【選手紹介】#9 橋中基岐
【堅実なる遊撃隊員】
高校時代、21世紀枠で甲子園で接戦を繰り広げた橋中選手は、大学・熊本GLを経て、サラマンダーズに入団した。
特に21シーズンは、素手でバットを握るスタイルでファンを驚かせた。
特筆すべきは、その守備力。西選手もフットワークの軽さに信頼を置くほど。
主にショートを守る橋中選手は、幾多のファインプレーを魅せてチームを救ってきた。
22シーズンは12エラーを記録したが、それは挑戦した度胸の証。
勝利に導くプレーの数々をさりげなく行う、守りの要ともいえる。
打って守ってタカ退治
こんにちは、サク来です。
本日は、橋中基岐選手をピックアップします。
15年、春の甲子園で守備で魅せた橋中選手は先述の通り、大学・熊本GLで経験を積んでサラマンダーズに入団しました。
打撃では苦しい時期が続きましたが、彼の最大の長所は守備力です。
サク来が見た限り、打球への反応が早く、二遊間を抜けそうな打球も飛び込む瞬発力があったと考えます。
堅実な内野守備は印象に残るものがあります。
ショートのポジションはライバルが沢山いました。
22シーズンは中野選手と中村選手の加入により、争いは激化しました。
しかし、安定感は随一なのでこれからもチームを支えてくれるかと思ってました。
その矢先、22シーズンでの現役引退発表。
この記事執筆途中に入ったニュースは衝撃が走りました。
華麗な雄姿は忘れません。
そんな橋中選手が輝いていた試合ですが、22シーズンのSB3軍戦を紹介します。
1勝1敗でこのカード勝ち越しを狙ったサラマンダーズ。
先発の猿渡選手は打たれながら要所を抑えていきました。
3回、四死球と安打で満塁のピンチを作りますが、なんとか粘ります。
その裏の攻撃、先頭の松本選手が出塁すると、盗塁と暴投で3塁まで進みます。
バッターの橋中選手はフルカウントで迎えた6球目を打ち、前進守備の二遊間を抜け先制タイムリーとなりました。
この日の橋中選手は打撃絶好調で、4打数3安打の猛打賞を記録しました。
また7回にはSB2番早選手の打球を、9回には6番三代選手のフライを冷静に捌き、守備も難なくこなしました。
この日はセカンドでの出場でしたが、持ち前の守備力は一切錆びることはありません。
この試合、見事MVPに輝きました。
守備で魅せた橋中選手。
また何かしらの形でサラマンダーズと関わってくれることを願うばかりです。
おまけ
高校時代から素手でバットを握る橋中基岐選手
ラジオでゲスト出演する橋中基岐選手(左)
熊本GL時代の橋中基岐選手
詳細情報
成績
公式プロフィール
なお、この記事を執筆するうえで、「ひーさん」様と「あつし」様より選手画像を提供してくださいました。誠にありがとうございました。
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