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その105 少しづつなくなっていく風景。(銀座路地裏探検④)

こんにちは。
段々暑くなってきました。まだ暑さが序の口なのが毎年この時期に震えますね。
いつ半袖になるかのタイミングもこの時期から考えます。しかし、室内の空調に弱い私は年がら年中長袖で暮らしています。最近は長袖Tシャツも通年で売っているので、そろそろ新しいのを買いたいなあと思う時期でもあります。
自転車通勤のときも転倒を考えると、長袖のほうがなぐさめ程度ですが念のために着て乗っていました。
たまに暑くないのか聞かれますが、室内にいる時間を考えると長袖のほうが荷物にもならないし楽な人です。
そろそろ空調の試運転も検討しないといけない今日この頃です。

前回のまとめ。日比谷のガード下の煉瓦のアーチは最高。

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後日、銀座一丁目から三丁目側の路地裏も歩き回ってみました。

先ずは宝童稲荷にお参りをしました。以前は舗装されていない道で、雨の日にはみずたまりができる場所でしたが、道幅を広げて石畳に変わりました。
薄暗い印象の路地裏もこざっぱりとした明るい場所に変わっています。
ここのお稲荷さんの幟をおさめている方や会社のラインナップは錚々たるものです。さすが子宝と会社繁栄の御利益のあるお稲荷さんです。

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このお稲荷さんの路地の向かい側にさらに暗い路地があります。幸い喫茶店の入口があるのでここが道だとわかります。しかしその先は店舗の裏口が続くので、歩いてみます。
すると無印良品の裏側あたりに出られます。

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また歩いて路地裏見つけてはずんずん入って抜けて行って次の路地裏にを繰り返して、あみだくじのように進んでいき京橋の手前まで進みました。

四丁目以降とここの地域は雰囲気が変わっていて、古い建物が日本建築や長屋がまだ残っています。
建物自体が歴史を語っている医院の建物などを見ても、まだここは人が住んでいて生活している空気がある場所もあります。そこだけがタイムスリップしてしまったような感覚に陥るような地域です。
仕事場が四丁目周辺だったためこの辺りはあまり詳しくないのですが、特に一丁目から二丁目の路地裏は懐かしい昭和の空気感がある建物が多く、昔から好きな場所でした。

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しかしバブル時代の跡か駐車場が目立ち、虫食いのような空き地が多いのも印象的です。
長屋の向こう側が空き地、奥に高速道路が見える少し悲しい風景の路地裏もあります。
片側が空き地のためか路地も一緒に消えてしまっているところも見受けました。

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京橋に突き当たったので、戻ることにしました。途中で見つけた大衆割烹の店がまだお昼をやっていたので、勇気を出して初来店してみました。以前から気になっていた店で、入ってみたかったんですよね。銀座のおしゃれな店とは対照的な、サザエさんの男性陣が仕事帰りに寄っていきそうなお店です。

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もりっとご飯と、どおんと具だくさんの汁物。そして一尾さばかれた量とわかるアジのたたき。ご飯は女性だから少し控えてくれたようにみえますが、普通の女性なら顔色変わるくらいかなあ。
こういう男性が多く来店するであろうとわかるボリュームの定食は好物です。ふふふふふ、完食するぞい( *´艸`)

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こうしてお腹いっぱいになって店を出るころに雨が降り出してきてしまい、路地裏探検はいったん終了です。
次回は銀座通りを越えた、昭和通りとの間の地域をぐるぐるしていきたいです。

また家で地図の確認をしてから、作戦を考えましょうか。

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