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その131 それは、ゲーム画面みたいな景色の数々。(銚子・香取・佐原旅③)

こんにちは。
やっと東京にもお祭りが戻ってきて、毎週末見に行く今日この頃です。
びっくりすることに、まだ小さいお子さんはまだ祭りを見たことがない子が多いそうですね。ずっと中止でしたし、気づかなかった事実でした。
お子達よ、これから夏が来るんだぜい。
最近のお祭りで和むのは、神輿渡御で並走(というか歩き)で付いていく法被姿のじいちゃんたちです。昔担いだ記憶で一緒に歩いているようです。
お子さん方よりもうれしそうな様子なのが良きです。

前回のまとめ。銚子電鉄、いろいろ面白いぞ。

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というわけで犬吠埼灯台を目指すのは面白くないと思った私は、キャベツ畑の真ん中を通り抜けて終点の外川(とかわ)まで乗っていきました。
降りてからGoogle先生を立ち上げつつ、まずは漁港に行こうと足を向けました。
急坂から見える外海は北斎の浮世絵か、海外のサーフィン画像のようなダイナミックな波がどおんどおおんと打ち寄せてました。うわあ、乗りたくないなあこのビックウェーブに。。。というか、今の波、よくあの中をサーファーが潜り抜けているあの感じの波じゃない?絶対こんな日に船に乗りたくないなあ。。。などと思ってました。

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漁港は予想通りお休みで、漁船も陸に上げられていました。
まだお昼まで早いけど、何か食べられないかな。少し歩くと、どうやら営業中の食堂を発見しました。幟が上がっているからいけるよな?と恐る恐る入り、そのまま早い昼食をとることになりました。
ご家族で切り盛りしているであろう食堂で、ボリューミーな定食。目の前には店名と同じ名前の漁船が停泊しています。まだ正午まで時間があるのに、帰るときには店内の席がどんどん埋まっていきました。
周りのお話に耳を傾けていると、どうやら犬吠埼観光してから車を走らせてきた方々が多く、こちらは穴場スポットのようでした。
そういうのを知ると、少し得した気分になりますね。
Google先生に周辺をみてみたところ、意外と漁師さんが開いている食堂が多いみたいです。中にはカフェもあるのはちょっとした驚きです。共通しているのは、あまり凝った看板を出していないところです。しかし通りすがりに中をのぞいていくと、お客さんでどの店も繁盛しているところでした。

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そんな漁港を通り過ぎて、目指すは銚子ジオパーク千騎ヶ岩。長崎鼻と比べて近いかもと思ったのが理由でした。もう少し海岸線に進んでいくと屏風ヶ浦がある地形です。

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これはいい磯浜がある予感だと歩いた先にあったのは、昔攻略したゲーム「MYST(ミスト)」の一場面みたいな岩場へ伸びていく一本道でした。天気が不安定で風が吹き荒れているため、空の色が次々と変わっていきます。その風景は絶景すぎてしばらく見とれ、風の豪音を聞きながらひとり誰もいない道の真ん中で静かに眺めつつ、岩の近くに進んでいきました。
途中で柵があったため残念ながら引き返すことになりましたが、岩場へ続く道の防波堤に腰かけてこちらでコーヒータイムとしました。

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奈良行きから導入したサーモスの山行水筒に熱湯を詰めて、ドリップパックでコーヒーを淹れて一服。「絶景見ながらコーヒーを淹れて一服」の野望は着々と達成されつつあります。
次回はカップ麺持参して食べるのもいいなあ。しかし、ほかの漁師食堂も行きたいのでその計画はほかの場所かな。
時計を見て、次の電車は見送ってそのあとの電車に乗ろっと思ってまったり過ごしたのでした。

次回に続きます。

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