母と弟と東京生活

私は現在東京都杉並区に単身赴任中ですが、福岡県出身です。けっこう田舎のほうです。3年前に父が肺がんで亡くなりました。それまで母と父が住んでいた家はもともと父の生まれ育った家で、築85年ほど経ったようでしたが、リフォームもして庭もそこそこある大きな家でした。私から見ると祖父母の家でした。

父が亡くなったことで77歳の母をその家に1人でおいておくのはいろんな意味で怖いと思い、都内に住む弟夫婦と相談の上、母を弟のマンション近くに引っ越させました。この引っ越しもコロナ禍もあり、大変だったんですがそれはまた書くとして現在の状況を記します。

母は都内の隅田川近くで1人しています。部屋は1Kとすごく狭いですが便利がいいので母本人は満足してくれています。

現在78歳の母はもともと丈夫な方ではないのですが、福岡の家の草むしりなどで無理をして、3年前に脊柱管狭窄症をやってから歩くことが大変つらくなっています。それで要支援2をもらい、週2でデイサービスに通っています。ありがたいことにデイサービスは喜んで行ってくれるので助かっています。私の会社の同僚で、母親がデイサービスに行きたがらないことで退職した人がいました。

たわいのないことかもしれませんが、私も弟もなかなか親孝行ができなかったので、現在は毎週土曜日に母の家に集まって食事をしながら家族3人でしゃべることが楽しみになっています。
ただ食事をしながら話をすることだけですが、すごく大切な時間だと思っています。誰しもが親に育ててもらい、なかなかその感謝を伝えられないと思いますが、その時間を大切にしています。
母を東京に引っ越させて1年3か月ほど経ちました。この先そんなに長くは続かないことも考えると、少しずつ外出も含めて思い出を残していこうと思います。 春になったらレンタカーでも借りて近い温泉にでも行ってみようかと、どこがいいかなあ、母の体力を考えるとあまり遠いところはむつかしいしなあと、でも実現させるべくこれから計画を立てようと誓うこの頃です。

とりとめのない日記になりましたが、また出かける時間が近づいたのでこれで筆をおきます。ありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?