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虎に翼 渋沢栄一 不出来な玄孫

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NHK朝ドラ「虎に翼」が始まりました。 「穂高重親」なるクサい名前で登場した法学者 穂積重遠 は、私の祖父に当たります。 重遠は、私が生まれて直に亡くなっており、記憶にはありませ…
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2024年4月の記事一覧

虎に翼22話(一美)

虎に翼22話(一美)

寅子は 事件の流れを
きちんと理解していく為に
学友の手も借りて調書内容の
検証を続けた。
できる事は
調書の事実確認

寅子はつぶやく
(私にしかできないこと…って
なんだろう)

行き詰まっている中

寅子は 叫んだ!
「優三さん みつけました!
私にしかできないこと !!」

その後
直言の部屋に向かう家族一同

ガラリと戸を開けて

はる「今から家族裁判やります」

直言「はぁ…?」

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虎に翼22話(重遠の孫)

虎に翼22話(重遠の孫)

私にしか出来ない事
  調書の筆写?
  足取り調査?

はるに出来る事
直道に籍を抜かせる?

他意なくはるが30年つけてきた
毎日の日記が、
真実を暴く。

自白すれば、
「皆が解放される...
あとは我々 下々が...

家族を更に辛い目に...」

(強いられた)【過誤(あやまち)】を正当化(合理化)するのは
誰?なに?

自白は全て嘘だ、
でも、罪は全て受け入れる。
裁判でもやった

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虎に翼21話(一美)

虎に翼21話(一美)

穂高教授「私に やらせてくれないか 猪爪直言君の弁護人を。一緒に 直言君を救けようじゃないか」
私:グッときて…涙

4か月を過ぎて
保釈された 直言を
猪爪家の家族全員で
出迎える
「おかえりなさい」
妻 はる(優しい声で)
「あなた おかえりなさい」
私:ここでも…涙
…………
後日
寅子「先生 父は本当に罪を犯したんでしょうか?」

穂高「どうも 直言君の態度はスッキリしない。
だが、罪を

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虎に翼21話(重遠の孫)

虎に翼21話(重遠の孫)

学生の本分
弁護士の本分
家族の本分

花岡vs優三
「お兄さん!」「いえ、ただの書生です」

花岡に、上から目線の寅子

心の、魑魅魍魎につけ込む検事

自閉する直言

スッキリしない、本人が認めている以上無罪を争う事は出来ない。
キミ(家族)にしか出来ない事がある。

信じない 夢見ないで、
希望を捨てない
弁護士のこころ

信じる
家族のこころ
        光

虎に翼 番外編2(重遠の孫)

虎に翼 番外編2(重遠の孫)

明治大学女子部は、昭和4年、松本重敏、穂積重遠の提案により開設された。
開校式挨拶で、重遠はこう述べている。
「民法といふ法律は殊に婦人に重大なる関係のある問題で、家庭に密接な影響を及ぼす法律である。その法律を審議するのに男子だけでやってよいものか・・・」
「良い弁護士を造る為、婦人代議士を造るためといふこともあり得るでありませう。併し私はさういう外の目的に余り重きを置かないで、婦人が法律を勉強さ

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虎に翼20話(一美)

虎に翼20話(一美)

父 直言が贈賄の容疑で拘留。検察が猪爪家に家宅捜索に…

書生 優三「寅ちゃん 悔しがるのは後回しだ。
一つ救いなのは 僕らが法律を学んでいる事だ。強みを最大限に生かして この場を乗り切ること…」

*以前、優三さんが言ってましたね
「法律って 自分でみつけるもの
自分なりの解釈を得ていくもの」
って…
ノイズに惑わされる事なく
検証する

大汚職事件
共亜事件

(実際には)
=『帝人』の株式売

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虎に翼20話(重遠の孫)

虎に翼20話(重遠の孫)

揺れる寅子

頼もしく、
思いに振り回されない優三

「悔しがるのは後回し」
「今ある強みで」
(過敏性腸症候群はどうして?)

しっかり者はる

「涜職(とくしょく)に手を染める」?

