私が新入社員に伝えたかったこと

私の勤める会社にも新入社員が入ってきてくれましたが、私も中間管理職ということで、新入社員に挨拶をする機会がありました。

人前で話すことは未だに苦手なのですが、せっかくの機会でしたので、がんばりました。
が、やはり緊張して伝えたかったことの半分も伝わったか怪しいので、ここに改めて書き留めておきたいと思います。

これまでの会社員人生（パニック障害になったことも含めてですが）を振り返り、自戒を込めて新入社員の方々に伝えたかったことは次の4点でした。

①自分が担当する業務に自分なりの意味（意義）を見出して、プライドを持って取り組んでほしい。

どんな仕事でも意味があります。
その意味には正解はなく、自分で見出せばいい。
それは大きなモノである必要はありませんが、卑下することもなく、自信とプライドを持って取り組めば立派な仕事になると私は考えます。

② 社会人人生は長い。自分自身をケアして、大切にしてほしい。自分と大切な人を最優先に。

会社員となれば、自分の人生の多くの時間を仕事に費やすことになりますが、仕事に命をかけてはいけない。
また自分を犠牲にする必要もない。
ワーク・ライフバランスという言葉がありますが、優先すべきは自分自身と自分の大切な人。
社会人人生は長い。新入社員の皆さんには持続可能な働き方をしてほしいと切に思っています。

③わからないこと、困ったことがあったら一人で抱え込まず相談する。

仕事や新生活でわからないこと、困ったことがあれば、一人で抱え込まずに上司や同僚、同期など周りの人に相談してほしい。
何でも聞ける、相談できるというのは新入社員の特権です。

④仕事と新生活に楽しみを見つけてほしい

どんな仕事でも、自分の考え方、捉え方しだいで楽しめる要素は必ずあります。
単純な仕事であっても自分なりに工夫して楽しめることはたくさんあるはず。それを見つけて、仕事を楽しんでほしい。
新生活も同じ。新たな環境、人間関係の中で葛藤もあるかもしれないけれど、その中にも楽しめる要素をぜひ見つけてほしい。


実際の挨拶では、しっかり緊張してしまい、ここに書いたことの半分も伝えられていない自覚はありますが、こればかりは仕方ないですね。
ただ、今回の挨拶を機に、自分の会社員生活を振り返って自戒にもなったことは本当にありがたいことです。

もし、新入社員や若い方、自分の娘たちがこの投稿を目にして、少しでも今後の社会人生活の気づきになってくれれば嬉しいなぁと思っています。