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その96 ちょっと上水路を見に行ってくる。

こんにちは。
グーグルフィットを携帯にインストールしてみました。
筋トレのアプリと連携し仕事場でもポケットに入れておいたところ、軽く一日の目標歩数をクリアしていました。。。
あの狭い場所でうろうろしすぎじゃないのか。。。設定値は調子に乗って一万歩にしておいたはずじゃないか(;^ω^)
自粛で一気に太った理由を知った今日この頃です。
自己管理の大切さを知りました。。。

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どこか花見に行きたいなあと散歩がてらの遠出を考えていたときに、あそこへ行こうと思い立ち出かけました。
目的地は拝島。いつもは石川酒造さんでビールと日本酒を楽しんでくるのですが、今回は反対方面へ行きます。

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玉川上水を完全踏破してみたいと以前から思っており、試しに歩いてみようと出かけました。上水沿いに育ってきたので、いつか羽村取水口へ行ってみたいと小学校のころから考えていました。

西武拝島線の横田基地へ延びていく線路を越えて、玉川上水沿いを歩き始めました。

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遅く出てしまったため、羽村取水口まで行くと暗くなりそうです。上水沿いのソメイヨシノを眺めながら、どこをゴール地点にしようかふわふわ考えていました。
お昼ご飯も上水沿いで食べようと、新宿駅で駅弁買って中央線に乗り込みました。次回は西武拝島線でここまで来てみたいところです。

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玉川上水沿いは何カ所か当時の姿のまま環境保全している場所があり、この地域もその一つに当たります。ほかの地域は暗渠化していて、その上に遊歩道と公園が作られています。
私の家のあった隣町には同じく環境保全している場所があり、夏にタコ糸とスルメを持ってザリガニ釣りを柵から手を伸ばして挑戦していた思い出があります。

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もそもそサンドウィッチを食べながら、最終目標地点を上水沿いに指を滑らして考えていました。
そのとき、あるものを見つけました。

酒蔵です。そういえば田村酒造、嘉泉の酒蔵が上流にあるよと、以前石川酒造で聞いていたのです。
距離もここから程よい距離にあります。
この酒蔵は見学ができないけど(要団体で事前予約)、日本酒を買うことはできたはず。
目標地点が決まったところで散歩再開です。

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玉川上水とこの地域をGoogle先生を眺めながら進んでいて思うことは、すごくわかりやすい崖線と河岸段丘の土地だなあ、と歩いていて実感しました。玉川上水はが台地上の最高地点を通って流れており、そこから多摩川沿いを望むと一気に開けた土地を見ることができます。
大学周辺も似た地形でしたけれど、それ以上に高低差のある地域だと思いました。

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途中で上水路から離れ、酒蔵へ向かうために坂を下りて集落内の道を進みます。
今は閑静な住宅街ですが、昔から田畑の広がっていた土地だったとわかるような平坦な場所です。
今でも畑が残っていて、古くからの農家の家の構えが残っているところも見受けられました。
裏に住居が付いた駐在所も健在していました。都内にもまだこの形式のものがあるのか、とびっくりしました。
歩いている道から崖の方を見ると、玉川上水沿いの並木がみえます。多摩川から取水しているのに高いところを流れているのは不思議な風景ではあります。

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地図を眺めながら、田村酒造の入口へ到着しました。裏口で看板がないのに、Google先生がここ、ここだよ(*'▽')、といつもの無茶ぶりをかましてきたので、進むのをためらいました。
どう見ても人家の入口にしか見えない場所をええい、と進むと、池と見覚えのある小川の流れが人家沿いに流れています。
これって玉川上水の分水だ。石川酒造にも同じものがあったあれかも。
あとで地図を見たら当たりでした。川魚が鱗をきらりと反射させながら素早く遠くへ泳いで消えました。

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その流れの反対側に酒蔵が、正面には酒の仕込み蔵がみえて安心しました。田村酒造のシンボルマークのような仕込み蔵のレンガ造りの煙突をしばらく眺めていました。
酒蔵の一つがショールームになっており、ぐるりと見てから事務所で無事日本酒購入しました。おまけで酒粕も頂きました。

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目標達成したので、駅に向かいます。
途中で立派な日本家屋だなあ、と眺めていたら保存住宅でした。先ほどの酒蔵の分家の屋敷とのことです。
向かいに教会があるのですが、元々は郵便局でここの家の人が見ていたそうです。屋根瓦に郵便マークがついていますと教えてもらいました。

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こうして駅に着き、帰途につきました。
酒粕は中に入っていたレシピの一つ、素揚げで食べてみました。揚げもちみたいで日本酒がすすみました(*´▽`*)

次回は羽村取水口に先に行き、酒蔵巡りしながら玉川上水を歩いて行こうかと思います。

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