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虎に翼119話(一美)

家で…

航一「やっぱり僕には納得できない。
ここまで来て研究の道を
諦めるなんて! 
研究者にならなくても
せめて 博士課程を きちんと終えて そこから考えても遅くないんじゃないですか?」

*対  世の中 という時には
そうなりますよね
ここから先
*← この印から始まる 文言は
岩佐一美の つぶやきです。

優未「私は そうは思えない
大学、修士課程、博士課程と進んでいくたびに 周りから遠まわしに言われてきた
『この先に お前の椅子は無い』って…
私ね  初めて心から勉強が楽しい!って思えたから
ここまで来ちゃっただけ 」

*↑このことを体感、体験できたことが  もう『既によかった』ってことだ と思います。

優未「博士課程を終えた先の椅子は 男女関係なく とても少ないの」
航一「厳しい闘いかもしれないけれど  男女関係なく機会は訪れる
はずです」
優未「もう闘う自信が無い
この先 私は 自分の目が
キラキラしてる想像がつかない
『寄生虫の研究は嫌い!』に なりたくない。
だから  キッパリやめたいの」

*無理をして
自分にムチ打って
頑張り続けて
『寄生虫の研究は もう嫌!』って なってもねぇ
好き❣️な気持ちより
努力が上回る っていうのも
楽しくないよ ね

航一「今、弱気になってるだけなんじゃないですか?
諦めず もがいて
それで 進む先には
必ず希望が……」

寅子航一さん  黙って‼︎

*そりゃちゃんの"止め“が入る はずです。
これは  よねさんが
被爆者の吉田ミキさんに言った「【心から納得して
自分で決めた選択
】でなければ 止めましょう」
と おんなじ意味で
『自分の本心がそこに無いと
無効!』と いうことです。

寅子優未の道を閉ざそうとしないで!」

*ホントに そう
航一さんに 他意は無く
"よかれ" に走っているだけなんですけど…ね

航一「閉ざす⁇?
僕は彼女に『諦めるな』と伝えているんですよ」

*でもね…
理想の押し付けでもあるの
優未本心は そこに在りますか?』ってことです

寅子「『諦めるなと伝えている』←それが 優未の進む道を妨げているの。
どの道を どの地獄を進むか
or
諦めるか は
優未の自由です」

*そうなんですよ
【決める】のは
自分の意思で決める
ここに 人を介入させちゃうと「〜〜さん が言ったから」
「〜〜さん の せいで」って なる。
結婚も全くおなじ。
自分で決める
それができたら
条件関係無い世界が
訪れる。
あなたと わたし
ふたりぽっちの世界🌎
ここに創造が はじまる

航一「じゃあ寅子さんは
この9年近くを『無駄にしろ!』と言うんですか⁉︎」

*結果主義みたいなところが あるのね

寅子「はて? 無駄?
手にするものが無ければ
これまで熱中して 学んできたことは "無駄“になるの?
私は努力した末に 何も手に入らなかったとしても 立派に生きてる人たちを知ってます」

*私も知ってます。
むしろ 何も持ち込むモノの無い、何も抱えてない"魅力"っていうのも
ありますよ。

航一「現実を見ていない!
甘過ぎる!
この年齢で何者でもない彼女に社会は優しくない💢‼︎」

*↑この心配も わかるけど…
他者基準で
自分が無いんですよ
だから…
肩書きに 寄りすがる
肩書きで 武装する

航一「いやダメだ‼︎
絶対にダメだ💢‼︎
僕は 可愛い娘が傷つくのを
見たく無いんだ💢‼︎」

この現場に登場する
のどか
その結婚相手(らしき男性)

彼を目にした途端…
航一「はぁ⁇ いゃ…あの…
そりゃ…えっ! つまり その…
あなたが⁉︎」

そこに立つのは長髪の男‼︎
*(それにしても長髪がサマになってない)

のどか「お父さん  あのね
例え 傷ついた としても
やっぱり【自分の 一番で
生きたほうがいいんだよ】
本当は『誠也さんと結婚するつもりだ』って話そうと思ってた
でも…
私、誠也が好きだけど
(誠也が)普通になるならば
やっぱり 一緒に居られない」

*うんうん
自分の人生
自分の本心を 誤魔化さないで生きたい。
だから 相手にも
そう生きて欲しいのね

のどか誠也にも 私と一緒
になる為に 芸術の道を諦めてほしく無いの」

*当然  そうなるわね

のどか「だから………」
誠也「ぅ う  ちょっと待って…それはつまり
俺はフツーにならなくても
のどかは ずーっと 一緒に
居てくれる!ってこと⁇」

*ここが確認できて
よかったね!

のどか「えっ!」

*ここで  え! が
出てくる のどか
やっぱり航一さんの子どもなのよねぇ

誠也「お義父さん!」
航一「⁇  おとうさん…⁇」

誠也「お義母さん!」
そう呼ばれて 満足そうに
はい」とお返事する寅子

誠也のどかさんは きっと苦労するし、自分の幸せは
自分で見つけてもらうことなるし …
人が持ってるモノは
ほぼ持ってないような人生になるか と思いますが
僕たち結婚します

ステキ!

のどか「んっ  えっ え…⁉︎」
このリアクションも
航一の子どもらしい

誠也「おとなの僕らが
親の承諾を得るモンじゃないから」
のどか「それも そうね」
ようやく自分の本当の気持ちに
たどり着いた のどか

航一   思考の破壊
(のどかも  か…)

寅子「じゃあ みんな
自分の道を選んで進む
ということで」

*実は 私の最初の夫は
肩甲骨辺りまでの長髪で、
結婚した時はアルバイト。
ジェームスって呼ばれていて
背が高くて
日本人離れしていて…
誠也君より
ずっと カッコいいんですけどね

私の両親も弟妹も
航一さんのような反応は
しませんでしたけど…

今の夫との
なれそめは
こちらから




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