見出し画像

2023/9/10 洒落臭イオン

・フォロワーと“レコードが聴けるカレー屋さん“なる店に行くために蟹江という土地へ行く。

・蟹江、マジでなんも知らん。好きなリサイクルショップがひとつあるが、それ以外はマジで何も知らん。Googleマップにもピンが全然立ってない。

・知らない街に心躍らせ、近鉄に乗って行く。近鉄も全然乗らないなぁ。関西にいた頃も全然乗った記憶がない。強いて言うなら奈良に行く時くらいかなぁ…。

・到着し、駅からしばらく歩き、目当てのお店『TOTAA』へ。

・店内にはレコードは勿論のことながら、本も沢山置いてあり、良い空間だった。レコードプレイヤー、欲しいんだよな…。去年越してきて以来買おう買おうと思い一年が経ってしまった。実はそんなに欲しくないのかな…。いや、欲しいが…。

・カレー屋さんだけど、結局ガパオライスとコーヒーをいただいた。美味しかった。人と来ても勿論楽しいが、こういう店が近所にあったら1人でも来やすくて最高だろうな〜、と無い過程に想いを馳せる。実際1人で来てじっくりと音楽や本を楽しむことが出来るのもこの店の魅力だろうからね…。

・しばらく歩き、前述していた僕の好きなリサイクルショップ『リサイクルくる』へ。

・何回来ても心ときめいちゃうな〜。リサイクルショップって色んなものが売ってて凄いなと思うけど、よく考えたら売ってる事よりも“コレを買い取った“という事そのものが凄いな…という気持ちになる。でも良い物を買うのにはやはり財力以上に根気と気力がいる。今日は何も買えなかった。

・歩いてもうひとつのリサイクルショップ『キンブル』目指して歩こうかと思ったが、歩くには結構遠いし、雨も降りそうだったので名古屋方面へ帰った。しかし駅に入った途端雨は降り出したけど、名古屋駅に着く頃にはもう降り止んで虹が出ていたので、マジで「僕って晴れ男なんだな」という気持ちになった。

・ノリタケの森にあるイオンモールへ行く。ここのイオンモールはちょっと変わった店舗(プラネタリウムや輸入インテリア雑貨の店等)が沢山入っていて、結構オシャレな雰囲気を出しているので同居人と僕は“洒落臭イオン“と呼んでいる。

・フードコートでマクドナルドの秋メニュー、月見パイとシャインマスカットのシェイクをいただいた。シェイク美味しかったな。シャインマスカット今年は食べれてないので食べたい…。

・名古屋駅で解散し、僕は映画を観るためにまた別のイオンモールへ向かう。イオンモールからイオンモールへ…。誰かが言った。「名古屋はデカいイオンモールだ」と。デカいイオンモールの中に小さなイオンモールが点在する街。それが名古屋…。

・腹は減ったが、イオンモールってちゃんと吟味しようとすると全然食べたい物を売ってる店がなくて驚く。どれもそんなに食べたくないのに割高なものばかりだ。結局フードコートに流れ着き、丸亀製麺でうどんを食べた。うどんとかカップ焼きそばを喉に詰まらせながら食べるのって気持ち良いよね。これって分かる?分からない??

・なんとなく『niko and …』で服や雑貨を物色する。『niko and …』の商品って可愛いけど、ロゴの『…』の部分が気になって仕方がない。nikoの後には何が続くのか。nikoとandするのはどこのどいつなのか。コレってあれ?『niko and …You!』って事なのかな?アタシの事????

・今日観た映画は『戦慄怪奇ワールド コワすぎ!』だった。ここ最近観てたコワすぎ!シリーズの最新作。めちゃくちゃ面白かったな…。でも“面白い“だけじゃ済まされない。あらゆる文脈の乗ったちゃんと現代の映画だったと思う。

・コワすぎ!シリーズの魅力のひとつとして、“工藤D(今作ではプロデューサーになってた)のめちゃくちゃさ“があるんだけど、2023年に公開する映画においてそれをどう描くか、という部分にかなり切り込んだ映画で凄かったな。

・冒頭から男らしさ、女らしさという話が出てくるんだけど、この会話もちゃんと後の展開に効いてくるのがめちゃくちゃ映画が上手いって感じる。最初から今作は工藤D及び、“男性の加害性“を描いた映画だったし、その上で「自分のそういう部分を認めた上で、何回でも殺していかなければならない」というメッセージは、なんというかとても胸にくる物があった。

・思えば、敢えて“女の怪異“に着目したのも、とにかく前へ前へ進むアクションが多かったのも、プリキュアのような応援シーンにも全て全てちゃんと意味が込められていたような気がして…、白石監督…あんたって人は…。

・メッセージ性の部分を抜きにしても、今作でも魅力的なキャラクターや異常なワンカット編集もたくさん観れたし、バカすぎる多幸感満載のエンドロールも楽しかった。良い映画だったな。

・でもこういう作品を撮った以上、これ以降工藤仁というキャラクターをどう扱っていくか気になる部分ではある。ここで終わっても綺麗だとは思うが、続きを欲する気持ちもめちゃくちゃあるな。

・良い映画だったな…という思いと共に、電話しながら帰宅。良い映画を観た後は人と話したくなるものだ。今日は沢山歩いたな。よく眠れそう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?