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2024/2/11 夜明けのすべて

・昨晩更新出来なかったので、今電車の中で更新。

・朝起きて窓際を見ると水耕栽培していたヒヤシンスが花を咲かせ始めていた。水耕栽培、なんだかんだで楽しいな。日々の成長を分かりやすく見れるのが良い。可愛い。

・洗濯などを済ませた後に外出。映画館へ。

・三宅唱監督の『夜明けのすべて』という映画を観た。とても素晴らしかったな。

・三宅監督の映画は『きみの鳥はうたえる』も『ケイコ、目を澄ませて』もとんでもなく良かったけど、今回も期待通り、いや、期待以上の傑作を持ってきてくれた。

・内容も勿論良かったんだけど、何よりも感動的なのが温度や香りまで伝わってきそうな程美しくて暖かいショットの数々。コレばかりは言葉では表現できない。陽の光が、街の灯りが、プラネタリウムに映し出された星々の煌めきが、言葉を超えて僕の心に直接語りかけてくる。僕はそういう映画が好きだ。“映画“という媒体以外で表現出来ない“何か“を映し出している。これは奇跡と言っても良いのだと思う。そういう意味では、『夜明けのすべて』は特別何か大きなアクションやエンターテイメントがあるわけではないが、最も映画らしい映画だと言えるのかもしれない。

・劇中で山添くんが言う「3回に1回は助けられると思う(意訳)」という台詞の良さが今も身体を染み渡らさる。丁度良い、と思った。自分の範疇で、助けられるなら助けたい。近過ぎず、遠過ぎず、丁度良い。とても優しいと思った。

・先日『哀れなるものたち』を観た時も「年間ベスト!」と思ったけど、今回も性懲りも無く「年間ベスト!」って思ったな。

・三連休の真っ只中だからか劇場に家族連れも何組か入っていて、最初は「子供はこういうのつまんないかもなぁ」とか勝手に思ってたけど、見終えてみると、結果的にとても子供にも観てほしい映画だったので、その親御さん達は素晴らしい事をしたのだなと思った。例え、今面白いと思えなくても、いつかこの映画を観たという事が意味を持つ日が来て欲しいと、密かにそう願った。

・イオンで買い物して帰ろうかなと思ってたけど、映画の余韻があまりにも深く、気付いたら直帰してたな。金欠なので助かった。

・最近絶賛風邪気味中なので、晩飯は鮭の炊き込みご飯、大根とひき肉のトロトロ生姜煮、豆乳の味噌汁を作って食べた。思い付く限り出来るだけ身体に良さそうなメニュー。全部ベースは同じような味付けだけど、バラエティ豊かな味がして美味しかった。

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