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InBody測定に行ってみた

ダイエットをして自分がどんな風になりたいかをイメージできたら、まずやるべきことは現状把握だ。

自分がこうありたいと思う姿があって、それに向かって進むとき、ただ闇雲に突き進むのは既に時代遅れだし、がむしゃらに挑戦するのが許されるのは若い内だけだ。

どうせならダイエットも重ねた年齢分くらい賢くやりたい。

賢い大人は自分がありたい姿を決めたら、現状把握して、現実的に達成できる目標を設定し、あとはPCDAサイクルをひたすら回して、自分がありたい姿を手に入れる。

なに?PCDAサイクルを知らない?

今どきの学生なら受験や就活で使っていたりするゾ。

※PDCAサイクルとは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価・進捗チェック)、Action(改善・再実行)を継続的に回していくこといにより、仕事の結果の質を高めるサイクルのこと。

https://kaizen-base.com/column/31135/

InBody

大人のダイエットは体重だけを指標にしたりしない。

ダイエットをして体調を崩したり、不健康になるのは本末転倒だからだ。

バイタルや血液検査データなども活用していくが、まずはこのたるんだ肉、余った脂肪を現状把握したい。

そこで登場するのが、体重・骨格筋肉量(筋肉量)・体脂肪量から体のバランスが分かるInBodyだ。

InBodyは微弱の電流を両手足から流すことによって、人の体を構成する基本成分の量や筋肉・脂肪バランスを測定することができる。

人の体を構成する基本成分は、大きく分けて水分・タンパク質・ミネラル・体脂肪の4つ。

正しく体の健康状態を評価するためには、この体を構成している成分を正確に評価する必要があるのだ。

体成分

体の構成成分が知ることで、栄養状態に問題がないか、体がむくんでいないか、筋肉量、骨の健康度、体はバランス度合いなどが分かり、何が足りなくて、どこが余っているのか、どこを増やすべきで、どこを減らすべきなのかが分かるのだ。

健康的にダイエットするための指標を体重やBMIだけに頼ることには限界があるのだ。

久しぶりのInBody測定

InBodyはスポーツジムや医療施設など、さまざまな場所で測定できる。

ダイエットをしようと思っているなら、一度測定しておいて損はない。

私が数年ぶりに測定したInBodyの結果がこれだ。

ちなみに測定結果はInBodyアプリでスマホでも確認できる。

InBodyの点数は80点を基準として、以下のように分類される。

70点以下:虚弱型、肥満型
70 ~ 80点:一般型
80 ~90点:健康型
90点以上:筋肉型

一般的に点数が高い場合は筋肉が多くて体脂肪が標準的な状態で、点数が低い場合は筋肉と脂肪の均衡が良くない状態と評価される。

一体なにが問題なのか?

私の場合、体重とBMI、そして体脂肪率を指標にすると、適正体重が56,5kgに対して49,3kg、BMIは18,3で低体重、体脂肪率は23,6で標準レベルで、一体どこが問題なのだろう?と思うかもしれない。

問題は、筋肉と脂肪のバランスだ。

InBodyでは棒グラフの先端を線で結び、その形から大きく3つの体型に分類する。

Iが普通型、Dが強靭型、Cが肥満型で、ここからさらに低体重・虚弱型や過体重・肥満型などに分類され、私は「標準体重・虚弱型」になる。

が、ここで「標準」という言葉に騙されてはいけない。

標準体重としてはギリギリのラインに入ってはいるが、BMI的には低体重であるし、適正体重からみると約7キロもマイナスだ。

骨を丈夫にするミネラル量や、余ったエネルギーを保存する体脂肪量はなんとか基準値をクリアしているものの、筋肉をつくるたんぱく質量も少ないし、実際の骨格筋量も少なめだ。

何よりも問題なのは、筋肉量よりも脂肪量が多いということは、内臓脂肪が多く、隠れ肥満の可能性があるということだ。

本当に隠れ肥満なのか?

では、私の内臓脂肪レベルはどうだろうか?

内臓脂肪レベルは、10以下に維持することが健康な状態と言われており、内臓脂肪レベルが10を超えると注意が必要とされている。

レベル5は、どう考えてみても肥満ではない。

結論は・・・

相対的に見ると私の現状は、体重・筋肉量・体脂肪量がすべて少なめの虚弱な体型という結論になる。

健康状態に特別問題がある訳ではないし、冒頭のアプリの画像の通り筋肉量も標準でバランスもよく、十分に健康的な体型と言えなくもない。

ただ私が目指すところの健康で元気な体は、もう少し筋肉量も脂肪量もあって、エネルギーの余剰分がもっとあって、多少のストレスにも動じずに済む体だ。

なによりも、これ以上痩せて見た目の老け度が増すのはなんとしても避けたいところである。

そうすると私の場合、何よりも先に体重を増やすことが課題のようだ。

InBodyの点数で言うと、総合点は90点以上を目指したい。

となると、見直すべきは食事である。

実はもう何年も前から私の食事は、既に太りようがない食生活=健康であるための食生活になっている。

次回からは、この太りようがない食生活の基本と、そこから健康状態を維持しながらどうやって筋肉量と脂肪量を増やすのか、解説しながらお伝えしていこうと思う。




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