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どうしようもなかった

あの頃は、自分の家庭は皆と違うとは思っていたけれど
普通じゃないとは思っていなかった。

世の中にはもっともっと辛い人がいるし
そんな人から比べたら私はまだ良い方だろうし
自分がもっと頑張って強くなればいいって
ずっと思ってた。

だって親がすることがどんなに嫌でも
どんなに悲しくても
どんなに辛くても
どんなに寂しくても

あの頃の私にはどうすることもできなかった。

私には強さが必要だと信じて疑わなかった。


自分のこころの中に取り残された自分

アダルト・チルドレンのこころの中には
幼いころに欲した気持ちが残ってしまいがちです。

子どもは当たり前に親に甘えることができるのに
その甘えを許してもらえなかった。

子どもは当たり前に寂しさを感じるのに
寂しいと言えなかった。

子どもは当たり前に親から褒められたいのに
怒られてばかりで褒めてもらえなかった。

子どもは当たり前に独立心が芽生えるのに
お前にはまだ無理と言われるばかりだった。

そんな気持ちが自分の中に置き去りにされることで
いつまでも癒されない気持ちを持ち続けてしまうのです。
それによって、今の自分が生きづらいと感じてしまったりもします。

そろそろ、自分の中にいる幼いころの自分に

もう大丈夫だよ
安心していいよ

と言ってあげたいですね。



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