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【選手紹介】#21 源隆馬

源 隆馬(みなもと りゅうま) 背番号21 投手 2000年11月20日生まれ
右投右打/宮崎県/宮崎学園高‐國學院大(中退)
21年 13試合5勝2敗 防御率2.64 奪三振38
22年 5試合3勝0敗 防御率1.82 奪三振13

22シーズン終了後自由契約

Baseball Times vol.49、一球速報.comより

【極限炎舞】

戸郷翔征とともに注目を浴びていた宮崎出身の源選手は、國學院大を中退しサラマンダーズの門戸を叩いた。
高2の夏の大会で完投勝利を収めた右腕はサラマンダーズでもその実力を発揮した。
圧倒的な制球力のもと投じられるストレートと変化球で打者を翻弄させる投球は相手からすれば脅威だったろう。
21シーズンは防御率2.64で5勝をマークし、1年間安定した活躍を見せた。
しかし、22シーズンはケガで調整を強いられ、僅か5試合の登板に終わり、同年オフに23シーズンを手術及びリハビリ・トレーニングに費やすため自由契約に。
熊本に残り、24シーズンまでの復帰を目指す。


Title Photo by @KpbProject

意地で抑えた完封勝利

こんにちは、サク来です。
今回、ご紹介いたします選手は、初年度から先発陣に食い込む源隆馬選手です。

宮崎出身の源選手は、高校時代に戸郷翔征選手(巨人)とともに評価を得ていた投手でした。

卒業後は、渡辺俊介選手(元ロッテ)や嶋基宏選手(元楽天・ヤクルト)などを輩出した國學院大へと進学しますが、中退してサラマンダーズに入団しました。

サク来が球場で見た感想ですが、石山泰稚選手(ヤクルト)のようにテクニックで抑えるタイプだと見受けられました。
豊富な変化球を投じて、140km/h代のストレートで差し込むピッチングはとても魅力的に感じました。

21シーズンは武内選手・宮澤選手らとともに右腕3本柱として先発のポジションを死守。
5勝をマークし、実力を示しました。

そんな21シーズン、サク来が選ぶ源選手が輝いた試合がございます。

21シーズン 5/11 vs高知FD@藤崎台球場

火の国6-0高知FD ○源 ●屋比久 本塁打 高橋1

一球速報より

この日、ILから高知FDを招いて迎えたホーム藤崎台。
一週間前に行われた大分B戦でプロ初勝利を収めた源選手は、初めて先発を務めることになりました。
初回、3番に座った、後に中日にドラフトにて本指名される濱選手を遊ゴロに抑える上々の立ち上がりを見せます。
3回に、8番松田選手のセンター前ヒットの後、9番中川選手の打球を後逸し1死1・2塁とピンチを迎えます。
ここで踏ん張る源選手。
1番に帰って尾野選手、続く長谷部選手を凡打に打ち取ります。
その裏、サラマンダーズは2番宇土選手のタイムリーで先制します。
打線も調子を上げ、5回に2点、6回には高橋選手のホームランで1点、7回も高橋選手のタイムリーで2点を加えるなど源選手を援護しました。
源選手は先ほどのピンチ以降、打者を一人も許さないピッチングで見事完封勝利。
プロ初先発で初完封を記録する偉業を成し遂げました。

その後の試合も抜群の投球を続けた源選手。指名解禁となる22シーズンはさらなる飛躍が期待されたが・・・   Photo by @KpbProject

誰もが更なる飛躍を疑わなかった22シーズン、暗雲がかかりました。

ケガにより出遅れた源選手は僅か5試合の登板に終わりました。
更に年内に再度手術を受けるため、23シーズンをリハビリ・トレーニングの期間と定め、野球から離れる決断をされました。

公示上では自由契約となりましたが、21番はまだ終わりません。
蘇ったニュー源選手を待ちましょう。

おまけ

帽子で大笑い顔を隠す源隆馬選手


誕生日ケーキを前に喜びを隠せない源隆馬選手


若いころの原辰徳に似ている源隆馬選手


追記(2022年11月20日)


先日、源選手の今後について、ご自身から報告がございました。
詳しくは、以下ツイートをご参照ください。


詳細情報


成績


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