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「こどもがほしい」って口に出してみてわかったこと

病気のこともあったし、生活リズムだったり、金銭的のことを考えて
「こどもはほしくない。まつげくんとふたりの生活で十分楽しいからいい」
と、ずっと伝えてた。

それと同時に「わたしはこどもが産めないかもしれない。だから本当はこどもがほしいなら別れよう」
とも、ずっと伝えてた。
でも、まつげくんは「別れる気はない」としか言わなかった。
「こどもができなくてもいい」と言われたことはないけど、「可能性はゼロじゃない」って。

それでも、やっぱりこどものことは考えないようにしてた
「できないんだから、仕方ない」って

だけど、周りが妊娠したり、当たり前のように生理がくるのをみて
うらやましいと思っていたし、嫉妬して距離を置くようになった

「こどもはいらない」とは言っても、産まない選択をするのは
まつげくんにも、実の両親にも、まつげくんの両親にも申し訳ないと思ってた
「わたしのせいでこの人を父親にしてあげられない」って
「わたしのせいでこの人たちに孫を見せられない」って

まつげくんのお母さんは本当にこどもが好きな人だと思うと
なおさら、わたしの気持ちだけでその機会を奪ってしまっていいの?
それがずっと、後ろめたかった。

わたしの母は、兄嫁が妊娠したからおばあちゃんになれるけど
実の娘であるわたしのこどもをみたいかなとか
そんなことがものすごくぐるぐるしてた

人間関係と進まない治療に疲れ始めたとき
まつげくんに「妊娠しないこと・可能性が低いこと」の泣き言をよく言うようになった
特に何を言うでもなく、相づちをうつくらいか、慰めてくれるだけだったまつげくん

そんなある日、いつものように夜中に(迷惑)泣き言を言ったら
「じゃあこども産めばいいじゃん!そしたら誰に対しても申し訳ない気持ちはなくなるよ」って

そんな簡単な話ではないのだけど(笑)、その言葉にものすごく救われた
「そっか、産めばいいんだよね」って
それから、ネットで「こども ほしいかわからない」とかくだらないことを検索してたら
あるブログで
「こどもが欲しいかわからないっていうことを悩んでる時点でほしいと思ってる」
みたいなのを読んで、そうだなって
「ほしくなかったら、こんなに悩まないよね」って

そこから吹っ切れた自分がいた。

まつげくんに「こどもがほしい!」って言った
ずっとタイミングを逃していたまつげくんのお母さんにも、わたしの病気のことを話した
(デリケートな問題だし、賛否あると思うけど、妊娠のこともあるからわたしは知っててほしかった)
わたしの母親にも、「こどものことを考えている」と伝えた

そしたら、まだ妊娠したわけでもないのに、みんなすごく喜んでくれて
「もっと早く言えばよかった」って思った
こんなに悩むくらいなら、もっと早く「こどもがほしいけど悩んでる」っていえばよかったって思った

この日かちょっと、心が軽くなったというか
悩んでイライラすることも減ったと思う

まだまだこれからが大変なのはわかってるけど
まつげくんと「こどもは何人か、名前は何にしようか、性別はどっちかがいいか」
なんてことを話すようになった

まずは現状を知るために基礎体温をつけ始めて(1回挫折した)
なるべく体を冷やさないようにしたり、ストレスをためないようにしたり
風疹と麻疹の抗体検査をしようって話したり
抗体がなかったら予防接種をしなきゃねとか

こどもを産みたいって思ったことがほとんどなかったから
どんなことが必要なのか少しずつネットで調べたりして情報収集

まだ始まってはいないけど、どこを最終目標にするのか
いくつまでにできなかったらあきらめるのか
そんなことも少しずつ話してる

もちろん金銭的なことも話し合う

実母はあまりあてにはしてないんだけど(←)
まつげくんのお母さんに話を聞いてもらって、話を聞いて
これからのことを考えようかなって思ってる

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