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2023/6/4 お耳に合いましたら。

今日はずっと絵を描いてた。デジタルの絵では無く、アナログの絵だ。絵の具を使うやつ。

ずっと進行途中で寝かしてた絵と、もう劣化してしまった昔の絵を復元させるのを同時にやってる。

アナログ絵、マジで数ヶ月単位で間を開けてしまうので毎回「あ、そういえばコレ無いんだった〜…」となる。近所に画材屋も無いし、通販も時間かかるし中々怠い。こういう怠さのせいでアナログ絵に手つけれないみたいなとこある。

絵を描きながら、ずっとAmazonプライムでドラマ『お耳に合いましたら。』を観ていた。

このドラマは、ラジオ好きなOLが自身もPodcastでチェーン店の料理の美味しさを発信するようになる話なんだけど、その語りに隣人や恋人、同僚、母親、親友など色んな人間との話が織り込まれていき、「人生〜〜〜!!」という味わい深さを感じさせる。エンディングでその回の登場人物が出てくるのとか良すぎてズルい。6話とか泣いちゃったな。

最初はなんとなくゆるく観れて良いドラマだな〜と思ってたけど、後半の話がどれも凄すぎて画面に集中してしまい、あんまり作業は捗らなかった。良いドラマだった。

ラジオは僕も好きで、今も散歩中とかもよく聴いている。今もずっと聴いてる番組もあるし、昔聴いてたけど今は聴かなくなった番組もある。

このドラマを観ていて、オールナイトニッポンを就活の時期にめちゃくちゃ聴いてたなぁって事を思い出した。今ではもう全然聴いてないし、結局就職もしてないけど、その時期を助けられていたのは本当の事で今もその思い出に救われている。楽しかった。苦しかったけど楽しかったよ。

これって人間関係も同じだなって思った。ずっと仲良い人と一緒にいられるわけじゃない。いられたら良いんだけど、そうもいかないのが人生のままならなさだ。でも、数年数ヶ月の少しの間でもその人と一緒にいて笑い合えたという事実があれば、大丈夫。寂しいけど、大丈夫だ。でもこの気持ちはちゃんと伝えておきたいね。

もう聴いていないけど、あの番組は今もやっている。もう会えないけど、あの人はまだちゃんと生きている。ずっと元気でいて欲しい。でも、もしこの先生きていく中でお互いの人生が交差する日が来れば、その時はまたあなたの話に耳を傾けさせてくださいって、そう思う。

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