【考察】サラマンダーズ中継ぎどうすんだ問題
こんにちは、サク来です。
KAL開幕まで10日を切りました。
先日は今季初の藤崎台での対外戦を勝利で飾りました。
当日はテレビ局のカメラやリポーターも複数取材に来ており、そのうちTKUさんは馬原監督へのインタビューを行いました。
その中で馬原さんは今シーズンの投手陣について、以下のように答えました。
KAL3連覇・日本一の連覇を狙うサラマンダーズ。
先発は実績のある宮澤選手・松江選手に加え新加入の菅原選手・中村総一郎選手らのアピールで熾烈を極めます。
しかしインタビューにもあった通り、リリーフ運用に関しては見通しが立っていない様子で、特にクローザーに関しては誰が努めるのか分からない状態となっています。
今回はそんなサラマンダーズ2023シーズンの中継ぎ並びにクローザーについて考えて参りたいと思います。
中継ぎについての考察
中継ぎに関してですが、先ほど述べた菅原選手・中村総一郎選手以外は実戦にてリリーフ登板を行いました。
ここからは背番号順に登板選手をまとめて生きたいと思います。
#11 水野喬日選手
21シーズンは30試合に、昨年はグラチャン含め25試合に登板をこなし、ホールドを荒稼ぎしてきた水野投手ですが、今シーズンは確認できた限り2月の紅白戦のみの登板となっています。
キャンプ中に故障をしたのか、それとも後にも述べますがクローザーとして調整しているのか、真相は不明ですが高みに目指すうえで必要不可欠な投手であることは間違いありません。
#12 徳橋颯野選手
昨年は防御率0点台の安定感を魅せ、今年も左腕リリーフとしての活躍を期待される徳橋選手はおいどんカップ・パナソニック戦に筑波大戦など複数試合登板しています。
ビハインド場面でも安定してアウトカウントを重ねており、3年目の進化に期待がかかります。
#14 松江優作選手
先発としても東海大戦などに登板している松江選手ですが、2月の紅白戦でリリーフとして登板しました。
ただ、直近の東海大九州キャンパス戦では先発で挑んでおり、調整登板だった可能性も考えられます。
また中継ぎに回った場合、左腕先発が不在になるため、そこも懸念点になります。
#15 古殿聖月選手
アメリカで武者修行を積んだ古殿選手は実戦では中継ぎとして登板しています。
楽天2軍戦では無失点に抑えるなど大卒一年目右腕はフル稼働してくれることに期待がかかります。
昨年はドラフト指名候補としてもあげられた右腕はスライダーと直球を武器に戦うでしょう。
#16 下川智隆選手
昨年3球団から調査書を受け取り、ドラフトレポートでも高評価を得ていた下川選手もリリーフとしての登板メインで調整を続けているようです。
紅白戦こそ先発で登板しましたが、それ以降は楽天2軍戦などでの登板が確認されています。
最速150キロを記録すると言われている右腕は、実力・伸びしろともに可能性を感じるピッチャーです。
#17 石本裕大選手
昨年チーム最多登板となる40試合に出場した石本選手は、九州共立大戦にて9回より登板しました。
相手打者を難なく打ち取り、今年も火の国中継ぎ事情を支えてくれそうです。
サラマンダーズ3年目となる人吉出身の右腕にはクローザーとしても期待が高まります。
#22 江藤奨真選手
大分Bより移籍してきた江藤選手は主にロングリリーフとしての出場が多く、九州共立大戦と東海大九州キャンパス戦でそれぞれ2イニング投げています。
先発としてのイメージが強い江藤選手ですが、今年は21シーズン以来のリリーフ登板が予想されます。
#47 山口翔選手
広島で将来を渇望された地元出身の山口翔選手は筑波大戦でリリーフ登板を果たしました。
まだ実力は100%出せていないですが、調子は徐々に右肩上がりになってきています。
NPB復帰を目指す山口翔選手にとって、先発だけでなく中継ぎとしても調整できるとのアピールにもつながると考えます。
#57 宮澤怜士選手
21シーズンは投手三冠を、22シーズンは芦谷選手と二大看板を背負い、昨年のドラフト会議当日はオリックス相手に好投を見せた宮澤選手もリリーフとして登板しています。
紅白戦で登板すると、直近の東海大九州キャンパス戦にて9回に登板しました。
先発としても登板している為、実験的なリリーフ登板だと言えます。
その他投手
菅原選手・中村総一郎選手は現時点で先発としての調整が続いています。
この二人は先発でシーズンを戦うのだと考えます。
一方、藤岡選手と小江選手は未だ実戦登板がありません。
今後の動向に注目したいです。
以上が中継ぎ登板した投手です。
この中でサク来が投手運用するとしたら、
【先発】
菅原ー中村総ー松江(宮澤)
【中継ぎ】
水野ー古殿ー江藤ー山口翔(藤岡ー小江)
徳橋ー石本ー下川(セットアッパー)
【抑え】
宮澤or水野or石本
以上のようになると予想します。
水野・古殿・山口翔選手が6・7回を抑え、セットアッパー陣が8回のマウンドに立つ、昨年より重厚なリリーフが期待できます。
クローザーについての考察
21シーズンは絶対的守護神・石森選手、22シーズンは胴上げ投手・西島選手が務めた抑えの位置。
両者、突き抜けた球威と気迫を感じるクローザーでした。
実戦登板で最終イニングに登板した投手のうち、抑えに適任な選手は宮澤・水野・石本選手のいずれかになると考えます。
宮澤選手は先発だけでなく中継ぎとしても登板しており、抑えに抜擢されてもおかしくありません。
また、先発だけでなくリリーフもできるんだぞ、とNPB球団への最大限のアピールになると考えます。
未だ対外戦で姿を見せない水野選手ですが、クローザーとしての調整を続けており、その中で選ばれる可能性も十分にあると考えます。
これまでの実績も踏まえ、さらにすさまじい球威を持つ水野選手も十分抑え候補と言えるでしょう。
石本選手も同じく、特に非打率が1割台の安定感が特徴的です。
以上が私の抑え投手に関する考察です。
果たしてどのような中継ぎ陣で開幕戦を挑むのか。
馬服監督の采配に注目です。
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