見出し画像

LGBTとは

「コロナで死んじゃってもいいよ。女の子に生まれ変わるから」と小学5年の子がつぶやいた。
生まれたときの性別は男の子。
自認する性は女の子。
母親は、本人の望むようスカートをはかせた。
女の子の名前で過ごせるよう学校に頼んだ。
大きくなればなるほど葛藤を深める我が子に、
「あなたが死んだらお母さんも死ぬから」と伝えた。ともに生き抜こう、と願いを込めて‥

私も学生の時に
何でスカートはかないといけないのだろう?
ランドセルは赤じゃないとダメなのだろう?
女性トイレは扉があって、男性トイレは何でないのだろう?
小さいながらに色々な違和感を覚えた。
昔から根強く残る性別へのイメージ。
男の子は強く、女の子は優しく。
ずっとその中にいるとそれが“普通”になる。
“普通”の枠から外れると“異質”にみられる。
心はこうしたいのに頭ではできないという。
そんな葛藤を毎日続けるのは辛いだろう。

“普通”じゃないのは“個性”なのだ。
みんながそう思えばそれが“普通”になる。
性別に限らず人種も国も全部にいえる。
誰もが心から自由に生きられるように
まずは自分の“個性”から認めていこう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?