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発声障害とは?




発声障害には種類がある

そもそも発声障害とはどういった病気なのでしょうか?

発声障害(はっせいしょうがい)とは、その名の通り声が出しづらくなったり声の質が悪くなったりする状態を言います。

発声障害の原因の多くは、声帯(せいたい)に何らかの病変が起きる
器質性発声障害です。
反対に、声帯の病変や麻痺などがない発声障害は
機能性発声障害の可能性があります。

https://www.yoshijibika.com/archives/25828

私の場合はこの機能性発声障害にあたりますが、
一口に発声のトラブルといっても、中には
声帯結節(声帯にこぶのようなものができる状態)
声帯ポリープ(声帯に水膨れのようなものができる状態)などが原因の器質性のものもあります。正しく現状を判断するためにも自己判断せず、まずは病院での診察をお願いいたします。


さらに機能性発声障害の中でもいくつか種類があり、以下のものが挙げられます。

心因性失声症
音声衰弱症
変声障害
仮声帯発声
痙攣性発声障害
過緊張性発声障害
低緊張性発声障害
など

https://www.yoshijibika.com/archives/25828

私はこの中の過緊張性発声障害にあたりますが、
日常生活ではほぼ問題なく、歌唱時のみでした。
(このnoteでも主に歌唱時の過緊張性発声障害の場合を想定して書いております。)

繰り返しになりますが、種類や症状によっては
ボイストレーニングをする以前に、言語聴覚士による適切な治療が必要な場合がありますので、まずは主治医の判断に従っていただきますようお願いいたします。



症状と原因

主に感じていた症状は以下です。

ものすごく力をいれないと高音が出ない
歌い終わると首や肩、顎がすごく疲れる
歌っているときの喉周りの締め付けがひどく、息がもたない
ワンコーラス歌うだけで声が枯れる
滑舌が悪く、リズムにも遅れる
ピッチを外す(常に少しフラット気味)
ロングトーンで声が震える
低音が出しづらい、ガラガラする
中音域も力みがひどい 
フレーズの頭で力むなど、

とにかくいままで感じたことがないくらいの疲労感、喉の痛さで、
ひどい時はワンコーラスすら歌えず、Aメロを歌うだけで喉が枯れました。

私の場合、これらの原因は
慢性上咽頭炎の症状の影響で口や鼻の空間をうまく使えず、
それをカバーするために必要のない筋肉に間違った情報を刷り込んでしまっていたことにあったと思います。
最初は少しの力みだったものが、どんどん力みがさらに強い力みを生み、、、
という、負の連鎖が起きていたのでしょう。

(慢性上咽頭炎についてはこちらをご参考ください。)

なので私は一度筋肉に与えていた間違った情報をリセットし、
正しい情報に上書きしないといけなくなったわけです。

しかしここで問題が。

今まで私は恥ずかしながら無意識に歌っており、どこをどう使うか、全て感覚任せだったのです。
つまり、自分がどう歌っていたのかわからないコントロールできない、ということが起きたのでした。




歌い方迷子になってしまった


こうして私は高音の出し方はもちろん、
自分の過去の声を聞いて、これはどうやって出しているんだ・・?と
全くわからなくなってしまったのでした。

ここからどうトレーニングしていったのか?
これはまた後日書こうと思っているので、ぜひまた読んでいただけると嬉しいです!


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