触らぬ神に祟り無しの大庭ほか一同

腹を括るはる

寅子は父に習ってスクラップ

「法律を学ぶ我々は、何事にも影響されず物事を判断しなくてはならない。その為にも、我々は学び続けなければならない」(穂高)

猪爪家

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虎に翼19話(一美)

虎に翼19話(一美)

本当の自分

花岡が退院する日
轟は 花岡に
「虚勢を張って どうする!」
続けて
轟「男の美徳と思っていた 強さ、優しさ、
男らしさ と思っていたものは、そもそも男とは無縁のものだったのかもしれんが…」
轟「上京してからの花岡は 日に日に 男っぷりが下がっていくばかりだ」

退院した花岡は
大場梅子に謝罪します

花岡「(俺は)こんな人間になる筈じゃなかったのに…

仲間にナメられたくなくて、

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虎に翼19話(重遠の孫)

虎に翼19話(重遠の孫)

思いは口に出すのがいい⁇?

魑魅魍魎(ちみもうりょう)は伝染する

たまが口を開く
【赦すこと】は美徳?勘違い?

「思ってもない事を宣(のたま)うな!
虚勢を張ってどうする?」
轟は、【どこで】覚醒した⁉️

「自分でも信じられないが、あの人達が好きになってしまった。
あの人たちは漢(おとこ)だ!...」

梅子の母性
花岡の心の闇
自己嫌悪、自己否定
「どの自分も嫌いで...」
心の中の魑魅

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虎に翼18話(一美)

虎に翼18話(一美)

梅子「私ね 良き妻 良き母 になる自信があった」

*うんうん
社会的役割は果たしていた って
いうことね

で、"個"としての 大場梅子さんは

どこに 居るの?

どう 生きたの?

梅子「嫁の鑑だ と言われて…
その頃から 夫が家に帰らなくなったけど…
私には子どもがいる

子どもたちが立派に育てばいい

バチが当たった…」

* そうか そうか
自分の扱いが
長男に現れたのね

ずいぶん

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虎に翼17話(一美)

虎に翼17話(一美)

「ここからは 大場君に講義をお願いしようと思う」と穂高教授。
腰が痛いから と言いつつ
教室を出た途端に スタスタ歩く 穂高に アレ〜〜どしたの?
*(穂高は 夫の母方のおじいちゃん穂積重遠がモデルなので…)

はて…
穂高には 一体どんな意図が…

判例から
大場先生「結婚前の婦女にとって
容姿というものは何より大事で…」

寅子「はて…容姿が何より大事で というのは賛同しかねます」

寅子の意

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虎に翼18話(重遠の孫)

虎に翼18話(重遠の孫)

「何なんだ?この人は?」
擬【態】には多分
自覚が、必ずある 訳では無い。

自覚なき自動反応を操っているのは何?
魑魅魍魎(ちみもうりょう)が跋扈(ばっこ)する中にも、慣習や真心も顔を出す。

「人格」の振幅は大きい。
作った理屈は何処へゆく?

優位に立ちたい男
負けたくない女

理屈のもとから顔を出す「本音」

「特別扱い」の傲慢。

「私ね、自信があった

闘うことから逃げていたら、バチ

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虎に翼17話(重遠の孫)

虎に翼17話(重遠の孫)

擬【態】(ふり).

して見せることの裏側

「やめてください。
専門家なんて」
謙遜も【態】(装い)

「普段は大人しい」【態】(様子)の闘犬ポチ=はな

ケガの慰謝料の基準も【態】?
「美人」「容姿」という【態】(見た目)

「うちの家内なら300円」と謙遜して見せる大庭の自信と、卑下と、蔑視。

「特別です」の差別。
「噂以上の優秀さ」
相手を持ち上げてみせる自尊心。

「私を使うのよ

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虎に翼15話(一美)

虎に翼15話(一美)

兄嫁 花江は
「私は 皆さんの言う
"闘わない女" の側
それが 辛くて…
寅ちゃん達みたいに
優秀で、強い人には
私の辛さ 寂しさが わかりっこないのよ!」

よね
「辛くない人間なんていない!(花江は) わかってないから 甘えて、泣いて、弱音を吐くが
ここに居るみんなは
弱音なんて吐かないだろ!」

この やりとりを聞いてた
寅子
「はて……みんな 辛いなら
私は むしろ 弱音 吐くべきだ

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