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その141 馬も人も同じようなことをするのね。(北海道馬旅②ノーザンホースパーク)

こんにちは。
台風のおかげで早上がりした日、英国前女王陛下の国葬の中継をネットで見ていました。
その時、昔ははと話していたことを思い出しました。
「そういえば、英女王夫妻って日本に来たことあるの?(私が小さいころに皇太子夫妻が来日した記憶はあったため)」「あんたが生まれる前に来たよ。新幹線乗りに」「は?。。。新幹線??。。。そんな理由で日本に来れるのか?」「あの当時、東海道新幹線が世界一速い電車だったからねえ。乗りたかったみたいだよ」「マジかよ(笑)」
ふとこの会話を思い出して検索したところ、読むと当時の国鉄幹部の胃が痛くなっていたことがわかるような記事発見。お疲れ様ですー。
かの荘厳で厳格な国の、ちらりとお茶目な一面をみせてくれた女王陛下に思いを馳せた今日この頃です。

前回のまとめ。ノーザンホースパーク、懐かしい府中競馬場の香りがする。


ウインドインハーヘアさん発見。


それではウインドインハーヘアを見に行きましょう。
放牧場所は地図を見た結果(ここで現地に着いて初めて確認した)、目の前のパドックにいるようです。しかし、あまり知識ない自分でも分かるのかな?と心配していましたが、分かりました。
人も馬もご年配の特徴は同じようです。パドックの中でポニーや他の馬と共に、小柄というよりは小さくなった感じの馬が一頭いました。気づく方は写真を撮り、かの馬を知らない方はパドックの風景を楽しんで通り過ぎていきます。おお、あの方が、と思いながら写真を撮っ。。。撮りづらい(笑)。馬って意外とちょこちょこ動き回る動物なのかと、カメラを構えながら思わずつぶやいてしまいました。
お、この姿いいな。ピント合わせて。。。といる間にいなくなります。この後の旅の最中ずっとそれを思い知らされるとは思いませんでした。
それに対する対策は「撮りたい思い通りの姿になるまで、構えて待つ(笑)」。フルオートフォーカスにモード変更しても、この事態には効果がありませんでした。

エゾコゲラ。携帯の望遠レンズの限界に挑戦(笑)。
保護色過ぎて一瞬見失うけど、幹を叩く音で気づきます。

牧場を歩きながら、馬のある風景を撮りつつふらつきました。
林の中のパドックに着いたとき、聞きなれない小鳥の声。すごく小さく見たことがない柄の鳥が目の前を横切りました。
樹の幹に止まってから、コンコンコンコンと樹をつつく音で、キツツキの仲間か。あとで調べたらエゾコゲラのようです。


ヴァーミリアン。
エルコンドルパサーとスカーレットレディの子です。


フォゲッタブル。
ダンスインザダークとエアグルーヴの子です。


鹿駁毛という毛色も初めてでした。
名前もスイーツと可愛い。


そのあとも点在するきゅう舎を覗いて写真を撮ってのお散歩をしました。かなりきゅう舎は暗くてカメラも限界なところは、携帯で撮影しました。
ウマ娘で育成した馬の子孫たちにも何頭か会えました。
それと毛色の種類も知っている以上に変わった色の子もいました。月毛というベージュに近い色の毛色の名前もあるんですね。馬の種類も荷物を運ぶのに使われていた品種の馬もいて、色々な馬を比べて特徴をみることができる、生きた馬の博物館のようでした。

月毛の子。目の前で寝だす(笑)。


間近に私が立っていますが、睡魔に勝てないポニーさん。


しかし見ていて思いましたが朝から活動していたためか、けっこう居眠りしている子が多い気がします(笑)。それはそれで無防備な寝顔が可愛いのです。船を漕ぐのは人と同じでした。でも立って寝るのは人とは違いますね。
ああいう風に安定して立ち寝できたらいいなと思ってしまいました。




色々なところにお馬さん。


ぐるりと回った後は、お昼です。ここのレストランのご飯は美味しいと聞いていたので楽しみにしていました。
レストランへ行くと、かなりの列が。しかし家族で見えている方が大半だったので、それほど待たずに入れました。この時思いましたが、一人で見える方が意外といらっしゃったのが印象的でした。競馬関係者というよりは、競走馬が好きな競馬ファンのようにお見受けしました。
ご飯は少し悩みつつも、生ビールとハンバーグにしました。ジューシーで野菜盛りもりの一皿でした。あ。このビールはサッポロクラシック。うれしい、このビールを飲みに来たと過言ではないです( *´艸`)
ようし、滞在中はビール飲み続けるわよう。



気持ちよさそうなウインドインハーヘアさん。


腹ごなしにハーブガーデンを一周して、またきゅう舎巡り二周目へ。
午前と午後で馬が出入りするようで、メンバーチェンジがあるようです。
お仕事終わった馬たちは水浴びをして自室に戻るようです。馬も人のように、洗っているとき気持ちいいのかフンスフンスと鼻の穴を広げて息を弾ませていました。たまたまウインドインハーヘアも放牧から帰ってきて水浴び中で、気持ちよさそうな表情を浮かべていました。


お仕事(ショー)頑張ってください。


にぱっ☆

そういえば、ポニーショーを見ていなかった。一周目でショーへ行くポニーを撮らせていただいたものの、見るのを忘れていました。急いで会場へ行ったものの、もう終わりでした。。。お見送りをするポニーさん。笑っておられる。会場中に響くお子さんの黄色い声。行きのバスで抱えていたお馬さんのぬいぐるみはどうやら、このポニーのぬいぐるみのようでした。終わりを名残惜しむお子さんで埋まる会場を通り過ぎて帰り支度を始めました。

思っていた以上に楽しんでしまった、ノーザンホースパーク。
明日以降は移動時間がシビアになるけれど楽しみになってきました。この後は宿泊地の苫小牧に行く前に寄るところがあります。
私も先ほどのお子さんたちのように名残惜しみながら、送迎バスに乗り込みました。

次回に続きます。




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