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2023/9/21 PERFECT BLUE

・起床。今日も今日とて映画館へ。

・少し早いが、昼にはPARCOに到着。せっかくだから何か良い昼ごはんでも食べようかなって思ったけど、PARCOって絶妙に“丁度良い“って思える飲食店が無い。結局『鎌倉パスタ』でお茶を濁す。

・自炊をするようになってから、外食で食べるパスタが“高すぎる“という風に思うようになった。他の料理もそれはそうなんだろうけど、パスタだとその高低差がより顕著に感じられるような気がする。値段が高い分、味はまぁ美味しいとは思うんだけど、別にパスタって家でも全然美味く作れるからな…という部分もある。逆に言うとパスタは1番自炊のコスパの良さを感じさせてくれる料理だとも言えるのかもしれない。

・映画まで時間があったので、古着屋を物色。これから涼しくなっていくだろうから、なんかベーシックで何にでも合わせれるジャケットとか欲しいなぁ。ジャケットを私服に取り入れるという事を今までした事がないから、してみたい。案外一枚あったら使う機会が多いかもしれない。

・映画は『パーフェクトブルー』を観に来た。なんの記念か分からないが、今映画館で再上映されている。今敏監督の長編デビュー作で、言わずと知れた超名作だけど、観よう観ようと思いつつこの日までズルズルと観れずにいたから、せっかくなら映画館で観れる今しかない!と思い立ち、観にきたのだ。

・今更言及するまでもない事かもしれないが、すっっっっっごい良かったな………。内容的にはかなりしんどいし、決して愉快な話ではないのだけど、でも絵も音楽も演出も全てが素晴らしすぎて観ていてとても幸せな気持ちになっちゃったな……。ラストの切れ味の良さとか、拍手したくなっちゃった。

・序盤の方のシーンに、彼女の未来の不穏さを表現するシーンとして、“カーテンの揺れ“が演出に使われているところを観て、「く、黒沢清…!!!??」って思ってしまって、それ以降ずっと頭の片隅に黒沢清がいた。僕って何故か全然関係ない映画観てる時でも黒沢清への愛が深まってしまうんだ…。(本当になんで?)

・関係ない、とは書いたが、空気感としては『CURE』や『回路』…。もっと言うとエヴァ旧劇やlain、あとラブ&ポップとか、その辺の作品たちを凄く思い出したりもしたな。世紀末〜ゼロ年代にかけての暗黒めいた雰囲気。凄くすごく好みだな…。現代もまた社会全体が病んできているような空気が漂っているので、この辺の時代の作品が今を生きる人の心にも共鳴のようなものをしているのかもしれない。

・帰りに駅のカルディでプーパッポンカリーの素を買ってみた。以前タイ料理屋で食べ、とても美味しかったので自作してみたい気持ちはあるが、一旦市販のものも試してみたかったのだ。

・カルディのプーパッポンカリー、めっっっっっっちゃ辛い。辛すぎて味分からんかった。ビビった〜…。卵混ぜてこの辛さかよ。店で食べたものはこんな辛くなかったよ…。いや、実はこっちの方が本国に近いのか…?うーん…。それにしても辛かったな…。以前買ったグリーンカレーもエグい辛さだったから、カルディのカレーはもう基本辛いのかもしれない。もう一回店のを食べたい…。

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