発声障害とは?
発声障害には種類がある
そもそも発声障害とはどういった病気なのでしょうか?
私の場合はこの機能性発声障害にあたりますが、
一口に発声のトラブルといっても、中には
声帯結節(声帯にこぶのようなものができる状態)
声帯ポリープ(声帯に水膨れのようなものができる状態)などが原因の器質性のものもあります。正しく現状を判断するためにも自己判断せず、まずは病院での診察をお願いいたします。
さらに機能性発声障害の中でもいくつか種類があり、以下のものが挙げられます。
私はこの中の過緊張性発声障害にあたりますが、
日常生活ではほぼ問題なく、歌唱時のみでした。
(このnoteでも主に歌唱時の過緊張性発声障害の場合を想定して書いております。)
繰り返しになりますが、種類や症状によっては
ボイストレーニングをする以前に、言語聴覚士による適切な治療が必要な場合がありますので、まずは主治医の判断に従っていただきますようお願いいたします。
症状と原因
主に感じていた症状は以下です。
とにかくいままで感じたことがないくらいの疲労感、喉の痛さで、
ひどい時はワンコーラスすら歌えず、Aメロを歌うだけで喉が枯れました。
私の場合、これらの原因は
慢性上咽頭炎の症状の影響で口や鼻の空間をうまく使えず、
それをカバーするために必要のない筋肉に間違った情報を刷り込んでしまっていたことにあったと思います。
最初は少しの力みだったものが、どんどん力みがさらに強い力みを生み、、、
という、負の連鎖が起きていたのでしょう。
(慢性上咽頭炎についてはこちらをご参考ください。)
なので私は一度筋肉に与えていた間違った情報をリセットし、
正しい情報に上書きしないといけなくなったわけです。
しかしここで問題が。
今まで私は恥ずかしながら無意識に歌っており、どこをどう使うか、全て感覚任せだったのです。
つまり、自分がどう歌っていたのかわからない、コントロールできない、ということが起きたのでした。
歌い方迷子になってしまった
こうして私は高音の出し方はもちろん、
自分の過去の声を聞いて、これはどうやって出しているんだ・・?と
全くわからなくなってしまったのでした。
ここからどうトレーニングしていったのか?
これはまた後日書こうと思っているので、ぜひまた読んでいただけると嬉しいです!
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