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大きな駅近くの本屋であの本が売れる理由

こんにちは salam です。

皆さんは大きな駅の本屋で『金持ち父さん・貧乏父さん』『トップ1%が知るお金の真実』『なぜあの人には「お金」にも「時間」にも余裕があるのか』が売れている理由を知っていますか。

この3冊には共通した内容が書かれているページがあります。

『ESBI』という概念です。(”イーエスビーアイ”と読みます。)

これは、投資家兼ビジネスマンであるロバート・キヨサキが『金持ち父さん・貧乏父さん』という本の中で提唱した人間の働き方は4つに分けられるというものです。

E・・・『Employee』。会社員。

S・・・『Self Employer』。自営業。

B・・・『Business Owner』。ビジネスオーナー。

I・・・『Invester』。投資家。

『トップ1%が知るお金の真実』『なぜあの人には「お金」にも「時間」にも余裕があるのか』にもこの概念について書かれているページがあります。

そして、このESBIの概念はマルチ商法(別名:ネットワークビジネス)をしている人が勧誘手段の1つとして利用しています。勧誘の際、これらの本を紹介し、B(ビジネスオーナー)やI(投資家)として働くことの魅力を伝え、みんなで頑張ってB(ビジネスオーナー)やI(投資家)になろうと声をかける訳です。

また、セミナー等でこれから色々な話をしていく際にも必要になるため、勧誘側からすると事前に知識として頭に入れといて欲しい概念になります。(具体的な接触・勧誘手段については以下の2つの記事をご参照ください、1記事あたり5分〜7分程度で読めます。)

じゃあなぜ、都心の本屋であんなに売れているのか。

答えは簡単で”勧誘に駅近くのカフェを利用しているから”です。

マルチ商法の人は毎日毎日勧誘で忙しいです。

仕事終わりや休日に仕事の話や将来の話をし、上記の本を紹介しています。また、1人だけではなく多くの人を勧誘すればその分収入が上がる仕組みになっているので1人に対して3時間4時間も費やしていられません。せいぜい長くても2時間くらいが妥当でしょう。

他にも、なるべく多くの人と話す時間を作りたいため移動時間を短くする必要があります。そのため、たくさんの人が利用する都心の駅で待ち合わせをし、そこから近いカフェや飲食店で話をし、話をしている時に本の紹介をし、話が終わればそこから近い本屋で本を買いに行く訳です。

だから都心の駅近くの本屋では『ESBI』の概念を知れる本がバカ売れしています。

salam