『思い慕う』 4 サクユミ 2023年7月7日 00:11 学校帰り 君と話していた 近所の公園古びた遊具の 螺旋階段の先 てっぺんの広場が 私たちの特等席 気の置けない仲なのに 肝心なところの 本音が言えない ひねくれ者同士それでも 隣に並んでいたら 触れ合うことができたよね お揃いで買った ビーズのストラップ 君は緑で 私はピンク 切れない縁は テグスのように ねじれてゆらり あの日のままで 今年の夏も またそばにいる #詩 #散文 #ネジバナ ダウンロード copy #詩 #創作大賞2023 #散文 #オールカテゴリ部門 #ネジバナ 4 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート