虎に翼47話(重遠の孫)
(寅子も、少し大人になって、ひとの心を読めるようになった分、自分の思いで突っ走ることが、難しくなってきた。
旧民法基準のアタマ で読むから、改正案がスバラシク見える)
ライアン「終わった?」
寅子「さっきから、この喜びを分かち合いたかった人たちの顔が次々と浮かんで来て..」
(結構だが、それで改正作業は出来る?)
寅子「憲法に書かれている、全ての国民が平等というのは、こういう事なのかと」
(気分で総論を語ってはダメ)
ライアン「サディー、キミ、思ったより、ケンキョなんだね」
「心からそう思う?」
「新民法に対する 不満はゼロ?」
寅子「いゃ」
(何を望まれ、何を聞かれているのか、よく分からない寅子)
..もうヘマはできない、
変な波風は立てずに..
寅子「物事はいっぺんに変わらなくて、少しずつ前進していくのが大切」
("穂高に言われたことば" を言ってみても、意味するところは正反対だ。周りの状況が全く違う。
耐え忍ぶ時と 突き進む時)
ライアン「なんで?」
寅子「なんでって..」
ライアン「じゃぁ例えば 苗字の問題」
寅子「妻の権利を考慮した 素晴らしい法改正かと」
ライアン「でもこの素案はGHQに突き返された..」...
GHQの見方、神保の見方、ライアンの..寅子の..人々の..
ライアン「早急に決めないと、世の中の善悪が宙ぶらりんになっちゃうからさ」
悪口は、言葉がわからずとも伝わる。
ライアン「また改めてディスカッションしよう、今度はケンキョさ無しのやつでね」
今 見定め中
(寅子はライアンが望むディスカッションの相手になれるか?)
甥っ子の見方
「寅ちゃんがケンキョだなんて...あははは」
花江の見方
「..とてもじゃないけど笑えないわ..直道さんの仇の国の人と..仲良くして..」
寅子「この度は...少しでも皆さんのお力になれるように、精一杯働きます..」
桂場「キミも、そういう薄っぺらな事を言う..どう思われたいのかは、行動で示せばいいだろ」
「..こちら神保教授...私の恩師...」
神保「恩師だなんて、思ってもいない事を」
桂場も薄っぺらを言う。
(寅子は、ライアン、ホーナー、神保らと対等に向かい合って、改正作業を進められるか⁇)
光
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