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気をつけて欲しい!次亜塩素酸ナトリウム消毒液の正しい使い方

発端はダイソーで感じた違和感

先日、ダイソーに野菜の栽培に必要なものを購入しに行った時に、気になったことがありました。

厳密にいえば、もっと前から気にはなっていたのですが、その意味するところをしっかりと考えていなかったということになります。

違和感の1つ目は食器用、衣料用のブリーチ(漂白剤)がいつも売り切れていること。

新型コロナウイルスに対する対策として、アルコールの代用となることから、売り切れていることそれ自体は違和感の原因ではありません。

問題はもう一つの気になっていることとセットになっていること。

そのもう一つとは、「スプレー容器」が長期間売切れになっていること。

先ほども触れましたが、私はマンションの小さなベランダで野菜の栽培をしています。栽培が気になる方には別途マガジンを投稿していきますのでそちらでご確認ください。

今回の本題はあくまで「新型コロナウイルス」に関する部分です。

野菜の栽培で最初は必要なかったのですが、プランター栽培にはじまり、水耕栽培、リボベジ・・・と増やしていっており、途中でスプレーが必要になって気づきました。

栽培コーナーに無いなら、掃除コーナーかな?

探してみるとやはり無い。探しているところが間違えているのかと思いましたが、ごっそり吊り下げフックが空になっている一帯がある。

もう一度、栽培コーナーに戻ってみるとやはりがら空きフックが。よく見ると小さな貼り紙があり、「スプレーはお一人様1つでお願いします」の文字が。

ここでやっと2つが結びつきました。

そっか。みんな漂白剤とスプレーをセットで買っているんだ!

ここで私は危機感を感じ、私がやっているYouTube、Twitterなどで、みんなに注意喚起を促すことに至ったのです。

まず、今回売切れが続いている漂白剤。漂白剤には「塩素系」と「酸素系」がありますが、新型コロナウイルスは「ウィルス」なので、「次亜塩素酸ナトリウム」がTVなどで取り上げられており、それを含んだ漂白剤が売り切れているわけですが・・・。

塩素系漂白剤は大変強いので、希釈する際はもちろんのこと、希釈したものを使用する時ですら「手袋」を着用したほうがいいものです。

具体的には、指紋がなくなるなど、皮膚を溶かしてしまいます。

大事なことなので繰り返しておきますが、「希釈したものでも手袋を着用しての使用が推奨されるもの」です。


私が気になっているのは、みんなひょっとしたら希釈したものをスプレーに入れて、そこら中に噴霧しているのではないか・・・


考えてみてください。厚い皮膚ですら手袋をしたほうがいいものを、清浄な呼吸器の中に入れていいはずはありません。

細かい霧となった漂白剤を消毒したい対象に向かって吹きかけることで、吸い込んでいる人が大勢いるんじゃないかという心配。


正しい次亜塩素酸ナトリウム消毒液の使い方

正しい作り方は、動画やSNS、サイトで紹介されているのでそちらをご覧ください。

私からは希釈して作った消毒液の正しい使い方をご紹介します。

使い方といっても難しいことはありません。

ポイントは3つです!

①スプレーではなく、ペットボトルなどに希釈して使用する。

②消毒したい対象に吹きかける・かけるのではなく、クロスやペーパーにかけて拭く。

③なるべく1日、無理なら数日で使い切る分だけ作る。

先ほどもお伝えした通り、「噴霧」は危険です!対象を消毒することはできるかもしれませんが、消毒液を吸い込む確率は限りなく高いです。なので、なるべく液体で使用することが重要です。

消毒したい対象に直接かけるのではなく、ペットボトルの口からペーパーやクロスに垂らしてから、そのクロスやペーパーで対象物を拭き取ってください。

大抵は水道水で希釈すると思います。また、一回作るごとにペットボトルを変える人は少ないと思います。衛生のために消毒液を作っているのに、水や容器が汚染されていては意味がありません。

なるべくならその日中に、難しければ数日中に使い切る量を作りましょう。

私は介護施設で数年働いていましたが、新型コロナウイルスとは関係なく、強力な業務用の次亜塩素酸ナトリウム消毒液を使用していました。

高齢者は免疫力が低く、また色々な人が色々な病気を持っているため、感染させないためです。

次亜塩素酸ナトリウムが含まれている漂白剤や消毒液は有効ではありますが、正しく賢く使用してこの事態を乗り切っていきましょう!!!

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