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その133 隣の観光地は美しい。(銚子・香取・佐原旅⑤)

こんにちは。
ずっとお祭りが続いていて、毎週末が楽しい今日この頃です。
たとえ仕事で行けなくても、SNSから祭りの様子を見ることができるのは楽しいですね。
それにしてもSNS便利です。神輿渡御の地図もダウンロードできますので、その時刻めがけて現地入りすれば楽しめるのはすごく大きいです。事前に神社の氏子さんの町内会掲示板見に行かなくてもいいのは楽です。
また何も気にせず祭りがみられる日々がつ続くといいですね。

前回のあらすじ。今いるのは銚子だよね。醤油があるからそうだよね。

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SAGOJOの全国に何か所かある「TENJIKU」という宿泊施設は、その地域の手伝いを報酬で宿泊することができる会員限定の宿泊拠点です。リモートワークや移住を検討している方には便利な制度です。
その今向かっているSAGOJOの宿泊拠点のひとつ「TENJIKU香取」には自分にとって重大な問題がありました。それは二日前に来たメールにて分かったことでした。
じつは「このTENJIKU香取に猫が四匹いる」こと。
動物は好きなのだが、動物アレルギーで室内に一緒にいることができない自分ピンチかーい。。。と悩んだものの、今宿泊している方の一人も猫アレルギー持ちがおり室内に入らなければ問題ない条件で泊っているそうと聞いて、マスクと薬さえ飲んでいれば自分の方も問題ないのでそのまま宿泊することになりました。
以前から宿を探すときは、看板犬・猫がいないところを探してたんですよね。。。かわいいけど体質が自分の邪魔をする。。。

佐原駅の隣駅、無人駅でホームのみの大戸駅で降りてしばらく歩いた集落の一つに目的地があります。途中のコンビニで食料を買い込み向かいました。

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出発する前から写真で見ていたTENJIKU香取は、家の内部が大叔母の家にそっくりだなあと思ってましたが来てみてもその通りでした。入口入ると土間があり縁側の先に大きい居間がある、典型的な農家の構造です。中はリノベーションされていて今風ですが、間取りがまさにそれでした。
この家屋には元々屋根裏に住み着いている三毛猫が一匹、母屋には三匹の猫が住まう家だそうです。問題は家の主の三毛猫で、人懐っこいためカギを開けていると器用に開けて入ってくるそうなので、アレルギー持ちの自分たちは注意とのことでした。

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ちょうど宿泊者は母屋に集合していたので合流したところ、そこの猫の一匹としばらく遊んでのんびりしました。ああああああ猫かわいいいいいい、ありがとうございますありがとうございます、と遊ばれ人間椅子にも喜んでなりました(笑)。ここで何か月分のもふり成分を補充されました。いや、何年分かのストックになったかもしれない。
ちなみに夜三毛猫の訪問は寝るまで続きまして、ありとあらゆる扉や窓から「あーけーろー」の鳴き声と張り付いたシルエットを拝みました。。。まるで殺人鬼に追い詰められたホラー映画みたいな展開でした。本当に申し訳なかった。。。
彼女を外で撫でてやったときは、信じられないくらいのエンジンのふかし音みたいなゴロゴロ音を聞いてビビりました。最初何の音か理解できなかったぞ。。。

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最終日は佐原へ連れて行ってもらうことになりました。以前実家に帰ったときに行ったことはありましたが、実家周辺のギャップの激しさは相変わらずでした。実家周辺は典型的な現代日本の田舎町、そしてこちらはタイムスリップしたような古い日本家屋から昭和の看板建築並ぶ運河と水路の街です。
いいなあ佐原、とつぶやきながら風景や看板建築を撮りながらぶらつきました。

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昼食は佐原周辺の名物に豚肉があると聞き、とんかつを食べました。いつも来るときは川魚のつくだ煮やウナギ、コイなどを食べていた私には新しい発見の一つでした。また来るときには面白い発見ができるのか楽しみになったひと時でした。

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次回は稲穂が垂れる時期ぐらいに来て、外でBBQしたいですねえと言い合いながらTENJIKUへ戻り、家主の三毛猫にいとまを告げる代わりにもふり、別れを惜しみました。

こんな形で実家周辺に来る機会はあまりなかったので、感覚的に新鮮な旅路でした。
次回はあの銚電ポスターにあった温泉に入ってこちらへ向かいたいと思います。

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