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大峯山寺の戸開式(山上ヶ岳)

 先日は知り合いに誘われて、大峯山寺の戸開式に泊まりで行ってきた。大峯山寺というのは吉野の山上ヶ岳頂上付近にある修験道のお寺で、戸開式というのは5月3日3時から始まる修行始まりの儀式だ。誘っていただいた知り合いのお仲間に行者さんがいて、その縁で大峯山上 櫻本坊参籠所(宿坊)に泊まれることになった。

 初日は洞川温泉から登り始める。女人結界門をくぐるとそこから標高差900mくらいを一気にのぼる。途中、院主さんや他の行者さんと出会い、他の山とは違う雰囲気をあじわう。 

 そんな山を登り続け、岩の間を抜けた先に宿坊が眼前に広がる。よくこんな場所に大きな建物ができたものだと感心する。 

 その日は、大峯奥駈道の雰囲気と素晴らしい夕暮れを堪能し、晩御飯を頂戴してから3時開始の戸開式にむけて仮眠をとる。 

 式では護摩たきと、秘仏秘密行者尊を拝見してからのご来光を拝む。山上ヶ岳の眺望はすばらしい。だからここに大峯山寺をつくったのかと思うくらい素晴らしかった。 

 そして行きとは違うルートで下山。途中びっくりするような急斜面にも出会い楽しく無事に降りれた。 今回のことで大峯奥駈道にさらに興味をもてたので、今後はそちらの登山を増やしていきたいと思った!

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