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ドキドキの審査会

型大会と前後します。

道場に通い始めてちょうど一年ほど経った日です。

師範から
『(39)そろそろ審査を受けたらどうでしょう?』
と、打診されました。

さて審査とは?と、❓が一杯でしたが、
よく聞くと帯が上がるということでした。

帯が上がるなんてまだまだ先のことだと思っていたので
ビックリしたのと同時に、とても嬉しく思いました。

(39)に『審査、受けてみる?』と聞いたら
私と同じビックリした顔で
『受けてもいいの?』
『先生も受けていいって言ってたよ』

その日から、審査に向けて
稽古が一段と厳しくなりました。

柔軟体操から腕立て伏せ。
基本稽古から、移動稽古。コンビネーション。
その帯に合った型をやって、ライトスパー。
盛り沢山です。

体もくたくただし、頭もいっぱいいっぱいです。

さあ、本番。
ドキドキわくわくの審査会です。

顔つきも何だかたくましく見えます。
こんなにも大きい声が出るんだと思ったほど
元気に『せいっ』と、言ってました。

所々、ぽかっと飛んでしまうところはありましたが
得意の二段蹴りは見事にクリアしました。

一通り終わって、最後の組手です。
試合でもないのに夢中で手足を動かしてました。

一年でこんなにも変わるものなんだと
しみじみ思いました。

無事に審査は受かりました。

橙色の帯をもらいました。

見慣れない帯に私も(39)も戸惑いながらも
いつも通り稽古は始まりました。

ちょっとずつ、ちょっとずつ。
こうして成長を見守れるなら、
長く続けて欲しいと思いました。

こうして初級を卒業した(39)でした。

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