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【聞く力】について考える【聞けなければ、話せない!】【話し上手は、聞き上手!】

 私の会社の社名は「(株)櫻井弘話し方研究所」です。取材などを受けるとき、「話し方の先生ということで、私の話し方を観察されているのではないかと思うと非常に緊張します」とよく言われます。

 「話し方」は言語・音声・表現方法などとして「アウトプット」されたもので、自分自身のものの見方や考え方、人となりなどが抽出した結果ですので、とても重要な部分と言えます。

 しかし、「話し方」という「アウトプット」の仕方を考えるとき、【大前提】として「聞き方」という「インプット」の仕方が問われるのです。

 つまり、「話すと聞く」は実はセットになっていて、その「関係性」と言えば、【聞けなければ、話せない!】となるのです。「相手の話をしっかりと聞けなければ、相手に対してきちんと話すことはできない!」という関係になります。 

 そこで、「インプット」と「アウトプット」の間にその必要になってくることが「考える」という「プロセス」になります。

 したがって、「聞く力」というのはまるで普段は土で隠れてその存在すら気づきにくい「木の根っこ」のようなもので、非常に広く深い「力の源」と言えます。

 今回からは、この「聞く力」を様々な角度からじっくりと考察していきます。そして結果的に【話し上手は聞き上手!】ということがご理解いただけると信じています。

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