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Salah-D漫画ネーム構成 #1

どこでもヤングチャンピオンで漫画を連載している漫画家Salah-Dのスタッフから見て、Salah-Dの魅力について綴っていきます。

今回は、Salah-Dの『ネーム構成ついて』スタッフの見解も交えながら、魅力を伝えていきたいと思います。Salah-Dは漫画の中でもネームを重視し、毎話毎話集中をして描いています。それはなぜか、紐解いていきましょう。

Salah-Dの自己紹介についてはこちら

なぜネームを重要視するのか

ネームは、漫画にとってよく例えられるのが『設計図』のようなモノです。家を建てるときに、設計図が上手くできていないのに闇雲に、材料を揃え柱を建てても、いい家は建てられませんよね。
それだけ、ネームは大事なモノです。また、漫画は編集部と(Salah-Dの場合は原作者の方も含め)ネームでやり取りをして全てを決めます。

とはいえ、ネームは絵を綺麗に描かなくても構わないと思います。漫画家それぞれのやり方によりますが、Salah-Dの場合は、ネームで丁寧な絵を描くと描きなおすのに時間がかかるので大まかにしか描きません。
(編集部に提出するときは、最低限漫画の意図がわかるように描きます)

クラス≪無職≫の英雄譚~公爵家を追放されたが、実は殴っただけでスキルを獲得できるとわかり、大陸一の英雄に上り詰める~ 第一話 1ページ目 ネーム


クラス≪無職≫の英雄譚~公爵家を追放されたが、実は殴っただけでスキルを獲得できるとわかり、大陸一の英雄に上り詰める~ 第一話 1ページ目 漫画作画

ネーム段階では仮のセリフです。最終校正で編集者と原作者に調整してもらいます。土台をSalah-Dとスタッフとで考えます。セリフの作り方はちょっと特殊だと思うので、また別の記事で書ければと思います。

Salah-Dにとって ネームとは

ひとことで言うと『性格』とのこと。ネームを見ると漫画家の性格がわかる。だから、ネームは大切にしていきたいそうで、Salah-Dがネームを書いている時は全集中しており、スタッフは話しかけることができません。
Salah-Dの場合は、作画が得意なので作画中は話しかけても問題ありませんが、ネーム中は脳内様々な構想をしているため、スタッフが話しかけると気が散るので邪魔なようです…汗

ネームを構想するタイプ

ネームの描き方は漫画家によって様々です。プロット(文字で物語のイメージを書くこと)に合わせて何ページにこのコマを持ってこようとパズルを当てはめていくような感覚の『パズル型』が多いイメージです。実際、数名知り合いの漫画家に聞いてみたら皆『パズル型』でした。

Salah-Dの場合はA・B・C・Dと様々なパターンの物語のイメージを考えてどのパターンが一番良いかを考える『迷路型』です。どの道が一番良いか、どんなゴールパターンがいいのか試行錯誤しています。その為、何度もページの前後を行ったり来たり修正して時間が掛かります。

それだけ、ネームには、時間を掛けて漫画を描いています。具体的にはまた、別記事で書ければと思います。
Salah-Dのネームについて知ると、より漫画の魅力が伝わるのではないかと思います。


この記事を読んで、Salah-Dの漫画に興味を持った!という方は、

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最後まで、記事をお読みくださりありがとうございました。
次回も、Salah-Dの魅力についてお伝えできればと思います。

筆者:Salah-D スタッフ

※記事の内容は、個人の見解です。

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