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【雑談】漫才大好きサク来さん、M-1準決勝を視聴する

2022年11月30日。

サク来は、生まれて初めてM-1準決勝の配信チケットを購入した。


3000円ほど。正直もっと掛かると思った

というのも、サク来の気になるコンビ、”金属バット”がワイルドカード(=敗者復活みたいな制度)により墓地からもう一度舞い上がったからだ。
もし敗退したならば、決勝当日に行われる敗者復活戦に参加できない取り決めであり、ラストイヤーのため二度とM-1の舞台でお漫が見られない。

てなわけで、ギリギリに購入した。
正直、結構迷った。
他のコンビの漫才を見ることに躊躇いがあったからだ。
16時30分ごろにダッシュで購入。

この後、30分間のトランペット教室を経て、帰りの電車で見ながら帰宅した。

開演時間の17時。

すこし遅れて、はりけ~んずさんがやってきた。

どうやら2022年からベストアマチュア賞を受賞した”深海魚”が準決勝メンバーの前。
つまりワイルドカード枠の前、その日最初の漫才を披露するとのことだった。

2人とも個性が際立って、しかも、結成0年であの表現力を兼ね備えており、とても驚いた。
大笑いをかっさらいながら、見事大役の努めを終えた。

ここからは、準決勝メンバーの死闘が始まった。

トップバッターの金属コンビさん。

ホテル療養から帰還し、速攻準決勝の舞台に降り立った友保さんには驚いた。
負ければ最後のM-1グランプリ。
何回も拍手笑いを搔っ攫った。
途中、小林さんが手を目線近くまで持ってくる場面があったのだが、明らかに震えていた。
いつも飄々としていた御両人だったが、お漫へは人一倍だったのだと改めて感じた。

この後は、ストレートに準決勝へと駒を進めたコンビの登場となった。

個人的に、一番面白かったコンビは”ウエストランド”。
井口さんの攻撃的な喋りを河本さんの危なげなトスで繋いで大爆笑が続いた。
錦鯉やマヂカルラブリーのように、動く漫才(=コントイン)が多い中、サンパチを挟んで喋っていることの面白さで勝負するコンビはすごいと感じる。
そういった点では、”ハイツ友の会”や”キュウ”、”カベポスター”らも爆笑を産み、しゃべくりの真骨頂を見た。

コントインする漫才も、とても面白かった。
金属バット以外で注目していた”令和ロマン”は、ケムリさんくるまさん両人がコントインして話が進んでいったのだが、くるまさんが激しく動く一方でケムリさんがマイクの前から動かずとも十分すぎる表現を用いており、どのボケ・ツッコミもクリティカルで命中したと感じた。
他には、”真空ジェシカ”も難解なボケを含みながらも、分かりやすく転がして、プロの技量の凄まじさを感じた。

サク来のノーマークだったコンビは”ダンビラムーチョ”だった。
大原さんは3回戦で”ヨーデル”を披露して奇怪なコンビだと思ったが、準決勝でも大原さんメインで話が進んだ。
YouTubeでは野球あるあるでお馴染みのコンビだったが、野球関係ない漫才で挑んでおり、腕っぷしが強いのだと思った。

トリのからし蓮根まで大うけだった準決勝。

決勝進出者発表までの時間に、サク来の考えるコンビ9組をリストアップした。


ぶっちゃけ皆決勝行ってもおかしくないほどうけていたし、上手かった。金属バットも入れたかったが、本当に順番さえどうにかなれば、、、と勝手に悔やむ


そして、運命の決勝進出者発表会見の時間。


金属バットはここで15年の戦いに幕を閉じた。
2018年の敗者復活で一目惚れして以降、「もういっちょTV」や「声流電刹」などで御両人を追っかけ、21年にEZO福岡劇場で初めてお姿を拝見して改めて決勝の舞台に立ってほしいと熱望した4年間。
本当にありがとうございました。

決勝進出には、群を抜いて面白かったと思ったウエストランドや真空ジェシカだけでなく、奇天烈なヨネダ2000にダイヤモンドなどの9組が登り詰めた。

惜しくも敗れたコンビは、極寒の野外で敗者復活戦に臨みをかける(寒いところで漫才をさせるな)。

本日14:55より放送される敗者復活戦から熱を更に帯びるM-1グランプリ。

果たして誰がチャンピオンになるのだろう。

ワクワクとドキドキにガクガクブルブルを備えながら、キーボードをたたく昼下がり。

新しい毛布ヤマト運輸から受け取りながら送信。

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