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その130 あの「しおさい」の向こう側へ。(銚子・香取・佐原旅②)

こんにちは。
先日仕事帰りに浜松町駅のホーム工事のため京浜東北線が閉鎖されていて、山手線外回りのホームに京浜東北線が走るという珍しい場面にぶつかりました。
カメラ小僧が電車接近の放送と共にカメラを向けていたので、何だろうなあと思いつつも、その隣で携帯の動画モードをオンし調整して撮りました。
行先表示も山手線と京浜東北線が交互で面白いことになってました。
たまには帰りが遅くても面白いことがあるんだなあと思った今日この頃です。
翌日仕事場で真っ先に言われたこと。「ちゃんと黄色い線の内側にいたんだろうなあ?」はい、守ってましたよう(笑)。

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前回のまとめ。よしついでに銚電乗ろう。

というわけで当日になったのですが、その日が寒の戻りで四月の半ばにさしかかっていたのに日中15度くらい、風はごうごうと吹きすさぶ環境でした。寒さに絶叫しながら降りて、急いで薬屋さんでカイロを求めました。
昔銚子電鉄を見た日以来数十年ぶりの銚子駅だったのに、感慨深さも母との思い出なんぞも吹っ飛ぶ寒さに負けました。

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準備が整ったのでそれでは、と銚子電鉄の切符自販機を探すも見当たらず。
JRの窓口で伺ったところ車内販売とのこと。そのまま銚子電鉄のホームに向かってっくださいと教えていただき駅構内に入り、反対側のホームへ進んでいきました。
あの特急しおさいに乗るときにみえたホームに着いた時には、電車が停車してました。おなじみの銚子電鉄社長の自虐ネタポスターを眺めつつ乗り込みます。実際みるとかなりレトロな車体です。
休日とはいえ、思ったより乗客がいるんだなあと一度車内を見まわしました。どうやら話をこっそり聞いてみると、犬吠埼灯台と温泉へ向かう人のようです。
一応どこへ行こうか目的地は決めていたものの、ここの皆さんが犬吠埼に行くのかということを知ってしまってからはどうしようか少し悩んでいました。私も実は行こうと当初思っていたからです。
ううむ。ならばこのまま自分は終点の外川まで乗っちゃおう。
一日乗車券を迷いなく購入したので、使わないともったいないですし。

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ところで話が変わりますが自虐ネタでさんざんネットで見てきたものの、すごく色々突っ込みどころが多い車内です。車両は二両編成で、進行方向の一両目はネットやホームページでも確認していた岩下の新生姜さんとのコラボ「ピンクニュージンジャー号」で、荷物置きのあたりにたくさんのリボンと風船、ぬいぐるみが飾られているファンシーな車内。皆さんはこちら側に集中して座っています。

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私が居るのは、ごく普通で懐かしい車内ですが中吊り広告のアクが強い(笑)。マッチョな体格の恐竜の被り物をした集団が、温泉に浸かっている広告が車両中に並んでいたのでした。
いやいや、個人的にはツボにはまってしまっていたので、笑いながらいくつか撮っておきました。途中の駅も個性的で各駅ごとに飾り付けがしてあったり、そもそも一日乗車券の日にち表示がマジックというところも非日常感を感じてしまいます。

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楽しみにしていた途中の笠上黒生(かさがみくろはえ)駅でのタブレット交換は素早すぎてわからなかったものの、実物をちらっとかかっているのを眺めてみたりしました。この駅では少しの時間待ちがあるので、乗客の中には車掌さんにタブレット交換について質問していました。
なんとなくこの路線は車内の皆さんで観光バスに乗っているような、静かな一体感があります。

そして犬吠駅に着いた時には、ほぼ乗客は降りてしまいました。とりあえずいなくなった車内を移動して、あのピンク一色の車内の飾りを撮りつつ、終点まで一人向かうのでした。

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次回に続きます。

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