは、間違いなく人生の糧となります。

またお会いできることを楽しみにしております。

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芦谷汰貴選手 背番号47


絶対的左腕の背番号を継承した芦谷選手。

名実ともに天下無敵のエースとして、躍動しました。

グラチャンでの信濃GS戦では強敵相手に無失点で封じ込め、日本一をもたらしました。

野球人生に区切りをつけ、新たな夢を追いかける姿には潔さを感じました。

無敵のエースはいつまでも心に残り続けましょう。


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現役引退

PIGBOSS/猪口雄大選手 背番号30


創設時から盛り上げる力に恵まれた猪口選手は、PIGBOSSとなり更に深みをましました。

ファンサービスからグランドでの溌剌さにはファンを勇気づけてくれました。

SB3軍戦で放ったタイムリーは、タマスタに詰めかけたファンに希望を与えてくれました。

一振りで流れを呼び込む、火の国のムードメーカーは来季もコーチとして盛り上げてくれます。

貫くPIGBOSSは眩しく輝きます。


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西寿哉選手 背番号37


優しい人格者・西選手も兼任コーチとなって更に慈愛を深めました。

技術指導だけでなく、試合でもピンチを救ってくれる頼もしい存在でした。

琉球BOで記録した3打点はチームを勇気づけてくれました。

鍛えた力は皆の心に木霊し、新しい期待を生み出してくれました。

皆に慕われた「火の国の妖精」の新章が幕を開けます。


Photo by @KpbProject


最後になりますが、皆さんサラマンダーズでプレーしてくださって、

本っ当にありがとうございます。

皆さんの新天地でのご活躍をお祈りします。

サラマンダーズファンは皆さんの事をずっと応援しています。

たまには球場にも遊びに来てくださいね。



サク来より




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