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#3楽器を「声」でたとえると

好みのサウンド

こんにちは、サラダです。今日は「楽器を声で例えると」というお題でお話をしようかなと思っています。お付き合いいただけるとうれしいです。ヴォーカリストにとって楽器は身体そのものです。前回の配信でも少しお話させていただいたのですが、楽器イコール心と身体のメンテナンスが大切なのですね。当然ですが、楽器それぞれバイオリン、ピアノ、フルート、トランペット・・・あらゆる楽器もメンテナンスを怠ると目指す音が出ない。あるいは音そのものがでなくなってしまいます。そしてそれぞれの楽器も人を選びます。よくトランペットやフルートは唇の厚みで向き不向きがあるとか、ピアノも指が届かないのでその楽曲は断念した。なんて話を聞きますよね。逆に楽器に呼ばれている方、この楽器を演奏するために生まれたのではないか!といったコピーがつくプレイヤーもおられます。そういった方の演奏を聞いていると、とてもほっとしたり、逆に感情を揺さぶられたりすることありませんか?私は音楽の古今東西を問わず、ピンときた音楽をかたっぱしから聴いているタイプなのですが、好みの楽器のサウンドってあるんですね。みなさんにもあると思います。

バイオリン属楽器

そこで今日はチェロについてちょっとご紹介したいことがあります。なんて言うと、サラダさん、チェロをお弾きになるのかしら?と想像されたあなた。わたくし、まったく弦楽器の才能がございませんでした。3歳くらいの時、父の知人の家で子供用バイオリンを持たされ見様見真似で弾いてはみたのですが、「やれ指がいたいだの、音が変なだのと」自分で難癖をつけ、まったくやる気がなく親は、これは無理とその場で私に弦楽器を習わせることをあきらめたそうです。なんとかピアノはそれなりに両手を動かしてたたきまくったそうでしたが。・・・その話はおいておいて、まずチェロという楽器はバイオリン属に該当する楽器なのですが、属というのは植物でいうところの~科というものですね。たとえば、桜はバラ科ですね。ご存じないかたもおられるかもしれませんね。でも、桜はバラ科の植物なんだそうです。話がそれましたが、チェロはバイオリン属です。ちなみにバイオリン属には当然バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスが該当しています。この4つの楽器は形状も構造も大きさがちがうだけで、奏法もほぼ同じなのでバイオリン属とよばれています。


人の声に近い 安眠できる。

今日お話ししたいのはこの中で基本的に低音部担当のチェロ。お聞きになったことがあるかたはその音色を思い出していただきたいのですが、なんともゆったりと語り掛けてくるように感じませんか?そう、チェロの音域、実は人間の声の音域と近いのです。そのために耳にここちよく響くのですね。わたしはとくに安眠したい日はチェロの楽曲をよく聞きます。有名なのはバッハの無伴奏チェロ組曲ですよね。他にもCMで有名になったヨー〇〇マさんがチェロで弾かれたリベルタンゴ。楽曲についてはいくらでも出てくると思うのですが、この楽器の魅力は人の声に近いというところで、神経が高ぶって、ストレスフルな日、なにか悲しいことがあった日、自分を見つめなおしたい日などにうってつけの楽器だと思います。ぜひ、好みの楽曲や演奏家を探してこのチェロという楽器の魅力にみなさん気づいていただけたらなと思います。

それではですね今日も最後にカードを一枚を引いて終わりにしようと思います。


今日のカード

は「temperance」のカードですね。今はあなた自身とても調和がとれている状態です。こんなときはどうぞ自分の内面をよく見つめてみてください。といわれているような感じがします。そんな今日の音楽はチェロにフォーカスした楽曲です。バッハのチェロ組曲などおすすめです。ゆったりとした気持ちで過ごすことでインスピレーションを与えてもらえそうです。それではあなたの今日一日が素敵な良い1日になるように願っています。

サラダでした。



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